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【レポ】MEGA⭐︎ROCKS 2024_20241005


仙台で毎年行われているサーキットイベントへ行ってきたので、レポを書き綴ります!


「MEGA⭐︎ROCKS」とは

「MEGA⭐︎ROCKS」とはDate fmとライブハウスがタッグを組んで開催するライブハウスサーキットイベント。
2004年が開催初年で、毎年10月の第1土曜日に行われてます。
コロナ禍の2020年〜2021年は開催はなかったものの、おそらく今回で19回目。
仙台市内のライブハウスをほとんど使ってお昼から夜まで行われるビッグイベントです。

歴代の出演者を見ると、
2005年はサンボマスターやロットングラフティー、
2007年はなんと150人キャパの箱でONE OK ROCKの出演していた(2008年は400人キャパの箱にて出演)原石たちが集う素敵なイベントなんです!

もうヒストリー見るだけで胸熱。
あのバンドがこんな規模の箱で…!?ってなるから、本当に夢があるなぁと思います。
いや、ほんとにヒストリー見てるだけで永遠にお酒飲めそう(お酒強くないけど)



毎年開催を楽しみにしていて、今年なんて開催決定、チケット販売開始の時点でチケット取りました。
Date FMさんの各ライブハウスのブッキングには期待しかしてないので!
もう既に輝きを放ってるアーティスト、これからもっと輝くであろうアーティストの原石たちを集めてくださるので。
今年もありがとうございました。

ではではそろそろ本題に!
今年観たアーティストの紹介とレポを書き綴っていきます〜♩

今年はスタートからラストまで堪能。計10アーティストを観ました!


1. 鉄風東京

去年に引き続き観にいきました!
昨年は同じくRensaにてノリを務めた鉄風東京が、今年はトッパーを務めるという。
期待と信頼を感じますなぁ。
Rensaは今回のサーキットイベントでは1番大きい箱です。スタンディングで700人キャパ。

鉄風東京は、きっと1回ライブを観れば「あぁこりゃ売れるな」と分かる。
むちゃくちゃエモを感じられる音。
若さもあって、そこが良さのひとつでもある。
完成された大人の言葉って、あんま面白くないじゃないですか。
未完成で未熟で、悩んで迷ってぶつかってもがいて歯向かって、みたいな大人になろうとしてる人間の言葉が私は1番好き。
綺麗事言おうとされるとダルいんで!笑
ロックバンドに綺麗事なんて求めないよ私は。

鉄風東京の1番の印象は、音がデカい。
音圧がエグいんですよ。箱ぶっ壊れるかと思うくらいの音圧!
音源とライブのギャップがすごくあるなと思うので、そこも魅力なんだろうなぁ。
お客さんのシンガロングも大きいし、鉄風東京がリスナーを信頼してシンガロングを委ねてるのも伝わってきてめちゃくちゃいい。
ライブによっては普通にダイバー出ます。熱い。

後は、ボーカルの大黒くんのちょっと不器用だけどめちゃくちゃに真っ直ぐで純粋な人柄かなぁ。
前に感じたのは少しビックマウスだなーと思ったんだけど、逆にそこが魅力なんだと思う。どうしようもなく愛されちゃうような人柄。
というか結局のところ思いを口に出した人間がデカくなるんですよ。ついていきたくなるし。

MCでも話してたけど、アナログなやり方で攻めてるバンド。ライブハウスとライブを大切にしてることはめちゃくちゃ伝わるなぁ。
特にホームである「FLYING SON」っていうライブハウスを、曲にするほど大切にしてる!

私も好きな「KOTORI」をリスペクトしていて、そのリスペクトを曲からも音からも感じられるんだよなぁ。
私が人生で初めて「音圧」と本物の「音のデカさ」を感じたのがKOTORIのライブ。
2回目は去年のメガロで観た鉄風東京だったな。

メガロでのライブ、微妙に時間余ったんでラスサビ前からやります!って21kmやってたの超よかった。予定調和じゃないライブが大好き。

あるインタビュー記事で見つけた大黒くんの言葉がめちゃくちゃ素敵だった。

影響を受けたバンドと対バンして、そのお客さんたちが『鉄風東京いいね』って一瞬でも思わなかったら、DNAをもらったバンドに失礼なことをしてると思うから。影響を受けたバンドに『あなたたちのおかげで僕はかっこいいバンドをやれてます』って風に言えないとおかしいし、現時点ではそれを言えると思ってるんで、真っ向勝負で挑みたいですね。

https://rockinon.com/interview/detail/207388


Numb / 鉄風東京



2. TRACK15

初のトラフィフ〜!と思ってたら、トラフィフも初仙台だと言うことで驚き。
バンドの規模的にてっきり仙台でツアーとかもやってたもんかと思ってたからビックリ。
ていうか、初の仙台で今回のサーキットで1番大きい箱に選ばれちゃうの凄過ぎる。
お客さんもたくさん居たし!
絶対にまた来てほしいなぁ。

