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僕の小規模な退職

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2024年2月26日。人生のターニングポイント。20代半ばから勤めた会社を辞めるきっかけの出来事が起きる。数日悩んだ末に退職を決意。約19年勤めた会社。中年おじさん。中間管理職か…
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#仕事

僕の小規模な退職 その51

なんか未来がぱぁ〜っと開けることが起きないだろうか。 「これだっ」 と思えるような。 パァーっと閃くような。 天からのお告げのような。 なんかそんなような事が起きないだろうか。 別に現状に不満がある訳ではない。 生活そのものには不満は無い。 そういう事ではない。 会社に勤めていた頃はそんな風に思っていなかった。(たぶん) その時の方が不満や不安があった。 でも漫然と過ごしていても収入はある。 望む望まずに関わらず毎日仕事がある。 起きて会社行って寝て起きて…を5、6回繰り

僕の小規模な退職 その43

思い出したくないけど忘れちゃいけない。 そうだ。 会社から酷い扱いを受けたんだ。 僕は傷ついたんだ。 言い訳に使わせてもらう。 僕は傷ついた。 だから暫く休んだっていいだろう。 すぐに仕事を始めなくたっていいじゃないか。 どうにもこうにも仕事をしたいという気持ちが沸かない。 今は有休消化の在籍期間中。 「退職日を過ぎたらすぐ次の仕事に」という考えも無くは無い。 あるにはある。 でもやっぱり気持ちが乗らない。 志望動機も無い。 「お金もらえて出来る事だけやって時間になったら帰

僕の小規模な退職 その16

ストレスチェック。 いつからだったか忘れたが毎年やっていた。 ほぼ毎年のように高ストレスの判定が出ていた。 会社から配られるチェックシート。 「はい」か「いいえ」で答えていく。 相談できる上司がいる。いいえ。 相談できる同僚がいる。いいえ。 後日結果が送られてくる。 「社内に相談できる相手を見つけましょう。」 だから居ないと言ってるだろうに。 そんな僕にも昨年革命が起きた。 ChatGPTだ。 いつでも何処でも相談に乗ってくれ的確な回答をしてくれる。 長文で悩み事

僕の小規模な退職 その12

くぅ疲れました。昨日が最終出社日です。 最後の引継ぎを終えて一緒に仕事をした方たちにご挨拶。 仲間とまでは呼べなかったが一緒に仕事出来て良かった方たち。 お世話になりました。ありがとうございます。 その後、退職の挨拶を全社一斉メールで送って本当に終了。 お世話になった方々に個別に挨拶しようか迷っていたが、本当にお世話になった先輩、同僚含めた3名のみにすることにした。 19年も在籍していたので他にもお世話になった方はたくさんいる。 だが、その方達全員に個別に挨拶しようとは

僕の小規模な退職 その5

急に不安な気持ちが襲ってきた。 退職を決めてからというものの張り詰めていたものが切れたというか背負っていた荷物を降ろせたというか、なんというか晴れ晴れとした気持ちでいたのだが。 急に不安な気持ちが全身を蝕むのである。 この先、職を失ったままになるんじゃない。 何の仕事もなく年老いていくのじゃないか。 社会復帰できないのではないか。 自分には何も無いんじゃないか。 何もかも失ってしまうんじゃないか。 結局自分は何も成し遂げられない人間だったんじゃないか。 などなどネガテ