萩原 聖人
次は雷電 萩原 聖人選手の2021-2022シーズンを振り返ります。
1.獲得ポイント -394 (31位)
下から二番目の成績です。
2.平着 2.95 (31位)
下から二番目の成績です。
3.各順位率 順位点 -180 (32位) 平均順位点 -8.182 (32位)
1着 1回 1着率 0.045 32位
2着 6回 2着率 0.273 12位
3着 8回 3着率 0.364 5位
4着 7回 4着率 0.318 8位(低いほうが良い)
連帯率 0.31 29位
めちゃくちゃ悪い成績ですね。
順位点だけではリーグで最下位です。
4.アガリ率 0.14 (30位) 平均打点 7347.36 (5位)
平均打点 * アガリ率 = 1028.630 (29位)
最下位付近の攻撃力です。
5.放銃率 0.1 (12位) 放銃平均打点 4919.23 (29位)
放銃率 * 放銃平均打点 = 491.923 (24位)(低いほうがよい)
リーグトップクラスの守備力です。
攻撃力は低いが、守備力が高いようです。
6.平均局打点 - 平均局放銃=536.707 (25位)
「平均局打点 - 平均局放銃」は下位ですね。低い攻撃力を高い守備力で補えなかったようです。着順で取り逃しが多かったというわけではないようです。
7.副露率 0.12 (31位) リーチ率 0.28 (1位)
副露率が低く、リーチ率が高い、雷電の麻雀という感じの指標ですね。
2021-2022雑感
毎年苦しい成績を残している萩原選手。2021-2022シーズンは特に厳しい結果でした。すごく下手という印象はないのですが、毎年苦しい成績です。
以前は三色にすごくこだわっているように思いましたが、2021-2022シーズンは、そのこだわりは若干抑えられたように思います。実際、リーチ率がリーグ一位であることからテンパイにはたどり着けています。リーチにたどり着けていて、放銃が少ないことから、自模れていないのでしょう。自模れるか否かを読んで待ちを組むのも技術なので、待ちの組み方に難があったのかもしれません。
萩原選手は毎年苦しい結果を残していますので、契約を更新し続けることに反対意見があるかもしれません。契約が更新されなかったとしても不思議はないでしょう。
私は、Mリーグはエンタメなので、麻雀以外で活躍している萩原選手には、できればMリーグに出場し続けて欲しいと思っています。単純に麻雀が強いだけのリーグであれば、各麻雀団体のトップリーグを見ればいいのです。トップリーグやオープンなタイトル戦は、麻雀の上手さ強さをシンプルに競っています。それがそれぞれの訴求ポイントでしょう。しかし、Mリーグは上手さ強さだけではありません。トップリーグを謳っていますが、私からすれば少し嘘が入っています。単純にうまさ強さだけであれば今のメンバー構成にはならないでしょう。チームに一人以上の女性を入れるというレギュレーションも不要でしょう。Mリーグは、うまさ強さだけではなく華が必要になります。Mリーグには強い選手がたくさんいます。けれど、俳優は一人しかいません。だから私は萩原選手に頑張っていただきたいのです。
長々と書きましたが、端的に言えば、萩原選手は他の選手に出来ない活躍ができるから、Mリーグにいられる程度の成績を残してほしいという事です。