我が青春の熱い慟哭(紺色の思い出)
紺色の眼福
もう何十年も昔の話し。
今では見ることの出来ない紺色の眼福をほぼ毎日鑑賞することができた、そのシルエットをあらわにしながら大切な部分を包み込み隠す、男子の想像力と妄想を掻き立てる体操服と言う名の紺色の眼福。
その温かいぬくもりに触れる。
一部の勝利者は学生時代にその紺色の眼福に触れることが出来る、もちろん激しい恋愛という競争に勝ち残ったものだけ。そこに到達するために男子はどれほどの努力をするのだ、今考えれば最近の言葉でいう「痛い」とも思える恥ずかしくなるようなアピールを女子に送っていた。
勝利者になる!
そして・・・自分にも勝利の美女神が微笑みとうとう紺色の眼福を手に入れた青春の思い出、年下の彼女が出来た高校時代の自分。
当時はジャージで登校するのが当たり前の時代、彼女の学校前でジャージ姿で下校してくる彼女を待って一緒に下校する男子高校生の自分、当時共稼ぎだった自分の家庭は夕方遅くなるまで家族は家に居ない、だから「俺んちによっていけよ」と彼女を誘う、お互いに覚悟というか暗黙の了解というか、そんな気持ちは持っていた気がする。
恥ずかしがる彼女・・・
なにか気恥ずかしく臆病な自分もいたが彼女を家に招き入れると心の奥にある男性の本能というか欲望が頭をもたげる、若さというものはそういうことだろう自制などのリミッターはすぐに外れるものだ。部活終わりでジャージ姿の少し汗臭い彼女を自分のほうに引き寄せ初めてのキスをする、伝わる彼女の体温にひとつの通過儀礼を終わらせた安堵感を感じる自分がいる。
「触っていい?」と彼女に問いかける
彼女は小さくうなずいて受け入れてくた、そしてジャージの上から彼女の体温と柔らかさを感じて今までの努力を報われたような安堵と同時に熱くなる自分の分身たる男の塊を感じていた。
拒否!・・・
彼女のすべてを手に入れたくて行動に移る、自分は男の塊をおもむろに露出してしまう、今考えれば浅はかな行為だけど結果的に今に続く性癖の最初の一歩だったきがする。
彼女は脅えているように見えたがすべてを拒否はしていない、その証拠に彼女は僕の僕自身をその手で包んでくれた、「こんなになるんだね」とすこし微笑みどうすれば解っているかのように上下に手を動かしてくれた彼女。でも彼女はまだ産まれたままの姿になるのは拒否、かわりにジャージ上下を脱いで僕を受け入れてくた。
ジャージを脱いで紺色の眼福姿になった彼女に欲望をぶつける自分、彼女の紺色の眼福に顔をうずめて体温と臭いと感触を味わい、手で触れると少し身体を震わせて何かを感じる彼女を抱きしめ、そして自分の男の塊を彼女の紺色の眼福に荒々しく本能的に擦り付けている。
その果てに・・・
そして彼女に覆いかぶさり唇を合わせながら動く自分の下半身、頭が真っ白になるのと同時に彼女の彼女自身を包み込む紺色の美しい布に、汚れた男の液体でその美しさをよごしてしまった・・・、彼女に少し怒られたがお互いの最初の経験はそこで終わった、彼女を最後まで交わるのはまだ少し先のことになる。
その経験からさき
その経験からさきに自分の性癖はどうやら固定されたようで、紺色の布にまとわれたそれに触れることこそに幸福を感じるようになって数十年過ぎて今に至る(笑)。
つたなく下手糞な文章で申すわけありません。
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