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noteを始めた動機(ちょこっと自己紹介)

 小さい頃から絵を描くのが好きで(お決まりのパターン)、漠然と絵本作家に憧れていました。でもどうも人がうまく描けない。それで人を描かなくなって、動物ばっかり描いてました。そうこうしているうちに、木彫りを始めて、この木彫りが妙に性に合っていたというか、それで、ずっと主に動物の木彫りをしていました。(絵本作家はどこに行った?)

 でも一昨年、ちょっと根を詰めて木彫りをしてたら、本当にお箸も持てないくらい指がよれよれになってしまって。長年使ってきた彫刻刀が限界に近付いているのか、研いでも以前ほど切れ味がよくならないから余計力が入るみたいな悪循環もあって、ああ、もう木彫りも今までみたいには彫れないなあ、って、思っていた節目の年に、ちょっと大きい病気をして、やっぱり自分は絵も描きたいなあ、って思い始めました。

 それで私は人がうまく描けないから描かなくなってしまったけど、本当は人が描きたいんじゃないかって思ったんです。昔好きだった、きたのじゅんこさんとか、おおた慶文さんとか思い出して、特に顔が描きたいんじゃないのかなって。

 だったら、描こう。うまく描けるように練習しよう、って、それが時事系イラストコラム「Moon Angle」を始めた動機です。

 本当はプレバトの梅沢富美男のイラストみたいに、シンプルな線でさらっと描きたかったんだけど、でもどうもうまく描けない。描いても全然似てない。で、思い出しました。そうだ、私、人物描くの下手だったって(忘れるの早すぎ。)。

 だったら、背伸びしないで、ちゃんとスケッチしよう、それでスケッチがさらっとできるようになったら、ちょっとデフォルメのきいたシンプルな線の絵を描こう、ということで、今みたいな手抜きの街頭の似顔絵描きみたいな絵になりました。

 そのためイラストもあまり描き込みすぎないように、マルチエイトという、一本に8色が収まった芯だけの色鉛筆を使ってます。でもこのマルチエイトには黒がないので、黒の線だけピグメント系のペンで補強してます。

 描き込みすぎないようにしているのは、シンプルなイラストを目指しているのもありますが、描くことが負担になると続かない気がして。Web系の活動、ブログとかホームページとかって、始めるより続けるのが一番大変だった記憶があります。だって、続けていけないと絵がうまくならないし。

 だから、もし続けていけたら、いずれシンプルな線の、かわいくてちょっと笑えるユーモアのあるイラストに変わっていく予定です
(ほんとかぁ?。)。

 もしかしたら、私のイラストにいやみを感じる人がいるかもしれませんが、それは違います。単なる実力不足です。そこだけは、誤解なきようお願いしたいです(というか、いやみを込められるほど、まだうまく描けないです。描くだけで精いっぱい。)。

 今はスタートダッシュで投稿していますが、あまり自分を追い込まずに楽しく続けていくのが目標です。そのうち、イラストコラムとは違った自分の作品、木彫りとか、木のスケッチとか、動物の絵とかも、アップするかもしれません。その時は、どうか私の承認欲求に付き合ってやってください。
 よろしくお願いします。

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美成
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