[教員/指導者の事故防止] 授業や行事・部活での炎上防止#12陸上投てき①速報
陸上競技 投てき(砲丸投)事故
本日2024年7月3日、痛ましい事故がまた起きてしまいました。
学校部活動における重大事故です。
実は先日2024年6月16日にも発生していました。
この1か月で2回発生したことになります。
おそらく初めてではないでしょうか。残念でなりません。
砲丸は鉄でできた玉であり、頭に当たれば死亡事故につながるものですが、2件連続での発生に大きな問題としてとりあげられるでしょう。
文部科学省や中体連、高体連、関係団体は下部組織への注意喚起や指示指導に動くことになると思います。
投てき競技における人身事故は過去にも発生しています。
残念ながら、実はけっこうな頻度で起こっています。
起こってはいけないことが起こっています。
陸上競技の投てき競技には、砲丸投、円盤投、やり投、ハンマー投の4種類があり、オリンピックでも行われています。
伝統ある競技であり、現在パリ五輪でも活躍が期待されるやり投の北口選手やハンマー投の室伏広治さん(現スポーツ庁長官)の活躍は皆さんもご存じと思います。
死亡事故も起きています。特にハンマー投や一般選手用の砲丸は7.26Kgと重く、特に距離がでる種目では衝撃も大きいため、死亡事故につながります。
東京都の高体連陸上競技専門部では、事故防止の一環として、年度初めの総会で投てきブロック担当代表から、事故防止に対する指導を行いリーフレット文書を配布して啓発しています。
このような事故は、必ず訴訟問題に発展し、被害者はもちろん、投てき物を当ててしまった当事者、管理責任を問われる指導者、顧問、競技団体が後々まで大きく傷ついていくことになってしまいます。
まずはケガをされた生徒さん方の1日も早い回復を祈るとともに、多くに方に知っていただき、しっかりと事故防止が図られ、また陸上競技を真剣に楽しみながら成長していけるように発展していくことを望んでします。
私は陸上競技出身の身であることから、後日、このNOTEで陸上競技の事故防止特集を組み、この投てき競技についても詳しくしたためたいと思っています。
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