FAMILOG メンバー紹介【３】MAYU UMISE

今回はFAMILOGでレコーダー（描く人）を担当してくれている海瀬麻由ちゃん（あだ名：うみちゃん）にお話を聞きました。

ーまずは、うみちゃんの夢やビジョンについて教えてください

うみ：私は人との繋がりを大事にしたいと思っています。それは自分自身が一人ではなく、仲間と頑張ってきた経験だったり、周りに支えられた経験があったから。心から繋がれてる、という感覚を持てる人を増やしたいなって思うんです。

ーどうしてそういう風に考えるようになったの？

うみ：大学2年生の終わりから、岩手の街づくりの団体に参加したことがきっかけです。そこで、自分をそのまま受け入れてくれる人に出会えて、自分に向き合ってもらったんです。そんな関わりの中で、自分の価値に気づけた経験が大きいです。

ーそうだったんだね。参加する前のうみちゃんはどんなだったの？

うみ：自分のことを話すのが苦手でした。否定されたらどうしよう、と思ってしまって怖かったんです。もしかすると極端にプライドが高いのかもしれません。

ーそこに参加するきっかけは何だったの？

うみ：課題とバイトだけで終わる大学生活で、このままでいいのかなって思ってたんです。何か熱中できるものを探したいと。そんな時に友達に誘ってもらったのがきっかけです。

ー就職先は福祉関係とお伺いしたんだけれど、この活動にもつながる部分があるのかな？

うみ：はい。陸前高田での活動はお年寄りの方と話すことがすごく多くて。一人で暮らす人が多いんですね。やっぱりそういったお年寄りの方とお話することで、寄り添っていきたいという気持ちが大きかったので。私の祖母も施設でお世話になってるので、自然とそういった思いもあったのかもしれません。

ーそんなうみちゃんがFAMILOGにJOINしたきっかけは何だったの？

うみ：今年の6月〜9月に自分の生き方を考えるスクールに通っていて、その時に卒業後のありたい自分を表すという時間があったんです。その発表で絵と文字を使ったんですが、すごく楽しくって。それまでも絵は好きでグラレコについて知ってはいましたが、到底無理だと思っていました。だけど、この経験を通してもっと練習したいと思えたんです。
そんな時にインターンシップでお世話になった先輩のくみさんがFAMILOGに誘ってくレました。

ー実際にFAMILOGセッションに参加して、改めて得意だなと感じたことはある？

うみ：言葉を絵に表すのがやっぱり得意だと思います。絵でイメージしやすくすることが得意です。聞く方が好きなので、話しやすい雰囲気をいつも心がけています。

ーここまでありがとうございました。それでは最後に、このインタビューを読んだ方に一言、お願いします。

うみ：近いからこそ気付いていない、パートナー間でのお互いの素質に向き合い、関係性を一歩進める機会にできたらいいなと思います。お互いを改めて深く知り、関係が深まる場にしたいです。

【編集後記】うみちゃんのインタビューは終始穏やかなベースでご自身の言葉を紡いでいく様子が印象的でした。「聞くのが得意」とのことでしたが、インタビューの中でも丁寧に質問の意図を咀嚼して、返答してくれる様子に、うみちゃんのセッションでの様子が浮かぶようでした。