市政刷新ネットワークさんとの対話⑥
①市長のどの言動を捉えて「目に余る」と言われるのか、具体的にお示しください。
②地域懇談会は、どのような言動を捉えてそうおっしゃるのでしょう。
具体的にお示し下さい。
議論が噛み合うよう前提条件を揃えるために質問をしております。他意はありません。
「恥を知れ」については、メディアに取り上げられることを狙った発言で市民に関心を持ってもらうためのものと理解しておりますが、そこまでする必要はないのではないか、という見解です。
市長の「まずは議長を変えるところから始めてはいかがでしょう。」という答弁に対し当方は「議長を変えるということではなく、議会そのものが、もっとより良い方向に進んでいくべきと思っている」と言っております、貴団体がおっしゃる「よく言った」などの賞賛はしておりません。また、この市長の答弁については、議長をはじめ、他議員、議会事務局等と内容について確認を致しました。
甲田町の地域懇談会での発言は貴団体の発言であり、貴団体がそのように認識しているという事実を示すものに他なりません。当方のどの言動を捉えてそうおっしゃるのか具体的にお示しください。
おっしゃるように演じている部分があるように感じています。手法に是非があり、私たちもこのまちに馴染まないのではないかと懐疑的な見方をしております。ただその手法の先にある目的、何を実現しようとしているか?を見極める必要があると考えております。ひとつには、これまでの市長の言動から推察するに「市民が主権者として政治に責任を持つこと」が狙いなのではないかと考えます。市民の方から「市長と議会の問題が大きく報道されて恥ずかしい」というような声を聞きます。しかしそれは取りも直さず市民が選んだ政治家のやっていることであります。今の政治家を選んだ(あるいは投票をしなかった)市民の責任と言って差し支えないと考えます。もし今の状況を否とするなら次の選挙で変えるしかない。この任期4年をよく調べて、次の4年を託せる候補者に投じる。そんな政治家がいないということであれば、自ら立候補する。あるいはこれ!という人を擁立する。結局「我こそは!」と思い立って立候補し、市民の負託を受けた政治家が行う政(まつりごと)の結果を、市民が責任を持って引き受けるというのが間接民主制だと理解しております。だからこそ全ての有権者が政治を自分ごととして考える必要があると認識しております。
貴団体が設立されたのは石丸市政がきっかけではありませんでしょうか。他にも政治に関する市民団体が立ち上がり、日常会話の中でも市政が話題(良し悪しはありますが)になることが増えているように感じております。責任ある主権者が無関心であってはいけないと考えております。手法の是非はありますが、マスメディアで大きく取り上げられ、結果的に関心が高まっていると解釈しております。
議会の自律権への介入発言という認識はありません。当該発言はあくまで“提案”の範疇に留まるものです。もしこれを受けて議会が議長を変えたとしても、それは議会が自らの意思で行うことで、自律権が侵されるということにはならない、と解釈しております。
本件については、今村事務局長から7月28日付の書面を手交頂いた際に、貴団体の「田丸氏の言葉だ」と発言されたのを受けた回答でございました。市長を批判する市民の方がいらっしゃるのは承知しております。本件は、従前より「議論が噛み合うよう前提条件を揃えるために質問をしており」、「当方のどの言動を捉えてそうおっしゃるのか具体的にお示しください。」と重ねて伺っております。当方は一貫して「是々非々でやっている」という認識です。それを市長擁護とおっしゃいますが、当方は心当たりがございません。そう言われるのであれば、具体的な根拠を示して頂かなければ、議論が始まりません。