【韓国最新レポート】釜山(プサン)旅行その3、映画『国際市場で会いましょう』の舞台と最高のドライブウェイ「山腹道路」
안녕하세요(アンニョンハセヨ)南うさぎです。
韓国最新事情、釜山(プサン)旅行レポートの3回目です。前回は南浦洞(ナンポドン)のホットク屋台を紹介しましたが、時間の余裕があったらそこから足を伸ばして国際市場まで行くと、また違う景色を楽しむことができて面白いです。
※特記以外の撮影:南うさぎ
2014年に韓国で公開されたファン・ジョンミン主演の映画『国際市場で逢いましょう』の舞台にもなった国際市場は、今でも昔の面影があり映画を思い出せるような親しみある市場の風景が広がります。
国際市場で逢いましょう
『国際市場で逢いましょう』は総動員数1426万人の大ヒットになった映画で、1950年代の朝鮮戦争以降から現在まで、家族のために生きてきたお父さんのストーリーです。釜山に避難してきて国際市場で頑張っている姿や、釜山の歴史なども繊細に描かれています。
南浦洞から国際市場に行く狭い路地には、ファッションや雑貨屋など生活に密着したお店が多いです。
レトロな感じのお店も多く、昔ながらの店舗が多いので回って見るだけでもとても楽しいです。このエリアは、釜山が地元である人にはいつ行っても変わらない懐かしさが溢れる心温まるところです。南浦洞の表通りは若者向けのお店が中心で、国際市場の方面に行くほどだんだん年配者向けに変わっていくのも何だか面白く感じます。
南浦洞の旅が終わったら山腹道路に行くバスに乗ってみるのもいいでしょう。いや、もしかしたらここのコースが一番面白いかも知れません。レンタカーを借りて山腹道路を自由に走るのがおすすめですが、南浦洞からバスに20分くらい乗ってみるだけでも、山腹道路から眺める景色を楽しむには十分かなと思います。
山腹道路は山や坂などの中腹にある道路のことで、ほかの地方にもありますが、その中でも一番有名なのが釜山の山腹道路です。もともと山や坂が多い釜山の地形に、朝鮮戦争のときに避難先として多くの人々が集まって狭い道路が発達しました。狭い道路で急カーブが続きスリル満点の山腹道路から眺める釜山港の景色はとても素晴らしいです。釜山ならではの街の色味も個性的で、何とも言えない緑色がとくに印象的です。
映画『国際市場で会いましょう』で主人公が住んでいる家も国際市場からそんなに遠くない山腹道路にある家です。しかし、あえて撮影場所を探さなくても釜山港を臨む景色は山腹道路のどこから眺めても素敵です。
また、パク・ソジュン主演のドラマ『サム、マイウェイ〜恋の一発逆転!〜』も山腹道路の住宅地で撮影されています。時間がありましたらバスから降りて住宅地を歩いてみたり傾斜の激しい階段を登ったり降ったりするのも楽しいと思います。
*南浦洞から山腹道路を走るバス「86番」
チャガルチ市場、南浦洞、国際市場から乗車すると釜山の中区、鎮区までの山腹道路を回るので好きなところに降りて街の風景や景色を楽しむことができます。
※次回更新は2022年8月5日(金)の予定です。
안녕!
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