トラフィフはボーカルの蓮さんの声がめちゃくちゃ印象的。
キャッチーなメロが多くて、特徴のある蓮さんの声が乗っかるから、耳に残る曲が多い!
ラブソングが多いイメージだけど、すごく綺麗であったかい詞が多いかなぁ。
最近は所謂履き違えられたエモ(酒タバコセフレみたいなアレ)がベースのラブソングが多いからこそ、(ラブって言っていいのかすら危うい)
より良さを感じられるなぁ。

実際のライブの時の雰囲気も終始優しくてあったかい空間だったなあ。音と声に包み込まれる感覚。
白系の照明のとき、天国かと思ったよ🪽

聴きたかった曲たくさん聴けて嬉しかった!
あと、これはフェスやサーキットの良さでもあると思うんだけど、リハで本番ではやらない曲聴けて嬉しかった〜!!!

ライブも楽しかったし、素敵な素敵な歌詞があるこの曲を載せとこっと!

ねぇ、星と君以外は街のエキストラ

シティーライト、今夜 / TRACK15



3. Apes

Apesは去年も出演してたけど、タイテ被ってて断念したから今年ようやく観れて歓喜!

Rensaからenn2ndに移動したから
大きめの箱から狭い箱に移動したわけだけど
扉開けた瞬間の熱気がやばかった!!!
人パンパンだったし。
ライブハウスってこの熱気が魅力でもあるよね。

Apesは、オルタナをめちゃくちゃ感じれる音出してたなぁ。
サウンドが荒々しくてジャキジャキした音が印象的なんだけど、ノリやすいポップな曲が多いからお客さんの盛り上がりも半端なかったな〜。
すごいジャンキーって感じ!体を揺らすってよりかは、踊り狂うってイメージかな。

色々と記事も読ませてもらって感じたけど、時代に抗うやり方を貫いててめちゃくちゃかっこいい。自分たちがやりたいことを、やりたいようにやってる。私が1番好きなバンドスタイル!

〈ルーツはこれ〉って、一個のものに縛られたくないんですよね。オルタナロックバンドがオルタナロックバンドを聴いてそれらしいことをやるっていうのは、正解が既に出ているじゃないですか。

音楽的には、さっきも話したことと重なりますが、オルタナティブロックとかエモとか、そういうジャンルを更新するというイメージではなく、異質なもの同士を混ぜたたり、重めのダークなサウンドにあえてキャッチーなメロディを乗せたり、ふつうにやったらアンバランスだと感じさせてしまうようなマッチングをどう馴染ませていくか、食べ合わせの悪そうなものをどう美味しく料理するかというベクトルで作りました

https://mikiki.tokyo.jp/articles/-/34032


こういうの読んじゃうと、聴く楽しみがマシマシの増しになるよー!!!!!

正直、今回のメガロでは聴いてみよーくらいの気持ちで行ったけど、結構ガッツリ喰らったので、色々と聴いていこうかなと思ってます!


How are you ? / Apes



4. muque

メガロきっかけで初めて聴いて良いな〜と思って足を運んでみたら大正解。
今回のメガロで1番の収穫だった!

バンドではあるんだけど、普段私があんまり聴かないような雰囲気のサウンドだから新鮮。
ダンスホールにいるのかと錯覚するよう。
自然と体揺らしたくなる!
箱であるdarwin、照明めちゃくちゃ綺麗だし!

なんかこう、「新しい」って感じなんだけど
実際のバンドのコンセプトが「時代をパッケージングすること」らしくて、なるほど、と合点がいきました。

muqueの由来が“無垢”であることから、自分たちが何かに影響されて色づくのではなく、muqueの音楽が時代を染めていけたらいいなと思っています。

https://eyescream.jp/culture/139608/



バンドなんだけど、良い意味でバンドらしくなくて、かと言ってJ-POPって感じでもないし。
クールビューティって感じ。音源だけだとね。
すごい洗練されてる印象で、トラックがベースにあるのもあって、1音1音がめちゃくちゃ際立ってる。

ドラマーのtakachiさんがトラックメイクをしてるそうで、音源聴いてる時は、リズミカルなドラムンベースやな〜と思ってたけど、実際ライブでのパフォーマンス大胆過ぎて超よかった!!!
スティック回し華麗過ぎたし!!!
絶対生がいいなぁと思った!
ライブに行く意味を改めて認識させてくれたなぁ。

世界でも活躍できるだろうなぁ。
洋楽っぽさもあるけど、歌詞は日本語が多めなのもいい。だからこそ耳に残るんだろうな〜!
ビートに対して日本語の語感が良いんだろうね。

また絶対ライブに行きたいと思えました!


