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視えない世界を覗いたら、本当の私がいた


家族って、いちばん近くて遠い

家族といるとき、ふと「これでいいのかな」と感じる瞬間がありませんか?

何気ない会話の中で、ほんの少し違和感を覚えたり、
自分の居場所がどこか曖昧に思えたり。近くにいるはずなのに、心の距離がつかめない。

家族とは、そういうものなのかもしれません。
でも、私にとってその違和感は、ただの思い込みではありませんでした。

視えない何かが、私を苦しめていた

私は生まれつき霊的な感覚を持っています。
それは特別なことではなく、私にとっては日常の一部でした。

人が気にならないことを敏感に感じ取ったり、場所や物の雰囲気に影響を受けたりすることは当たり前のことでした。

でも、家族と過ごす時間の中で感じる「重さ」は、子どもの頃から特別なものでした。
家族が笑っていても、その空気の裏に何かが潜んでいるように思えたのです。

それは、言葉にするのが難しい「視えない何か」。

たとえば、食卓での何気ない会話の中に感じる違和感。
家族の誰かが無意識に発している思い。それらが私の心に直接響いてくる感覚がありました。

でも、それを家族に話すことはできませんでした。

「そんなの気にしすぎだよ」
「気持ち悪い」
「気味悪い」

そう言われるのが目に見えていたからです。

「どうして私だけ?」

成長するにつれて、その「重さ」が具体的な形を持つようになってきました。

霊的な気質を持つ私だけが、家族の中で先祖の影響を受けていることに気づいたのです。
父方も母方も、それぞれの家系に未解決の問題がありました。

彼らの人生の中で、解消できなかった思いや感情。それが、目には視えない形で家族に影響を与え続けていました。

そしてその影響に気づけるのは、私だけでした。

どうして私だけがこの「重さ」を感じるのか。
どうして他の家族には視えないのか?。

その理由が分からないまま、私は長い間その「重さ」を背負い続けました。

家族を愛しているけれど、苦しい

私は家族が嫌いなわけではありませんでした。
むしろ、家族を愛しているからこそ苦しかったのです。

たとえば、家族の誰かが心の中に抱えている怒りや悲しみが、私には手に取るように分かりました。でも、それを指摘することはできません。それを指摘することが、かえって相手を傷つけてしまうからです。

だから、私はいつも気づかないふりをしました。

自分が感じる「重さ」を心の中に押し込め、家族の平穏を保つことを選び
家族全員の顔色を見ることが「日常」となっていました。

その結果、自分の心がどんどん疲れて、枯渇していくのを感じ
「私さえいなければ」と思ったこともありました。

気づきと向き合い

その状況を変えるきっかけになったのは、霊視を通じて自分と向き合うようになったことでした。
霊視を通じて見えてきたのは、先祖が私を通じて解決しようとしている「課題」でした。

彼らの思いやエネルギーが、霊的な気質を持つ私を通して表現されていたのです。それがわかったときは大きなショックを受け、

「どうして私だけがその重責を背負わないといけないのか」と苦しみ、
暗く長いトンネルの中に進んでいくような感覚でした。

それは、私にとって逃れることのできない「役割」のようなものであり、
同時に計り知れない苦しみをもたらすものでした。

何度も生死をさまよう程の霊障に襲われ、正気を失いかけたこともあります。(信じてくれなくてもいいです。でもこれは私に起きた事実です)

けれど、その苦しみに耐え忍びながら気づいたのは、この試練の意味を理解し、解決に導けるのは霊的な気質を持つ私しかいない、ということでした。

家族との関係をどうするか?

それでも、家族との関係をすぐに改善できたわけではありません。
むしろ、視えない問題を知ったことで、どう向き合えばいいのか分からなくなることもありました。

そこで私が考えたのは、
「分かり合えない部分を受け入れる」という選択肢でした。

家族だからといって、すべてを分かり合えるわけではない。
家族だからといって、期待しすぎてもいけない。

たとえば、親に霊的な話をしたいと思うときも、
「伝えるべきかどうか」を考えるようにしました。

無理に分かってもらおうとするのではなく、話してもいい範囲で共有する。それだけでも、気持ちが楽になりました。

あなたへの問い

家族との関係に悩んでいる方へ、問いかけてみたいことがあります。

「あなたがいちばん大切にしたいのは何ですか?」
「家族に期待していることは何ですか?」

家族との関係に苦しむとき、その理由を一つに絞ることは難しいかもしれません。その中で「自分が本当に望んでいること」を見つめることで、何か新しい気づきがあるかもしれません。

たとえば、「家族に理解してほしい」という思いがあるなら、その背景には「自分を認めてもらいたい」という気持ちが隠れているかもしれません。

逆に、「家族との距離を取りたい」と思うなら、それは「自分を守りたい」という自然な感情の現れです。

まとめ

霊視を通じて、私は家族との関係を見つめ直し、「自分を守る」という選択肢を学びました。

家族とは特別な存在でありながら、必ずしもすべてを分かり合う必要はない。むしろ、お互いに尊重し合える距離感を見つけることが大切なのだと感じています。

もし今、あなたが家族との関係に悩んでいるなら、一度その距離感を見直してみてください。分かり合えないことがあっても、それはお互いを否定する理由にはなりません。

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