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BUMP OF CHICKENとの待ち合わせ【Sphery Rendezvous 2024.09.08 埼玉2日目レポ】

はじめに

⚠️このnoteは「BUMP OF CHICKEN TOUR 2024 Sphery Rendezvous」のネタバレを含みます。埼玉2日目のレポですが、1日目のセトリにも触れているため、今後まっさらな状態でライブ映像などを楽しみたい方はお気をつけください。

BUMPとの生活

音楽がないと生きていけない人間こと、私。
スーパーに行くときも、バイトに行くときも、バスや電車に乗っているときも、ワイヤレスイヤホンあるいはヘッドフォンで音楽を聴かないと落ち着かない。
逆に移動中音楽を聴きたいから、移動手段として自転車ではなく徒歩を選択することさえある。
それくらい私の人生は音楽とともにある。
好きな音楽はたくさんあるけど、その中でも群を抜いているのがBUMP OF CHICKEN。
noteでBUMP愛を語らずにはいられないほどだ。

大好きすぎるのでもちろんライブにも行きたい。
人生初めての音楽のライブはBUMPだった。
なんなら単独ライブはBUMP以外行ったことない。
一途。

10歳のとき、大勢のBUMPリスナーがライブ会場に集まっているのを見て、「こんなにファンいたんだ……」と思った(失礼)。
というのも、同世代にBUMPファンが全くいなかったからである。BUMPが「sailing day」を発売した年に生まれた私。いわゆるBUMP世代ではなかった。当時テレビにも全くと言っていいほど出演していなかったため、そこまで知名度がないバンドなのだと思っていた。
世界は広かった。

そして今回のドームツアーSpher Rendezvousにもありがたいことに当選し、参加することができた。
2月にホームシック衛星2024に参加しているため、今年2回目の生BUMP。1年に2回、しかも別のツアーに参加するのは初めて。
これは幸せ。
5年前のドームツアー「aurora ark」は全く当たらなかったので、今回ドームも人生初。
初めて尽くしのワクワクライブでした。

余談ですが(?)、今回のツアータイトル“Sphery Rendezvous”の読み方は「スフィアリーランデブー」と読みます。
直訳すれば「星のような待ち合わせ(会う約束)」。
BUMPの世界観そのもので非常に好き。

グッズ

今回のグッズのデザイン、本当に好みで何度も誘惑に負けそうになった。
特にスポーツタオル青にも使われているBUMPのロゴ、めちゃくちゃかわいい。フォントが可愛いし、星がクルッと回ってるのもいい。ライブの本編でツアータイトルと共に液晶にドンッ!って出たとき本当に泣きそうになりました。
ニコルのポーチもめっちゃ可愛いし、ダンジョン飯とのコラボも可愛すぎる。
とにかくグッズが可愛いとテンション上がる。他のリスナーが持ってるの見ると全部欲しくなっちゃう。
しかし、先述の通り今年二度目のライブ参加で、2月のホームシック衛星2024でもかなり散財してしまったので、今回はほどほどにしておいた。
とはいってもTシャツとミニニコルとスポーツタオル買っちゃいました。だってミニニコル買わない訳にはいかないじゃないですか…。

ミニニコル、しっかりゲット

be thereあたりから(いつから始まったのか詳しくはわからないが)定番となったLINEでの物販整理券配布、とてもスムーズに、長時間並ぶことなくグッズを買えるのですごくいい。ありがたい。今回はあまりにスムーズすぎて「あれ、これ買えたんだ、買えたんだよね?」って物販出口でキョロキョロしちゃうくらいだった。
これについては色々意見あると思うけど、昔みたいに極寒の中、あるいは炎天下で2〜3時間以上並んでた頃を思うと、私はこれがベストだと思っている。
限定グッズのために朝から並んだりするのも楽しいけどね……でも年々体力は落ちてます。

今回のライブは、私にとって特別になった。

私には長年夢だったことがある。
それは、BUMPのライブに、母と姉と行くことである。

私の母と姉もBUMPリスナーなのだが、3人で一緒にライブに行ったことがない。
2枚当選し、母と姉、母と私、と2人ずつで参加することはあった。
しかし、やはり3枚連番は難しい。
これまで何度チャレンジしても無理だった(「aurora ark」のときは8回落選した)ため、もう3人で行くことは不可能なのかもしれない、と落ち込んでいた。

が!!今回は奇跡的に3人で参加することができた。嬉しすぎる。
なぜ「奇跡的」かというと、私と母姉は別で抽選申し込みをしており、偶然同じ日程で当選したのである。
別枠での当選のため、私はスタンド席、母姉はアリーナ席で、3連とはいかなかったが、同じ景色を見ることができた。
夢が叶った。

家から会場に入るまで、会場を出て家に帰るまで、ずっとBUMPの話をしながら、ライブの感想を語り合いながら、思い出を共有できたのが本当に幸せだった。

母は「(年齢的に)これで最後かな〜」と言っていたが、そうはさせないよ。
絶対にまた一緒に行きます。

セトリ

ここから全ての曲の感想を書いていこうと思う。
長くなりますが、お付き合いください。

Sleep Walking Orchestra

以前、作詞作曲を務めるボーカルの藤原基央さん(通称:藤くん)が「『Sleep Walking Orchestra』のイントロは分厚〜い本の表紙が開くイメージ」と話していたが、ライブでこの曲が始まった瞬間、まさにそれだ!と思いました。
アルバム「Iris」を聴いたときは、「Iris」という本が開くイメージだったが、今回は「Sphery Rendezvous」という超分厚い本がグアッと開いて4人がポンッと出てきた感じがした。
伝わるか?これ。