Bite you / muque



5. UNFAIR RULE

やっと生で聴けました、みはねちゃんの声!
ひと声聴いて、すぐ虜になっちゃった。
芯があって真っ直ぐで強いんだけど、愛くるしさもある可愛くて素敵な声!
みはねちゃんのバックグラウンドを感じながら、リアルな言葉で綴られた歌をこれまで聴いていて
心が応えまくってはいたけど、生で聴いたらもっっっっっっとやばかった。歌もだけどMCが。
涙堪えるの必死だった、ほぼ入場規制レベルのパンパンな入り口で。

「あたしが浮気された時に書いた曲。そばにいてあげられなかった」って話してて、浮気"された"のに、そばにいて"あげられなかった"と話していたみはねちゃん。
「人は絶対いつか裏切る、裏切られる」という言葉。
いじめを受けていた話をしてくれた。
あぁこの人にはめちゃくちゃ幸せになってほしいなぁって思った。
彼女を苦しめた人たちは許せないけど、みはねちゃんの強さはこういった過去から来てるんだろうなぁ。バネに変えれる力、凄いよ。
最高にかっこいい。
彼女の放った「強くなれ!」という言葉にめちゃくちゃ背中押された。
あとは「納得できないなら頷かなくていい」って言葉もね!

みはねちゃんのルーツがメロコアってのが驚き!
OVER ARM THROWとか熱いなぁ〜〜
確かに、恋愛の曲多めだけどアップテンポなギターロックも多くて疾走感あるんだよなぁ。

想いを歌声と音に乗せてロックをしてるなぁって感じ。めっちゃロックしてた。
ギターを「かき鳴らす」って表現がめちゃくちゃ似合うバンド!
シュウさんのドラムも、みはねちゃんから放たれる音とピッタリ重なってる感覚をひしひしと感じられた。

アップテンポな曲も、ゆったりとした曲も好きだからおすすめ選ぶの難しー!
でも特に歌詞が好きな曲があるからそれを。

君は細い月が好きなこと
私だけの宝物にして
大事に大事に心にしまう

細い月が好きなことを知れる関係って
きっと浅くはない気がしていて。
自分しか知らない、好きな人の好きなことを
自分だけの宝物にするって歌詞、素敵過ぎない?


馬鹿みたい / UNFAIR RULE


6. レトロリロン

普段ポップスを聴かない私にとっての特別枠〜!!
今回で3回目かな?ライブで見るの!
まーじで気持ちいい。自然と体揺れる。

まずボーカルの涼音さんが歌うますぎ。
歌唱力オバケもいいところ!
「ソウルフルな歌声」ってよく紹介されてるけど、まさにそう。

どのバンドもどのアーティストも、もちろんどの楽器も主役なんだけど、レトロリロンはボーカルの涼音さんを囲んで、各楽器が1つの図太い柱として構えてる感じ。
いい意味でボーカルを立てようとしてる感じが全くないんだよなぁ。
すごくバランスが良くて均等なレーダーチャートって感じ。

ライブでじっくり音楽聴く時って、正直特に好きな楽器の音を集中的に聴くことも多いんだけど(重低音大好きなので…)レトロリロンはそれができないね〜〜。全てに均一に意識を振り分けて聴きたいし、聴いてる。

音楽に疎い人が聴いても、実力派なんだろうな〜ってきっと思えるくらいの完成度と濃度。
全員音大出身らしいです。

タイアップとかドラマ主題歌とか担当したら一気に人気爆発するだろうな…
順調にもう世にバレ始めてるけど、まだ出会えてない人たちが聴くきっかけさえあれば、かなり多くの人に刺さると思う。
とりあえずこの曲を聴けばその理由が分かると思うな〜ということで!


