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僕の小規模な退職

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2024年2月26日。人生のターニングポイント。20代半ばから勤めた会社を辞めるきっかけの出来事が起きる。数日悩んだ末に退職を決意。約19年勤めた会社。中年おじさん。中間管理職か…
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#不安

僕の小規模な退職 その77

まただ。 えも言えない不安がする。 押しつぶされそう。 突然襲ってくる。 えも言われぬ不安感。 イヤになる。 何に対して。 どれが不安? どれでも無いしどれでもある。 全てが不安? そんな事はないしそんな事もある。 何が不安か分からない。 でも心が不安でいっぱい。 大丈夫。 今までだってなんとかなった。 色々あったけどなんとかなった。 現状は不幸せではない。 大丈夫。 なんとかなる。 そう言い聞かせる。 今日一日。 44歳。推定無職。大丈夫、なんとかなる。

僕の小規模な退職 その54

あれから6週間。 会社に行く必要がなくなってから6週間経った。 毎週のように経過観測する。 いや経過観測なんて意味ないかもしれない。 毎週、毎週。何の変化も無いと思う。 過去の投稿を読み返してみるとよくわかる。 髭が伸びたとか髪が伸びたとかそんなことばかり。 気持ちの変化は何も無いのだ。 最終出社日を迎えた時からずっと不安を抱えている。 退職を決意した時からそうだ。 何も変わっていない。 ずっと不安。 もっというと会社に勤めていた時だって不安だった。 不安のベクトルが変

僕の小規模な退職 その39

今年は車検だった。 3月に実施した。 年末くらいから車検予約をしなくちゃなと思いながら、2月に見積の連絡をした。 あの頃は自分が退職するなんて思っていなかった。 1月の中旬には謎の高熱が出た。 休日出社した分の振替休日の朝だった。 なんか怠いと思い体温を測ったら平熱を越えていた。 ちょっと疲れているのかな?とか思って横になっていたが、どんどん体温が上がっていった。 不安に思い発熱外来の予約をして近所の病院に駆け込んだ。 インフルエンザとコロナウイルスの検査を行ったがどちらも

僕の小規模な退職 その9

今度は失敗しないように焦らずに求職しよう。 ん?まてよ。 今の会社に入ったことは失敗だったのか? たしかに嫌な思いもした。 何度も辞めたいとも思った。 肌に合わない。 居心地が悪い。 苦しい。 つらい。 エトセトラ でも失敗だったろうか。 そういう様々なことを経て今の自分がいる。 失敗と切り捨ててしまうと自分を否定するようだ。 だから失敗とは言いたくない。 自分くらいは自分を肯定したって良いじゃないか。 でも次は失敗したくないのだ。 とても矛盾するが、次こそは自分に合

僕の小規模な退職 その8

週末。 明日は休みだ。 これが最後の週末だ。 なぜだろう。 もうじき毎日が休みの日々になるというのに、やはり週末は嬉しい。 1週間勤務したからご褒美の様な気分がするのだろうか。 それとも習慣化された1週間のサイクルが、自分の体内時計的な何かしらの脳の働きによって喜びの指令でも出しているのだろうか。 最終出社日を迎えたらどうなるのだろう。 それでもやはり週末になるとウキウキするのだろうか。 とはいえ毎日休み。 月曜になっても出勤しなくても良いと思ったら日曜の夜からウキウキす

僕の小規模な退職 その6

仕事を辞めると決めてからの開放感と急に襲ってくる不安。 躁と鬱。 あんなに開放的な気持ちで晴れ晴れしていたのに 最終出社日が迫った今、なんだか気持ちが晴れない。 退職を後悔してる? いやいや、今の会社に未練は無い。 だから辞める事には後悔は無い。 ただ、自分は辞めるが残り続ける人達はいる。 彼らと自分とでは何が違うのか。 境遇や待遇、環境、経験、思想、思考…等など当然ながら同じでは無い。 いや、そういう事では無い。 まだまだ続けられる人達がいる一方で自分は嫌になって辞めただ

僕の小規模な退職 その5

急に不安な気持ちが襲ってきた。 退職を決めてからというものの張り詰めていたものが切れたというか背負っていた荷物を降ろせたというか、なんというか晴れ晴れとした気持ちでいたのだが。 急に不安な気持ちが全身を蝕むのである。 この先、職を失ったままになるんじゃない。 何の仕事もなく年老いていくのじゃないか。 社会復帰できないのではないか。 自分には何も無いんじゃないか。 何もかも失ってしまうんじゃないか。 結局自分は何も成し遂げられない人間だったんじゃないか。 などなどネガテ