FAMILOG メンバー紹介【1】KUMIKO HARA
1. まずはくみちゃんのビジョンや夢について教えてください
くみ:私は人との関わりを通して「人がその人らしく」いれるようにしたいと思っています。それは例えば自分の人生を自分で作っていく感覚に近いのかな、と思っています。
ーどうしてそう思うようになったの?
くみ:私は子供の頃から「〜せねば」と考えて動くことが多かったんだよね。「ちゃんとした大人になるには、しっかり勉強しないと、部活も頑張らないと、良い子でいないと」みたいな感覚が強かった。
そして大学生になった頃、今まで外側にあった「〜すれば良い子」「〜できていれば大丈夫」の指標がなくなって、突然自分がどうしたいのか決めていかなきゃいけなくなって戸惑ったし、どうしていいか分からなくなったんだよね。
そんなときにもともと興味のあった教育の分野で認定NPO法人カタリバにであって、自分で自分の気持ちを理解したり、自身の「こうしたい」を言葉にできるようになっていったんだよね。
ーそうだったんだね。じゃあくみちゃんの目指すその未来は具体的にはどんなだったらいいなと思う?
くみ:うーん。「社会がこうだからこう」とか「母親だから〜」「出世して稼ぐことが良しとされるから〜だ」「仲間はずれにならないために〜」みたいな大人も子供も関係なくそういう感覚ってどうしてもあると思うんだけど、そこが先行するんじゃなく、みんな自由に「自分はこうしたい」を描けたらいいな、と思ってる。
ーでは2つ目の質問に。くみちゃんはどうしてFAMILOGに関わろうと思ったの?
くみ:もともとは代表の沙耶さんとコーチングの講座で出会っていて、その関係で声をかけてもらったんだよね。
ーそうだったんだ。FAMILOGってコーチングとは一味違う感じがするんだけど、どんなところが魅力的だったの?
くみ:今お仕事をしている中で、子供たちって私に対しては思ってることを言葉にすることが少しずつできるようになっていくんだけど、それを子どもたちから親に伝えるとなるとハードルがすごく高いんだよね。でも、やっぱり親が応援者になってくれないと、しんどい状況から抜け出せない子達も多くって。だからこそ家族という関係性の中に対話を作っていくのってすごく大切だし、やってみたいと感じたかな。
ーそれでは最後の質問。FAMILOGで今やっていることと、得意なことややりがいを感じることを教えて。
くみ:私は今、パートナー(聴く人)をやりながら、現場メンバーとのチームビルディングを担当しています。得意なことか、、、そうだなあ。
相手の言葉からニーズを捉えることは得意かもしれない。
例えば、めちゃくちゃ頑張ってる人がいて、周囲の評価も高いのだけど、その人が苦しそうだったり「焦りがある」という発言がでたら、それって何でそうなっちゃうのかな?どうしたら苦しくなくなるのかな?っていうところに一歩踏み込んだり。
ーなるほど。確かに一見頑張っていることは評価されるけど、実はその根底には別のニーズがあったりするもんね。そういう体験がFAMILOGでもたくさん生まれるとすごく素敵だね。
ーここまでたくさんお話ありがとう。最後にこれからFAMILOGを使う方に向けてぜひ一言お願いします
くみ:家族やパートナー同士で本当に思ってることや、こんな風になりたい、と思ってることを安心して話せる場を作っていきたいと思っています。家族の傍にFAMILOGを置いてもらえたら、嬉しいです。