どれも正解です!「江の島」「江ノ島」「江島」
おはようございます、水瀬次郎です。
旅の話をします。
ゴールデンウィークですからね?
といっても私はゴールデンウィーク期間中は、仕事です。
まあ、それは、それで。
初夏の季節に「きれいだったなあ」と思い出すのは、
新緑の鮮やかさ。
私が個人的に「すごい良かった」と思っているのは、
奥多摩と江ノ島です。
ん・・・「江の島」と「江ノ島」、どっちが正しい表記でしたっけ?
どれも正解です!「江の島」「江ノ島」「江島」。
住所の表記は、「江の島」です。
「藤沢市江の島」となります。
ちなみに、「江の島」と表記されるものには、
江の島ヨットハーバー
江の島大師
江の島サムエル・コッキング苑
江の島シーキャンドル=展望灯台です。
などがあります。
公共機関系は「江ノ島」が多いかも。
江ノ島郵便局
江ノ島大橋
片瀬江ノ島駅(小田急江ノ島線)
江ノ島駅(江ノ島電鉄線:いわゆる江ノ電)
あ。湘南モノレールは、「湘南江の島駅」です。
江島神社の読み方は「えのしまじんじゃ」です。
江島神社は、
ご祭神は、天照大神あまてらすおおみかみが須佐之男命すさのおのみことと誓約された時に生まれた神で、三姉妹の女神様です。
・奥津宮の多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)
・中津宮の市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)
・辺津宮の田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)
この三女神を江島大神と称しています。古くは江島明神えのしまみょうじんと呼ばれていましたが、仏教との習合によって、弁財天女とされ、江島弁財天として信仰されるに至り、 海の神、水の神の他に、幸福・財宝を招き、芸道上達の功徳を持つ神として、今日まで仰がれています。 (引用元:江島神社ホームページ) (「江島神社について:御祭神」のページから引用させていただきました)
というように、「奥津宮(おくつみや)」「中津宮(なかつみや)」「辺津宮(へつみや)」と、ありまして、
さらに、
八臂弁財天と妙音弁財天が安置されている「泰安殿」があります。
泰安殿が「弁天堂」と呼ばれています。
海と山と崖のある島です。
鎌倉からでも藤沢からでも、陸から江の島を目指すわけですが、
広々とした相模湾の海。海ですよ海。砂浜です。
江の島へは橋を渡って行きます。歩けます。
橋(江ノ島大橋)を歩いていると、海風と潮の香りを全身に感じられるので、
久しぶりの海だと、めっちゃ騒ぎたくなるんですよね私の場合。
ずっと海の近くで住んでいる人にとっては、潮の香りは日常なのでしょうが。
橋を渡って江の島に「入る」と、
なんだか「領域」に足を踏み入れたぞ、という感覚がします。
エリア、もしくは、
ゾーン!
観光地でもあり、信仰の聖地でもあり、庶民感覚に近い料理屋があり、
散策コースも充実しています。
テレビや雑誌で紹介されている名所は、どこも素晴らしいです。
私がオススメするのは、
とにかく! 奥まで歩いていきましょう!!
です。
いまなら新緑で濃厚な森林浴気分を味わいながら、
島の奥への細道を進みます。
途中、断崖絶壁を見降ろせる場所があり、
階段沿いに料理屋があり、
石段を波打ち際へ下りていけば広くて荒々しい磯です。
歩いていく、歩いて戻る、
それだけでも満足感100%!
なにかをせずには、いられませんか?
せっかくの旅。いろいろしたいですよね?
私は個人的に、江の島は歩くだけでも素晴らしい場所だと感じています。
奥まで行って、戻って来る。
それだけでも満たされるものがあるのですよ。
ぐるりと満喫していると、時間が足りなくなるかもしれませんが、
歩いて行けるところまで行って、
そこから戻って来るだけの散策が、このうえなく体を「みたしてくれる」んです。
私は石階段のあたり、細道沿いのお店で食事を摂りました。
しらす、刺身、さざえ壺焼き。
海を眺められるパノラマの窓、ふらりとやってくる猫の姿。
海がオレンジ色に染まると、それはもう見事なまでに、ほめたたえたくなる夕暮れです。
宵闇は薄紫色を帯びて、さっきまでの明るい島内が神域の厳かさを増していきます。
自分流が楽しいです。
江の島、ふらりと散策に。
自分流が楽しいです。
あっちも、こっちも、あれも、それも、というコースもいいのですが、
お目当ての場所(目的地)を意識しないままに、
自由に歩くのもいいですよ。
自由に歩いたら、
また「もう一度」、来たくなります。
季節ごとに表情が違います。
冬も味わい深いです。
初夏は、これから茂り始める夏草の新芽で、色鮮やかです。
自分なりの「好きな場所」を見つけましょう!
あ。この場所、なんだか気持ちいいな。
そんな場所を見つけましょう。
見つかりますよ。
ありがとうございます。幸運がめぐりめぐって、あなたにも還りつつ、さらに私のもとへ再びめぐり、さらにまたあなたのもとにもめぐり、いつか「豊かな人生」だと気づきますように。ともに過ごせる世界と時代を喜び申しあげます。