【お笑い】30年ほど続いた「ドラゴンボールたとえ」の時代が終わってたっぽい!
お笑い芸人のラジオアプリ #GERA を聞いています。
そこで気づいたんですが、
30年ほど続いた「ドラゴンボールたとえ」の時代が終わってたっぽい!
GERAが始まったのは3年ほど前。
「スーパーサイヤ人みたいに…」みたいなたとえが、わかって当然やろとばかりに使われていた。
TVでも、ラヴィット!の買い物ロケ中かな?爆買いベジータ侍なんてキャラが生まれたけど、ポケモンネタは聞いたことがない。
GERAの新しいメンバーの「ママタルト」「春とヒコーキ」は、それぞれ富樫ファン、元ブックオフ店長だから、80年代から現在進行形の新作まで漫画ネタを引用しまくる。この二組でドラゴンボールとその他のパワーバランスが逆転した。
「ヤーレンズ」は、どこかで聞いたワイドショーの話とかをずっと続ける。江角マキコが長嶋一茂の家に落書きをしたとか、今どき太田光しか口にしないようなワイドショーの話を30分毎回続けて本題に入らないラジオだけど、ここでも家の落書きは「刃牙の家」にたとえられる。
ラジオだとみんな、それぞれの世代の「わかって当然」が聞ける。
共通して話題に出すのはポケモン。あいつは何属性だとか。
ポケモン以外なら、「ワンピースのあの能力みたいやな」って話したら、相方が「あー、〇〇編でこういう能力があるんだよね」と視聴者を置いていかないように補足を入れる。
ポケモンはほとんど説明が入らない。芸能人が改名したニュースを、ポケモンの進化にたとえたりする。
ぼくが最初に聞いたお笑い芸人のドラゴンボール話はダウンタウンだった。
(でも、不思議なもんでダウンタウンはトークではドラゴンボール話をするのに、コントではもうひと世代前の「妖怪人間ベム」とか「タイガーマスク」とかのパロディをやっていた)
THE SECONDで囲碁将棋が「凝ったモノマネをする」ネタをやったけど、ネタ中にドラゴンボールとチャゲアスを当然のように話してて、ラインナップ古くない?って一瞬思った。
実際は「世界名作劇場」を見たことがなくても、フランダースの犬とか何となくわかるように、ドラゴンボールを見たことない10代でもなんとなくわかるかもしれないけど、ポケモンや遊戯王の話で吹き出して手を叩いてウケているスタッフの様子に、
新しい時代がとっくに来てる!
と気づいた。
ポケモンも新しい作品ではないのに。
テレビとBIG3が娯楽の王様からフェードアウトしていくタイミングでドラゴンボールたとえ一強時代が終わろうとしている。少し前にお笑い第七世代と言われた世代の登場とともに。
大空スバルも遊戯王の話してたし…ブックオフでキャラメル状に包まれた全巻セットあるかな、と思ったら意外に売ってない。
ぼくは本好きなので、漫画ってみんなで覚えてるシーンを口にするだけでこんなに楽しめるんだなぁって羨ましくなる。