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身を切る以外の改革維新の会

負けました。

44議席から38議席になりました。

そんなに負けてない!むしろ驚き。

もっと、どちゃくそ負けたと思ってました。

小選挙区で5議席増やして、比例で11減らしました。

いやー、強い。
強いですね小選挙区で5議席増やしてます。

他の地域は減らしちゃいました。音喜多駿も落ちました。
でも、大阪はすべて勝ちました。

私はもっと負けると思っていました。
万博は不人気だし、
兵庫県知事の問題もあるし、
橋下徹からは批判されてるし

大阪でも議席を減らすと思っていました。
ところが増やすんですもん、大阪では圧倒的ですね。
万博なんて問題ないんでしょう。

そうなると安定しますよね。
大阪の小選挙区と比例で勝てるんですから、
安定して社民や共産より強いですよね。

「身を切る改革」・・・

今までは「身を切る改革」で議席を増やしてきましたが、
ここで壁にぶち当たりましたね。
どうやら国政では「身を切る改革」は通用しないようです。

「身を切る改革」って叫んで、
金を使う先が万博ですからねえ。

万博は国家事業ですけど、全国的に見たら、ずいぶん否定的な意見が多いと思います。

世界でのプレゼンスを高めるには
世界的なイベントを開催するのが手っ取り早いと思います。
イベントにはお金がかかります。

なので、万博絡みの問題は理解できるのですが、
「身を切る改革」と相性が悪かったですね。

万博がなくても国政と「身を切る改革」は相性が悪い気がします。
国会議員が身を切るのは良いんですが、事業の整理統合は難しいですよね。
安全保障とか削れないでしょう。

身を切る以外の改革

ではどうするか。

大阪に国会を持ってくる

っていうのはどうでしょう。
BCP(BusinessContinuityPlan)で国会および中央省庁を大阪に持ってくるわけです。

官公庁は大規模事業者や所轄団体にBCPを求めるわけです。
大規模災害時も事業を止めるな!
と圧力をかけてくるわけですが、国会こそBCPは準備できているんでしょうか?

衆議院参議院の資料を見ると、首都直下型地震が起きたときは、一部の要員を集めて国会及び中央省庁の事業を続けるようです。

https://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/oshirase/pdf/sangiin-bcp20190902.pdf

https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/osirase/jimukyokuBCP.pdf/$File/jimukyokuBCP.pdf

それも良いんですが、本気のBCPは、別サイトを準備して、冗長化するわけです。
そこで、大阪を冗長サイトとして強化するわけです。
参議院選挙に合わせて三年に一回、東京と大阪で国会を持ち回りにしたらいいんじゃないかと思うんです。

橋下徹は、こんな事を言っています。

これはコロナのときに言ったわけですが、有事の備えというのはBCPでしょう。
東京と大阪に同じ機能を持てるようにするのは、冗長に思われるかもしれませんが、有事の備えですから。

大阪に国会が来るとなったら、大阪は盛り上がるでしょう。
ぶっちゃけ、万博を開くよりも大きな効果があると思います。

ただ、大阪に国会を持ってくるという案に、他党および他の地域が話に乗ってこないですよね。
なので、ちょっと方向転換して、「関西地方に国会および中央省庁を持って来る」に変えましょう。

東京一極集中、地方創生の解決策として、国会および中央省庁の持ち回りを提案しましょう。

維新の会は大阪ではまだまだ強いのですが、「身を切る改革」以外のスローガンを掲げていく必要があります。

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