深夜6時 / レトロリロン



7. Drop After Dawn

きました、大本命です。
メガロでいっっちばんデカい音出してた仙台のロックバンド!多分地球揺れてたよ、10月5日の19時頃から30分くらい。笑

私、「〇〇しないなんて人生損してるよ!」みたいな言葉が苦手なんですよ。
いや、私の人生の損得は私が決めるからほっといて?ってなるので。(ひねくれ者すぎるね🤨)

でも、こればっかりは私も使わせてもらっちゃう!
Drop After Dawn聴かない人は人生損してるし、出会ってない人は勿体無いから私が出会わせてあげたい〜〜!

刺さる人には刺さる、ではなくて、きっとどの曲か少なくとも1つは絶対に刺さります。
聴いたら分かると思うけど、その「聴く」きっかけが難しいんだよなぁ。
人はもっと音楽をディグれ。ヒットチャートだけ聴くな!もったいない。この世には素敵な音楽で溢れてるんだから。

ドロドンは結成して間もない頃から知っていて。何回もライブ見させてもらってたんだけど、ラウド系からしばらく離れてたのもあってかなりご無沙汰してしまってた…!きっかけがあってドロドンの音楽に再会したんですが、もちろんめちゃくちゃ進化しまくってたし、再会したタイミングがまもなく新譜がリリースされるって時だったから本当にありがたいタイミングだったなぁ。

まじで毎日聴くくらいドロドンの音楽が好きで惚れ込んでるから、また別記事で改めて書きます!

ラウドといえばラウドだけど、ジャンルで括るのが難しい!でもそれってめちゃくちゃ強い。

好きな曲しかないけど、新譜に収録されてる曲で、刺さる人が多そうな曲を!
終始、全フレーズ好きだけど、畳み掛けるような2Aから2Bがめっっっちゃ好きです。愛しすぎてる!!!!!!
ライブで一緒に歌うのも楽しすぎるんよ♡

Brick by Brick / Drop After Dawn



8. KOHAKU

KOHAKUは、「聴ける」声と音なんですよ。
なんていうんだろう、まさに「聴く」音楽。
表現難しい〜!語彙力皆無!伝われ!
聴けば伝わります。笑

ライブハウスで共鳴したら手を挙げて応えてるけど、KOHAKUに関しては耳で音をしっかりと受け取りたいからじっくりと聴いちゃった。
ボーカルの樂くんの声が良いのはもちろんなんだけど、ベースの律くんのハモリがめっちゃ良かった。すんごい気持ちいい。
あえてハモリ多めにしてるんだろうな多分。
その方が樂くんの良さも引き立つもんなぁ。
律くんは魅せ方が上手かった。無意識なのかもしれないけど、ハモリでキーが上に上がる時かな、ウィンクしてるみたいになっててなんか良かった!あと動き多くてめっちゃパワフル。
静の樂くんと動の律くん、そしてそれを支えて真ん中で構えるドラムの黛くん!
めちゃくちゃキレイなトライアングルだな〜と思って、三角の残像見えたもんライブ中。

MCで多くを語る感じではないけど、語らずとも曲聴けば満足、全部伝わるなぁって感じ。
気張ってなくて、それが逆に心地いい。
どちらかといえば激しめな音楽が私は好きだから、羽休めとして求めちゃう欲しいサウンド、バンド。
例えが…良くないかもだけど、SAみたいな存在!少し立ち止まって息を抜くために、絶対にあってほしいもの。
疲れた金曜の夜に夜風を浴びながらしっぽりゆったり聴きたくなります。

でもせっかくなのでハモリ多めな曲を!

シティガール / KOHAKU



9. Laughing Hick

やっと生で「カシスオレンジ」聴けました。
生カシオレ、最高に沁みたねぇ。
残業後の金夜に飲むお酒か!と思うくらい。

この曲が飛び抜けて人気あるんだよなぁ。
YouTubeのMV、再生回数1200万超え。エグ。

あまり共感してはいけないような歌詞なんだけどそれがきっと多くの人を魅了してるんだろうなぁ。
染みてる人は皆こんな思いしてるのかな…
しんどいからやめなよって思うけど、やめられない恋もあるんだろうねぇ。
みんな幸せになりたいよね。

サビの歌詞がエグい話をしようとしたら
あまりのエグさに"歌詞のリリック"っていう意味分かんない文字を打とうとしてた…

そんな激エグな歌詞がこちら。

欲しかったのはね「ゴメンね」じゃなくて
「楽しかった」のひと言でいいのよ
あなたのこと許してないよ
でも ちょっとだけ愛してる

神メロに載せられたこのフレーズ聴くと
よく分かんないけど泣きそうなるよ……
ハァずるい。このメロも歌詞も
きっとこんな想いをさせてる人もズルいんだろうなぁ。

MVのコメ欄もエグいので気になる人はぜひ。
お酒飲みながらコメ欄見てたらればやら、あーだこーだ語りたいなぁ……お酒はもちろんカシオレで。
この曲を聴いてグサグサきてるみんな〜!
幸せになろうな〜!!!!!

