グルテンフリー生活一年後
昨年の今頃、グルテンフリー生活を始めてちょうど一年経過しましたので、
一年後の私の様子について書いておこうと思います。
グルテンフリー生活にして大きく変わったのは、体の中で起こっている炎症が良くなったことです。
気管支炎を伴う喘息、副鼻腔炎、乳腺炎が良くなりました。
喘息に関しては、今年の初夏の頃、黄砂のひどい時期に喘息発作を起こしましたが、その後すぐに気管支の炎症が改善され、最低限の治療(吸入)を続けるだけで済みました。
副鼻腔炎は、2年ほど放置してしまったので、心配になり大学病院の耳鼻科でCTを撮ったのですが、副鼻腔炎自体がなくなっているという驚きの結果でした。
乳腺炎は自覚症状はなかったものの、毎年人間ドックでひっかかっていたもの。今年は乳腺炎の所見はありませんでした。
当初困っていた頭痛については、毎日毎日の頭痛だったところが、大幅に減り鎮痛剤のお世話になる日が減りました。
基本的に体調が悪いと思う日が大幅に減り、元気だなと思える日が多いです。
食生活については、基本グルテンフリーにしていますが、調味料や外で作られた揚げ物などの衣はあえて摂るようにしています。
ただ、私の場合、あれだけ毎日摂っていた小麦粉がちょっと苦手になってしまいました。
麺類、パン、お菓子類など、少し食べたとしても、「おいしい!もっと食べたい!」と思えない感じです。
大好きだったラーメンでも何本か食べてみると、小麦粉の味自体があまり好きでなくなってしまった、みたいな感じで、違和感があります。
(全粒粉とかだと違うのかな?)
なので、『小麦粉を食べられないので、ずっと我慢している、耐えている』という感じは全くありません。
そんなに好きじゃないから食べないでいい、みたいな感じです。
あんなに狂ったように小麦粉を摂っていた日々が噓のよう。
また、当初、ちょっとグルテンを食べただけで腸がグルグル動いて大変になる、その後、腸がパンパンに張る、という現象はあまり起こらなくなりました。
ただし、衣を多く食べ過ぎた、みたいなときや、体調によっては、たまにそういうことも起こります。
そのあとは、腸の動きが弱まってしまうせいか、便秘気味になることもあります。
という感じで、私の体にとっては、グルテンは摂らないに限るという感じなので、できれば小麦粉を食べない生活でありたいなと思っています。
余談ですが、75歳になる私の母が今年、副鼻腔炎の悪化から手術をすることになったので、退院後はグルテンフリーの生活に切り替えています。
2月からグルテンフリーにしたところ、毎年激しく夏バテをするところが、全くバテることがなく元気に過ごしているようです。
夏はいつも下痢をしたり、食欲不振におちいり、栄養ドリンクでどうにか生きていた感じですが、今年の夏はおなかが空いて仕方がない!と。
腸の調子が安定して、体調にもよい影響があったのかなぁと思っています。
ちなみに母の場合は、グルテンフリーに変えて、私のようにすぐにがらりと体調が変わったという体感はなく、いつも体がきつい夏になってグルテンフリーの効果がわかった、という感じでした。
グルテンフリー生活は、始める前は「この日本でグルテンフリー生活なんて無理無理!」と思っていましたが、グルテンフリー食材が何でもそろう日本だからこそ、気軽に始められていいなぁと思っています。
普段の生活で不便を感じることはほとんどありません。
例えばコロナ禍が過ぎて外食をする機会ができたとしても、食べられないものもありますが、食べられるものも意外にたくさんあるのです。
私の場合、体の炎症が全部消えてしまうという結果をみると、そこから再び小麦粉を摂ろうという気持ちにはなれません。
小さい炎症がなんとなくある…といううちは、あまり気にしないで済んでしまうかもしれませんが、それが悪さするようになってしまうと厄介なので。
そんな感じで私のグルテンフリー生活は続きます。
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