キャリアコンサルタント合格への道のり④〜マナビヤ part.2〜
こんにちは、ミナモトです。
国家資格キャリアコンサルタントの第23回試験(2023年7月)に合格しました。
私にとって合格までの道のりは決して平坦ではなく、実は2回目の挑戦で合格したということもあり、一人でも多くの受験者の皆さんの参考になればと思い、いくつかの記事に分けてご紹介いたします。
前回の記事はこちらです。
教育訓練給付金についても書きましたので、こちらもご参考まで。
1.実技講座の受講
いよいよ、オンラインによる講義動画の視聴が終わり、実技を学ぶために通学が始まります。
簡単な講座の全体像ですが、
◼️2022年 6月オンライン講座スタート
→ 途中、2〜3回の課題提出あり
◼️2022年10月実技講座スタート
→ 12月上旬まで
という感じです。ちなみにご参考まで、私が選んだ実技の講座は
毎週日曜日(9:30-17:50)、同僚は、同じ日曜日でも、確か夕方開講の講座でした。
この同僚の場合、一日辺りの所要時間が私が選んだ講座よりも短いため、全ての講座が終わるタイミングは同じくらいでしたが、その同僚はスタートが8月頃だったかと。
他、平日開講の講座もあるので、改めてご自身のライフサイクルをみて検討してください。
さて、本題です。
私が選択した実技の講座は10月上旬スタート、毎週日曜日(9:30-17:50)開講で12月上旬まででした。
一日の流れは実技に対する座学半分、ロープレ半分の日や、全体の後半になるにつれロープレの割合が増えていく印象でした。
「ロープレなんて恥ずかしい」
「苦手だなぁ」
「緊張して出来ないかも」等々…
私自身、勤め先で採用面接など種類は違えど近い経験はありましたが、最初は心臓バクバクで、自分で何を言っているか分からないくらいでした。笑
しかし、同じ気持ちの受講者が多く、何より温かい気持ちで学びあえる仲間がいたので、私は本当に救われました。
加えて、担任の講師と副担任の講師が良かったこともあり、毎週積極的に、前向きに楽しみながら通えたと思います。
キャリアコンサルタント試験は筆記と実技の点数が基準以上でないと合格となりません。
試験対策は改めて別の記事で触れたいと考えてますが、実技試験は相談者役の試験官に、いわば生身の人間相手に実施されるため、この講座でしっかりとしたスキルを理解し、何度も練習し身につける必要があります。
そして、このスキルアップに欠かせない仲間がいるからこそ、切磋琢磨し良い刺激が生まれるのだと思いました。
2.通学で得られたこと
改めて通学を振り返り、私自身が得られたことは大きく3つです。
①座学の振り返り
②実技スキルの向上
③仲間
①座学の振り返り
スクールによると思いますが、当然メインは実技的な内容ですが、座学で学んだ専門用語や学者、アプローチの手法等が度々出てきます。
既に通学中、もしくは学びを進めているとイメージが湧くと思いますが、キャリアコンサルタントの筆記試験には多くの学者やアプローチの手法が含まれます。
そのため、キャリアコンサルタントとしての共通言語に触れ、聞き慣れるためにも座学はしっかり受講する必要がありますし、実技の学びによって更に理解が深まることもあると思います。
ちなみに、、、
合格したからと言い偉そうに綴っておりますが、正直に私自身が選択した座学のオンライン講座で配信された動画は全て視聴できたっけかな。。。
そう、だから一発合格できなかったのだろうと深く反省しています。
実技の座学で、
「あぁ、これ以前どこかで見聞きしたな」
と思えるほうが断然よいわけです。
②実技スキルの向上
これは、最初は本当に大変でした。
採用面接や転職アドバイザーのような業務とは違い、相談者の表情や発言から気持ちを確認し、一方的に方策の実行を取り決めず、アクションを1つひとつ確認しながら一緒になって進めるからです。
なんとも表現が難しいですが、とにかく何度も授業内のロープレで失敗し、担任やクラスメイトからアドバイスをいただき磨き続けてみてください。
忖度なしでアドバイスを言い合えるクラスメイトが、ゆくゆくは講座修了後から試験までの実技対策で助け合える存在になると思います。
③仲間
最後は仲間と、ありきたりなベタな内容かもしれませんが、前述の通り、キャリアコンサルタントは実際に生身の人間相手に対峙します。
となると、実技スキルを向上させる必要があります。
そして、それは誰とするか。
これは様々な考え方があると思いますが、キャリアコンサルタントとして専門的なアプローチを多少なりとも知っている人とすることが望ましいと考えます。
よって、マストでもなく、あくまでも個人的な考え方ですが、クラスメイトと練習することは最低ラインかと考えます。
加えて、既にキャリアコンサルタントを合格している人と練習することもアリと思います。
数ある記事の中、最後までご覧いただきありがとうございました。
前回記事と以上の通り、私は座学をオンライン、実技を通学としましたが、通学での出会いは本当に貴重なものでした。
一部のクラスメイトとは今もつながっており、今後、何かキャリアコンサルタントとしてアクションの際にはよろしくね、と、そんな関係です。
(まだ何が出来るか模索中ですが、、)
さて、記事と記事のスパンが長く恐縮ですが、次回は講座修了から試験までの体験談としたいと思います。