「でも ちょっとだけ愛してる」ってなんやねん。
強がってるだけで本当はめちゃくちゃ、どうしようもなく好きなんだよね。嫌いになりたいけどなれないんだよねーーううん。エグ!
共感はしないけど、それなりの歳だし、多分女性目線の曲だろうから気持ちはすごく分かるよ。

Laughing Hickはこういう、お前ほんとクズだな!みたいな人間らしくて、人間のダメなところが詰まってる曲が多いね。すごい沼。
もうタイトルから滲み出てる。
聴くとしんどくなっちゃうな〜〜笑
でも、こういう人間の汚いところに寄り添う音楽もこの世には必要なんだろうなぁ。
求めたくはないけどね!笑
でも音楽としては好きだから求めちゃう。

ライブでもパフォーマンスはとてもパワフルで、すごい振り切ってる感じがあって良い!
クズさに対する後ろめたさがない!みたいな。
クズクズ言ってるけど、あくまで歌詞と歌に出てくる主人公に対しての発言で、音楽も演奏もめちゃくちゃ良かったしかっこいいから勘違いしないでね…笑

音楽にせよ、その他の芸術にせよ、多くの人に評価されて世に受け入れられるにはアイデンティティが欠かせないから、そういった意味でもLaughing Hickは「らしさ」をめちゃくちゃ確立してるバンドだなぁと思いました!

サムネきっかけで聴く人も多いだろうから、MVのリンクも載せとこ!

カシスオレンジ / Laughing Hick


MVはこちら🍊🍷


大切な人には
ごめんねじゃなくて、ありがとうを伝えたいし
好きな人には
好きって伝えたいなぁと思わせてくれるなぁ。
(反面教師にしてる笑)

🧡💜


10. 空白ごっこ

メガロきっかけで初めて聴いて、
はりーPさんと電ポルPさんのプロジェクトだと知って驚き!
特にはりーPさんの「ぼくらのレットイットビー」は昔よく聴いてたから、空白ごっこの曲を聴いた時もはりーPさん要素めちゃくちゃ感じられてビビッときた。

ボーカルのセツコさんの歌声は、1回聴いたら引き込まれちゃうね。
生で聴いて見たとき、醸し出す雰囲気に圧倒されそうになったもん。
歌ってる時と、サビ前に拳を掲げる時の真っ直ぐで揺るぎない眼差しがとても印象的。
反面、楽しそうな時の笑顔もとっても素敵だったー!

全曲良かったけど、アンコール前ラストの「運命開花」は破壊力えぐかったなぁ。
めちゃくちゃ疾走感ある。サビで手を上げないわけにはいかないよ……勝手に動いちゃうよ……。

音も歌詞も声も、「鋭い」って表現をしたいかもしれない。でも優しさあるから、先端が尖っていないナイフみたいな感じかな。
どの曲も雨上がりに聴きたくなる印象かも。
雨が上がった後に射す日差しみたいな。
前を向ける歌詞が多くて、疾走感あるギターサウンドが後押ししてくれる!

メガロのトリ、どうしようかめちゃくちゃ悩んでたんだけど、空白ごっこを選んで良かったなぁ。
最後に光を見れたなぁって感覚。
アンコールで「天」を2回目やってくれたんだけど、すごく最後にふさわしい曲だった!
「開花」というEPは、「運命開花」から始まって「天」で締め括られてる。
EPやアルバムは曲順にもしっかりと意味があるから、1から順番通りに聴くことの良さというか、そうであるべきってことを改めて感じさせてくれたな!

私のメガロのトリ、そしてこの記事のトリはこの曲!

天 / 空白ごっこ



総括

めちゃくちゃ書いたー!!まもなく9000文字。
記憶にもどうしても鮮度があると思うから、早めに書きたかったんだけど、書きたいこと多すぎて通算5時間くらいかけて書いちゃったよ…。

音楽を浴びたことは私の生きた証なので、なるべく鮮明に残しておきたいの!

2024年のメガロックスもたくさんの物語を観れて幸せでした。
やっぱり私は音楽が、ロックバンドが大好きだと実感できた1日でした!
ロックと共に生きてる私の人生に幸あれ、って思ったけど幸しかねぇ〜〜!!!!!❤🔥

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