アンサー

これは嬉しい。とても爽やかで清々しいんだけど、どこか寂しげで影がある感じもする。
やっぱり漫画「3月のライオン」の零くんが思い浮かびます。

なないろ

この曲が始まった瞬間、超多湿超激暑だった会場に爽やかな涼しい風が流れた気がしました。

いや、暑かったです。死ぬほど暑かったです。

この曲は毎回聴く度に「闇雲にでも信じたよ」という歌い出しに衝撃を受ける。
いきなり「闇雲にでも」って表現出すのなかなかなくない?

pinkie

嬉しすぎて泣きそうでした。
「PATHFINDER」で手持ちマイクで歌ってるのをライブ映像で見てから、これは死ぬまでに生で聴きたいなと思っていました。
BUMPには珍しい?ストリングスアレンジが好きです。

1日目はこの枠が「車輪の唄」だったそう。
「車輪の唄」も生で聴きたい曲の1つ。

記念撮影

すごく新しい曲のような気がしていたんですが、2017年発売でした。
あっという間に時は流れる。
とても静かに淡々と進むけど、その内側にとても熱いものがある曲だなと思います。

邂逅

この曲は本当に凄かった。
舞台の外側の丸い枠が浮かび上がって、4人の頭上に浮いて光を放っている様と、この曲の独特な雰囲気が相まって、このまま4人とも天まで上っていってしまうのではないか…?と真剣に考えてしまうほど神々しかった。
藤くん、歌上手すぎ。安っぽい表現だけど、もう神の領域。神ですか?神になったんですが?
もう歌が上手いのは当たり前のことみたいになってるけど、やっぱりずば抜けてます。

1日目は「青の朔日」。
聴きたい。聴きたすぎる。
2日目でもやってほしかった。
生で聴くまで死ねません。

Strawberry

大好き。
歪みのないクリーンな楽器の音で心が洗われる。
歌い方が藤くんだな!って感じでした。
多分これは伝わらない。
私にとってのThe・藤くん節があるのですが、それがよく出ている曲だな〜と思う。

太陽

曲が始まった瞬間、声出そうになりました。
この曲が聴けるとは思ってなかった。
リリースから20年経っての演奏、深みが増し増しで泣きました。

星の鳥〜メーデー

「ホームシック衛星2024」のときも思ったけど、「星の鳥」から「メーデー」への繋がりほど気持ちが高まるものってないんじゃないかなと思う。
来た!!!ってなってウキウキで手拍子しました。
ドラム升秀夫さん(通称:秀ちゃん)のドラムソロ、ぶち上がる。

レム(Band ver.)

えっっっっっっ!?!?!?!?!?!?
レム!?!?!?!?!?
と叫びそうになった。というか多分声に出てた。
周りが息を飲んだのもわかった。
この日一番の衝撃でした。
30年近くバンドをやっている方たちが、常に私たちリスナーに新しいものを見せようとしてくれることの嬉しさ。
すごいものを見た、という感じでした。

SOUVENIR

楽し〜!!手拍子楽し〜!!
とてもライブ映えする曲だなと思います。
まさにBUMPとリスナーの対話という感じ。
藤くんがリボンかけたり季節に挨拶したり歩いたり走ったり土砂降りくぐったり歩いたり転んだり走ったりするのが好きです。かわいい。

アカシア

これも掛け声がとても楽しい。
普通にライブで声を出せることの嬉しさを噛み締めました。

Gravity

鼻をすするとか、くしゃみとか、藤くんが書く人間の体温を感じる歌詞が大好きです。

木漏れ日と一緒に

すごく寂しいというか、孤独な歌だな〜と思う。
色々考えてしまってちょっと辛くなる。
とても優しいメロディーだからこそ切ない気持ちになる。

ray

「生きるのは最高だ!」って心から叫べる唯一の場所。
とてもノリノリになれる曲なんだけど、やっぱり歌詞が現実的で、これぞBUMP!って感じ。
そこが好き。

窓の中から

実は18祭に参加していたので、この曲には思い入れがありすぎる。
また聴けて嬉しかった。
みんなでラララするの楽しいよね〜。

You were here

ベース直井由文さん(通称:チャマ)のベースから始まるこの曲、イントロ聴くと胸がギュッとなる。
思い出すだけで泣きそう。
もう終わっちゃう、終わりたくない、まだここにいたい。
BUMPの4人含め、会場にいる全員の思いそのものなんだなと思う。

ガラスのブルース

アンコールと言えばこの曲!
3人がドラム囲んで目合わせて楽しそうに演奏する姿を見ると涙が出る。
藤くんとギター増川弘明(通称:ヒロ)が1つのマイクで顔を寄せて歌う様子、良いね…。
良いものを見させていただきました…。
なんか見ちゃいけないものを見ている感覚にもなりました。
こういうとき、藤くんがグイグイで、ヒロがやや照れてるのがかわいいよね。仲良いね。
チャマの頭撫でたりさ…
藤くんは罪な男です。

まとめ

やはり私の人生はBUMP OF CHICKENと共にある。
そう確信したライブでした。
この日のために生きてきたんだと、この日があるから生きていけるんだと、心から思いました。

今年は2回もツアーがあって、アルバム発売もあってメディア露出も多かった、BUMPの年でした。

チャマが、珍しく次のライブ予定がない、と言っていたので、来年もしばらくは会えないのかな。

でも、生きていれば、必ず会える。

またどこかで待ち合わせしよう。

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