グルテンフリーへの道(1・2)
※すみません(1)の記事を誤って消してしまったので、1と2を続けて掲載します。ちょっと長くなります…。
この話はとても長くなるので、最初から番号をつけておきます。
私は三週間前、頭痛が頻発して辛いので《頭痛専門整体》なるものに行ってみました。
そこは家からわりと近くにあり、実は何度もホームページを見たことがありました。
でも、そのときは何とも思わずスルーしていました。
プロ患者まさこは、そういうことがよくあるのです。
でも、今回だけはなぜか行ってみようと思って連絡。
翌日行けることになり、よっちゃんが車で送ってくれました。
あれ?いつも行くラーメン屋さんの隣じゃないの。
そのラーメン屋さんは、濃厚・こってりの私達の大好きなラーメンです。
ラーメン屋さんの隣ビルに行くと、清潔感漂う整体院の中は、だいたいがパイナップルでした。
プレート、トイレカバー、マット…
院長が登場すると院長のマスクもパイナップル、靴下もパイナップル…
(盛っていません)
院長先生はお若くて、見たところ30代前半のように見えます。
かなり時間をかけて、私の体を頭の先から爪先まで、くまなく触ったり押したりして、頭痛の原因を探っていきます。
頭痛の原因はひとつではなく複数あるので、そこは別の機会に書きますが、最後に先生が内臓をチェックするのにおなかを触りました。
「鎮痛剤多く飲んでますね、肝臓が薬たくさん飲んでる感じします」
「飲みます!頭痛薬をよく飲みます!」
先生はそのあと肝臓に手をあてて、じーっとしています。
肝臓にダーっとエネルギーが入っていくのがわかります。
そうか、先生はエネルギーワークもやるのか。
気功かな?
でもちょっと変わったエネルギーだなぁ。
肝臓だけじゃないし、指先のほうまで感じるなぁ。
そんなふうに思いました。
先生は、
「リーキーガットってご存知ですか?」
リーキーガットとは、とても簡単に言うと腸の細胞と細胞のつながりがゆるみ、漏れてしまう…のように説明されることが多いと思います。
先生いわく、私はリーキーガットぽい気がするので、白いお砂糖、牛乳、小麦粉、化学調味料を、避けてみてください。
とのこと。
リーキーガットは、賛否両論あるし、私も知ってはいたけどどうなのかなぁと思っていました。
だけど、私の体がそれっぽいと思うなら実験してみてもいいかな、と思ったのです。
「ラーメンはダメですかね?」
私達は整体の帰りにラーメン食べちゃおうぜ!なんて話で、道中盛り上がっていたのです。
「ラーメンは、牛乳以外山盛りですね」
「ですよね…」
帰りにラーメンを食べてやろうという計画は脆く崩れ去りました。
ということで、私は牛乳、白いお砂糖、小麦粉、化学調味料を控えてみることにしました。
でも実際は牛乳、白いお砂糖、化学調味料を家で摂ることはほぼないので、主に小麦粉です。
小麦粉を控えて(というよりハッキリわかるものは避けて)みることにしました。
・・・・・・・・・・
整体の翌日頭痛がひどくなりました。
体をいろいろ動かすと、一時的に頭痛が悪化するのだそうです。
先生がそうおっしゃっていたので、そんなに心配はしませんでした。
これは無理せず頭痛薬を飲む。
でも、鎮痛剤が肝臓に負担を与えてるってきのう聞いたから、ちょっと肝臓にごめんねと思いました。
肝臓も大事だけれども、私には大問題である《小麦粉やめる》問題がありました。
よく考えたら私の体のほとんどは小麦粉でできているのでは。
朝はパンを食べ、昼は麺類。
ラーメンと粉ものをこよなく愛し、実は整体の施術を受ける前日に、自宅で盛大にもんじゃ焼きをしていました。
ラーメンが食べられないということは、あの、美味しいおとども、美春も、とみ田も、まるきも、食べられないということではないか!
(※千葉県松戸市のラーメンの名店)
私がカフェとして利用し、カフェラテのかわりに、ラーメンを食べる日高屋も遠くなる…
待てよ?
私いつもパスタ食べたあと、ずっと胃もたれするね?
あれはオリーブオイルのせいだと思っていたけれど、もしかしてオイルのせいじゃなくて、グルテンのせいだったのかしら?
小麦粉やめる
小麦粉やめる
小麦粉やめるといえば、グルテンフリーマスターの友人Yさんにアドバイスをもらうしかいない!
Yさんは3年くらい前に、小麦粉が体に合わないことがわかり、以来小麦粉を摂らない生活をしているのです。
今までYさんと会うときは、彼女が食べられるもの、何かなぁみたいに考えていたのに、いやいや、私もだったのかもよ?
早速相談してみると、小麦粉に替わる、あらゆる粉情報を教えてくれました。
世の中に、そんなにたくさんの種類の粉があるなんて!
そして米粉でできた商品がそんなにあるなんて!
調べるとリーキーガットの症状もそうかもしれないけど、グルテンが合わない場合の症状のほうが私の体によく似た感じでした。
頭痛や倦怠感、喘息、ADHD…
もしグルテンを排除して困っている症状が緩和されたら、それに越したことない。
小麦粉、やめてみよう!
ここでひとつお伝えしておきますが、私は小麦粉のアレルギーはありません。
喘息で呼吸器内科に通院しているので、アレルギー検査はたびたび受けています。検査結果を確認してみましたが、やはりアレルギー項目の小麦粉の欄はマイナス(ー)になっていました。
だから、Yさんの話を聞いても、自分にもあてはまるなんて、ちっとも思っていませんでした。
小麦粉アレルギーとグルテンが合わないのが別、ということを、私は知らなかったのです。
じゃあグルテンのアレルギーについても調べてみよう!という場合は自費で調べることもできるようですが、ちょっとお高いそうです。私が調べたクリニックだと40000円ほどかかるようでした。
40000円かけて
「ああ、やっぱりね」
だけだと、ちょっとなんか…寂しい。
それで特殊な治療や投薬が始まるならヤル気も出るけど、グルテンが合わない場合の治療は、小麦粉をはじめとするグルテンを避ける治療しかないようなので、私は、ちょっと見送ることにしました。
3週間して、何らか体に変化があったら、それはグルテンが合わない体質ってことみたいです。
Yさんが、
「グルテンフリーの食品は、ネットでもたくさん買えるし、私はスーパーのライフに行ってまとめ買いするよ」
と、教えてくれました。
ライフか。
グルテンフリーなんて、しゃれたものが私が住んでいる街のライフにもあるんだろうか?
ライフ、ライフ言っていたら、よっちゃんが、
「うちの職場の前にライフあるよ」
と。
早速車で連れて行ってくれました。
米粉と、大豆粉、そして、麺への異常な執着を発揮して、こんにゃく麺みたいなのを4つほど買いました。
よし!これでやってみるぞ、おー!
私のグルテンフリー生活が始まりました。(つづく)
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