レオナポーズ8

Vtuber postが終わることがただただ残念である。それは個人勢にとってもVtuber全体にとっても。

こんばんは、水無瀬レオナだよ。Vtuberなのに記事ばかり書いてる気がしますが細かいことは気にしない!!

今日は残念なお話で「Vtuberpost」というサイトが7月15日をもって閉鎖するとのニュースが6月5日に出てきました。もちろん個人的にもですが、特にVtuberという界隈にとっても残念なことです。VtuberPostはVtuber支援プロジェクトとして、主に個人Vtuberのデータベースやニュースなどを配信していました。

Vtuberpostやサイト閉鎖の詳細については以下のリンクからみてください。

本当に急な報告でただただ驚くばかりです。私も登録させていただいていたり、週間の再生数ランキングなどをよく見ていました。個人勢ウィークリーランキングとかあって独自性がとても好きだったのですが…
と、個人的な悲しみも当然あるのですが、一つ気がかりなのは「個人勢のため」のサイトがなくなっていってしまうことです。

個人勢のVtuber情報サイトは少ない

Vtuberのニュースサイト言えば、moguraVRであったりPANORA、vtuber zeroなどありますが、どちらかと言えば企業勢のタイアップ情報などが多い印象です。indiVTubersもありますが、やはり個人勢のサイトは少ないです。

私は常々、Vtuberの問題は「繋がれない問題」だと主張しているのですが、それは企業勢ではなく主に個人勢に言える問題だと思っています。

企業勢であれば箱がありますし、そもそも露出が多い。箱があればそこ経由で繋がれますし、露出があれば繋がりやすくなります。露出が多いというのは結局のところ人気があるからであり、さらに露出が増えて人気が出る。仮に「露出の雪だるま現象」とでも名付けておきましょう。(ちゃんとした名前があったら教えてください。)

この「露出の雪だるま現象」、ネットと言うより旧来のメディアの方が良く見受けられる現象だと思います。
テレビなどはチャンネルの数は限られており、その現象の恩恵を享受できる人は限られます。

しかしネットであれば拘束されるチャンネル数の縛りだって特にないのです。世の中にはいろいろな嗜好の人がいてその人達にとって幸せなのはたくさんの選択肢があること。であればいろいろな、従来であれば日の当たることのなかったであろうニッチにも露出のチャンスはあるはず。ですが…

目立つVtuberばかりが目立つことのデメリット

当然ニュースサイトも需要のある記事を書く必要があります。だれも興味のないニュースばかりではだめですからね。仕方のないことではあります。

しかし大多数が好む良く知られたVtuberの似たようなニュースばかりが流れたとしたらどうなんでしょうか?王道を好む人にとっては良いことかもしれません。しかし、残りの少数の人にとっては?

界隈全体のメリットを考えると、そんな少数の人よりは大多数をと思うかもしれません。しかし、そもそも新しくバズるVtuberも元は有名ではありません。そんなVtuberを発掘してくるのはそういった少数派の人たちなのです。マーケティング戦略でいうイノベーター理論ですね。アーリーアダプターとか呼ばれています。詳しくは調べるか、私の戦略学講座でいつか取り扱う日を待ってくださいww

幸い、少数派の発掘してくるファンというものは先取の精神から情報がまとまっていなくても面白いVtuberを見つけてきます。
ですのですぐに何か影響がということは無いでしょう。しかし、それらの人達の「手間」が増えることがひいては界隈全体のコストが増大につながると考えることも出来るでしょう。

少数派にとって居心地の悪い世界と言うのは系全体にとっても居心地の悪い世界になるのです。

まとめ

今回のVtuberpostさんのサイト閉鎖と言うのは一サイト閉鎖以上の重みがあるのではないかと。それは個人勢や規模の小さな企業勢にとって自分たちの露出が減ってしまうことを意味します。そしてそれは新人発掘にとってのコストが増大し、Vtuber界隈全体にとってもダメージがあります。

願わくば復活をとは思いますがなかなか叶わないでしょうね。あるいは新しいVtuber支援プロジェクトが生まれくれることを祈るしかないですね。

出来ればVtuber界への投資ということであれば、こういう部分での投資もあればいいのかもしれませんが、こちらもまた難題が山積のようです。

それでは今日はここまで。また次の記事でお会いしましょう。さようなら!!

バーチャルYouTuberを嗜んでいます。 普段は動画を作っていますがこぼれ話を少々いたしたく