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菊野大明神・豊川大明神への参拝

カウンセリングを受け続けることで、私はかなり精神的な辛さが緩和されてきました。
しかし、まだまだ課題は多く、未だに抑圧された感情を解放するということに苦労しています。

そんな中、新たに過去の出来事について話すというカウンセリング療法を始めました。

この方法を取ることで、抑圧した感情を出すこと、その時の出来事を整理すること、自ら話をすることで痛みに慣れること、新たな解釈をつけることでフラッシュバックを抑える効果が期待できます。

実際にやってみると、自分でも驚くくらい感情が揺さぶられました。
恐怖や不安でいっぱいになったと思いきや、反対に今すぐにでも殴りかかってやりたいと思うくらいの怒りや興奮で身体が熱くなったり、
カウンセラーの先生が言った些細な言葉がいやに気になって反応したりと、自分でもわけがわからなくなりました。

それまでは気持ちも落ち着いていた。
ところが、このカウンセリングを受けた後からは、どうしても自分の中に残っている恨みや憎しみが溢れてきて、どう抑えて良いのか分からないと思うくらいでした。

そんな時によぎったのが、菊野大明神の存在です。
色々なことを考えながら、いてもたってもいられず参拝してきました。

いつもと違った参拝

いつも参拝する時は、不思議と参拝が終わるまで誰も来ませんでした。
しかし今回は、私が到着した時点で人がいました。

待っている人がいると気になってしまう人は、他の人の参拝が終わるのを待ってからの方が、縁切り・縁結びという切実なお願いの時には気持ちも満足できると思います。

参拝

参拝する場所はやはり厳かな雰囲気でしたが、手を合わせると見守られているような温かみが感じられました。
そして、いつも本当に不思議に思うことがあります。
前もって色々と考えていっても、神様の前で手を合わせると全て抜けちゃうことです。

「こういう順番で神様に伝えよう。こういう言い方をしよう」と決めていても、そうならない。
思い立った端から「どうしても、過去にこういうことをしてきた〇〇さんが、あの時にこう言った✕✕さんが憎くて仕方なくて…」みたいな、自分のリアルタイムな心情を言うような話し方になる。

しかし、絶対に「私と夫が一緒に幸せになる形で、嫌な人と関わらないように導いてください」とだけは欠かさずに伝えるようにはしている。

良いのかどうかは分からない。
ただ、手を合わせている間は私と神様だけの時間な気がして、自分の辛さを解消したいという想いでいっぱいになり、参拝後はかなりすっきりしている。

そして豊川大明神に参拝する時には、前向きに健康と幸せな人生を願う気持ちになっている。

最後におみくじを引いたのだが、初めて菊野大明神に参拝した時と同じ
「今日は良き願いの日なり心をば かげひなたなく持てよ 守らん」でした。

今日は願い事をするのに良い日であるという言葉、そして守ろうと言ってもらえたことにホッとしました。

「心をば かげひなたなく持てよ」という意味は、言葉の意味をネット検索した結果による独自の解釈になりますが

私は「心をフラットにするように心がけなさい」という風に捉えました。

かげひなたなく=裏表なくという意味があるらしいので、心に当てはめるならフラットにということかなと思いました。
基本的にはおみくじの結果として吉だったので、全面肯定の意に捉えております。

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