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サンタが怖い。3歳息子の「確かに!」な感覚に納得する。
少し時間は経つが、昨年末クリスマスの話。
子供が成長するにつれて、サンタさん来訪へ向けて、色々な準備が必要になってきた。
サンタさんへのプレゼントは何にするのか?を調査するために、事前リサーチ。
サンタさんに関する、子供からの質問に、違和感なく答えること。
サンタさんへの手紙や、ミルク、クッキーの準備など。
というワクワク感高まる中で、3歳息子は不安げな顔をする。
実は、サンタの存在が怖い、らしいのだ。
3歳前後から、「怖がり」な面が出ていた。
保育園でのイベントごとで、部屋が暗くなる場面が苦手、保育園の英語教室で外国の先生とお話しする雰囲気が苦手、家以外の場所でのお泊まりが苦手…などなど
どの場面も恐怖心、不安が出てくるよう。
そんなそんな怖く無いよ〜大丈夫だよ〜なんて言葉で片付けたくなるけれど、本人からしたら「恐怖心」といっても過言では無いくらいの気持ちがある。
そして、クリスマスも例外なく、サンタさんというおじさんが夜中に家に入り込んでくるということが、とてつもなく怖いということなのだ。
クリスマスといえばサンタさん、節分といえば鬼、ハロウィンといえばお化け、当たり前のようになった架空の存在が出てくるイベントも、ある子にとっては恐怖心の対象になる。
大丈夫大丈夫では片付けられないのだ。
けど、ふと考えてみると、架空、現実、ウソ、ホントの境界がわからない幼児からしたら、サンタさんも「確かに」そりゃ怖い。
よくわからないおじさんが入ってくると思ったら、プレゼントどころではないかも。
想像力が豊かであればあるほど、よく考えたら怖いかもと思える特性なのだろう。
クリスマスなどのイベント事だけではない。
集団に入るのがとてつもなく怖い子、服の刺激に敏感な子、臭いが苦手な子、眩しさが苦手な子、様々な特性を持つ子が沢山いる。
集団に入ると騒音が聞こえると思ったら「確かに、怖い」
服に棘がついてると思ったら「確かに、怖い」
常に花を突き刺すような臭いがしたら「確かに、怖い」
自分の日常もその子、その人にとっては「確かに、怖い」になるのだ。
子供も大人もみんな同じ。だれにでも、特性があり、当たり前も当たり前で無い。
子供のサンタさんが怖いから学んだ、想像力の大切さ。
今年も子供から沢山の新しい気づきを得たい。
Mina🌱