僕のこれまでと、これから 04

これまで

ラップへの興味と初投稿

歌ってみたを介したHATED JOHNとの衝撃的な出会い。
そしてそこからニコラップというタグ(文化)を知った水瀬 海は、どんどんニコラップタグを漁っていきました。
そうやって聴いていく中で好きだったのが、ライジュウ、ありまつ
ライジュウを知った曲
https://www.nicovideo.jp/watch/sm26412543

ありまつを知った曲
https://www.nicovideo.jp/watch/sm25857786

後はこの辺のアレンジとかも聴いて、naqseさんやill.bell先生を知りました
https://www.nicovideo.jp/watch/sm22501222
https://www.nicovideo.jp/watch/sm25095034

ライジュウのREDBULLとかは今でも暗記してると思う
https://www.nicovideo.jp/watch/sm23719481

そうしてラップアレンジから段々と、オリジナルのラップ、自分の曲を作ってみたいと思うようになるわけで。
その頃はボカロやJ-ROCKの曲にラップアレンジを書いてみて、何人かに歌詞を見せて添削してもらったり、友人に録音したものを聞かせて感想を聞いたりしてました。
ちなみにいきなりDMで添削をお願いしたのにも関わらず、返事をくれたFMくんとありまつには今でも感謝してます。
2人がいなかったら今までラップを続けてるか、そもそもラップ自体ちゃんと始めてるか分かりません。

そんな感じで添削してもらったラップアレンジをニコニコ動画に投稿(現在非公開)していく中で、とうとう「ニコラップタグ」への初投稿をします。
あえてリンクは載せないのですが、マッッッッッジで下手くそです。
後これは僕の責任ではないのですが、トラックがゴリゴリ洋楽のサンプリングビートでHOOKまんま使われてるので、訴えられたら負けます。
なんか思いがけず時事ネタみたいになってしまったね。
そんなわけでネットラッパーX-kai-が華々しく(?)デビューしたわけですな。

非オリジナル

トラック提供タグからトラックを見つけ、初めてオリジナル曲を制作・投稿した水瀬 海。
その後もたくさん作詞をして、時に人を誘って、公募制のマイクリレーに応募して、研鑽を積んでいきます。
いや、積んだ気になってます。
というのも、この頃の僕にオリジナリティは全くない。
理由は明確で、サンプリングしてばっかりだから。
好きなラッパーのサンプリング入れまくって、それ以外のとこは思いついたフロウとにかく試して、リリックは韻踏みまくりで…。
そんな感じのラップだった。
韻踏みたすぎて何言ってるか分からない。
フロウ詰め込みすぎてぐちゃぐちゃ。
サンプリングたくさん入れた結果、自分自身の言葉なんか半分も無い。
もちろんサンプリングが悪いわけじゃない。
TPOというか、その曲に適したフレーズを取り入れることで熱いドラマが生まれることも間違いない。
ただ、闇雲にサンプリングを入れたとてそれは「自分の好きなフレーズ発表会」にしかならない。
正直、普通に曲を聞きに来た人はハテナになること必死なので、皆はやめような。
以上の理由から、前述の通り僕のラップにはオリジナリティというものが完全に欠如していた。

水瀬 海は引き算を覚えた!

もうタイトルの通りなんだけども、オリジナリティの無い詰め込みラップを2,3年程続けた辺りで「自分のラップは何か違うんじゃねえか…?」ということに気づき始める。
この頃は既にライブも出ていて、そこでこれまで知らなかったプレイヤー(ラッパー)達の曲を肌で感じたり、何より先輩方から直接アドバイスをいただいたことが"気づき"の大きな要因かな。
特に、御本人にも何度も伝えているように「かいくんは韻もちゃんと踏めるし、フロウも色々持ってるから、後はリズムキープをもうちょっと鍛えたらもっと良くなると思うよ」と言ってくれた4Mさんには心から感謝しています。
※そんなエピソードから生まれた楽曲もあったりする。
https://www.youtube.com/watch?v=aZ9fLfiNEJo

そんなこんなで「自分のラップはやりたいことをやろうとし過ぎてゴチャゴチャしている」と気づいた水瀬 海は、ひたすら足し算することを止める方向にハンドルを切るわけ!
引き算の始まり。
入れたいサンプリング、本当に必要なのか?
踏みたい韻、その為にリリックのメッセージ性がぼやけてないか?
やりたいフロウ、やりすぎてまとまりがないんじゃないか?
そんな風に無駄を削ぎ落として、今度こそ研鑽を積んでいった。
研鑽って、研ぐことだからね。
盛るだけじゃ研鑽とは呼べないんだな。

じゃあ次は研鑽を覚えた水瀬 海~今の水瀬 海、そしてとうとう「これから」について書いていこうかな、と思う。
シクヨロ。
続く。

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