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選挙公約の評価・進捗報告

2023年10月31日に令和5年度広島県市議会議長会北部ブロック議員研修会があり、参加してきました。その中で講師 中村健(早稲田大学マニフェスト研究所)さんが各議員の選挙広報を示され、「選挙時に述べた公約の評価、進捗報告、説明責任を果たすことが、信頼の第一歩だ」とおっしゃいました。

まったくもってその通りだ、と思いましたので、早速自身の選挙公報を振り返り、進捗の報告をいたします。


2020年の選挙公報より

まずは見出し

「〜風通しの良いまちづくりを〜 市議会へ風穴開けに参ります」

という部分について

風通しの良い
1.風が吹き抜けること。
2.組織内部で意思や情報の通じるぐあい。

(引用:goo辞書

ここでは「情報や意思が議会の内外で積極的に行き交う状態」を意図して使っています。進捗状況としては

1.議会広報特別委員会の委員として

議会のことを詳しくお伝えするべく、以下の記事について関わりました。

 第69号 副市長選任同意①案件 P.4~8(委員長案を加筆修正)
     議会と市長とのこれまでの経緯 P.20~21
            (※1 10月30日記者会見要旨のまとめ) 
 第70号 第2回臨時会 副市長選任同意②案 P.4(主筆)
      再議③に付する理由 P.8(主筆)
 第71号 決算審査 P.4~6(主筆)
     総務文教常任委員 P.9(副常任委員長の原稿を加筆修正)
 第72号 広報あきたかた「市政の動き」に対する議会の見解P.16~17(主筆)
 第73号 当初予算審査 P.4~6(主筆)
 第74号 議案第43号「議員定数”削減”条例」P.3~6(主筆)
     賛否表(提案 → 原案作成 → 採用)
     一般質問レイアウト変更(提案 → 原案作成 → 採用)
 第75号  決算審査不認定 P.6~7(主筆)
 第76号 補正予算審査 P.6~7(主筆)
 第77号 当初予算審査 + 修正案(認定こども園)の議論 P.4~7(主筆)
 第78号 道の駅への無印良品出店に関する議論 P.3~6(主筆)
     補正予算審査 P.10~11(主筆)
 第79号  決算審査不認定 (主筆)

|自己評価|
 賛否の分かれる議案はほぼ主筆として関わり、限られた誌面の中ではありますが、どんな議論があって決まったのかという情報が議会外(有権者の方々)に届くよう、全力で取り組みました。自己評価としては及第点。あとは受け手の評価に委ねます。(お気づきの点があればぜひご教示ください)

2.一議員&会派として

 主にFacebookとYoutube、そして座談会を通じて情報発信・意見交換を行なっています。
Youtubeでは会派の同僚 田邊介三議員とともに動画シセイチャンネルを公開し、議会で起きていることの報告・説明を行なっています。こちらでは客観的事実に基づいて正確に情報を届けることを第一に考え、その上で自身の主張を展開する、というスタンスで情報をお届けしております。


Youtubeシセイチャンネル

Facebookでは議案の説明やコメント欄を通じた意見交換を行なってます。

Facebook Page「南沢克彦にもっと働いてもらう会」

また会派または個人で座談会を開催しています。

2022年の実績

コロナ禍もあり、対面が憚られる中、オンラインの会を開催してきました。(公表・公開では 2021|3/13,  2022|1/23, 2/18, 2/28, 2023|4/12, 10/5の6回) 

|自己評価|
情報発信はYoutube、Facebookとも及第点。もう少し更新頻度を高めたい。間違った情報は流せないので、各所に内容の確認するのに手間取っている。
意見交換(座談会など)については、頻度・参加人数・テーマ設定や進め方など課題が多い。自ら主催する会も引き続き実施しながら、各種団体が開催する会合へ赴く機会も増やしていきたい。(「話を聞いてみたい」というリクエストがございましたら気軽にご連絡ください。)

風穴を開ける
1.槍・鉄砲の弾丸などで胴体を貫く。
2.閉塞感のある組織や事態に新風を吹き込む

(引用:goo辞書

ここは当然2.で、「固まった考えや古いルールに縛られてるところに、新しいアイディアや考え方で変化をもたらす」ということを意図しています。

実績としては
 1.Youtube・SNSによる情報発信(これまでなかった)
 2.オンライン座談会・ライブ配信(これまでなかった)
 3.議会広報における ①賛否表 ②一般質問レイアウト変更 
 4.「まちづくり助成金」の提案 → 制度化
 5.一期目の議員が議長選に立候補(これまでなかった)
      パッと思いつくところで、できることには挑戦してきてます。
      まだまだできることはあるはず…。|これも及第点|


それでは3つのアプローチについて

公約① 財政見直し

 これは市長が財政見直しを強力に進めているので、同調しつつ、進め方に問題がないかチェックするという立ち位置で参画しています。予算決算常任委員会では、質疑回数はおそらく1~2を争う多さではなかろうかと自負しております。質についても比較的良いのでは…と思っておりますが、それは動画をご覧いただき、ご判断いただくほかないと思っております。

https://www.youtube.com/watch?v=g0Z9K6YbWfk&t=6s
  2023.09.21  予算決算常任委員会 令和4年度決算審査の動画(一例)

公約②人口減少の速度を緩める

 なかなかこれを”議員”として結果に結びつけるという難しいという印象を持っています。まずは仮説を持って、市長との議論に臨んでいる状況です。

一般質問「産後ケアについて」2022.09.16 

一般質問「地域おこし協力隊について」2023.03.06

公約③座談会の開催

 これは上記で紹介したところです。が、まだ道半ば。トライしている最中です。議員主催の集会に出るというと、「なんだアンタはアイツ(ある議員)の味方らしいな…」と裏でコソコソ言われかねない閉塞感が漂っているような感じは否めません。でも誰のところに話聞きに行ってもいいんです。あっちこっちの議員さんに会って、話を聞いて、比較して、責任持って一票投じればいいんです。 まだまだ時間はかかりそうだからこそ、言い続けなければいけないと感じます。
 集会はなかなか参加し難い雰囲気もわかるので、ネットを通じたコミュニケーションと併用しながら進めていきます。


最後にオマケ。
同僚議員の選挙公報も載せておきます。
ぜひお近くの議員さんにも進捗お尋ねくださいませ。
※現役の議員さんのみの掲載とするため、現物を一部編集(掲載順を入れ換え)していることを予めお伝えしておきます。ただし各候補者(当時)の掲載内容については編集を加えておりません。 
原本はこちら。https://www.akitakata.jp/ja/shisei/section/jimukyoku_kansaiin/senkyo_oshirase/r2-shigisenkyo/r2-sigisenkyo-senkyokoho/

原本を一部(上段2枠)編集しております。が各候補者の掲載内容に変更はございません。
目立つといいな♪と思って枠をつけてみました。


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