狂気の演技が中毒者を生む『ペントハウス』
안녕하세요(アンニョンハセヨ)南うさぎです。
引き続き、ドラマ『ペントハウス』シーズン1についてです。
写真はすべて公式サイト「https://m.programs.sbs.co.kr」より。
ドラマの人気とともに俳優たちの熱演も話題になっています。撮影の際、大事な展開となる部分や、犯人が誰かということを俳優同士にもわからないよう秘密で撮影を行ったため、より一層リアルな演技ができたそうです。
さまざまな熱演シーンの中でももっとも評価されたのは、キム・ソヨンが演じた “稀代の悪女” チョン・ソジンがその欲望と狂気を見せるシーンです。15話でのピアノ演奏シーンや、16話でお父さんの病室に入り嗚咽するシーンはドラマ史に残る名シーンと言われました。
とくに雨に濡れて狂気でピアノを演奏するシーンは、代役なしでキム・ソヨン自身が直接弾いています。キム・ソヨンは楽譜も読めないレベルだったのですが、このシーンのためピアノを習い2ヶ月半の猛練習で見事に演奏シーンを完成させたそうです。
以前は、話題のドラマではキャラクターのイメージによって演じた俳優の好感度が下がるというケースも少なくありませんでしたが、悪役の多い『ペントハウス』では俳優本来のイメージとキャラクターとのギャップを視聴者に認識してもらうため、毎回多くのメイキングの映像が出されて俳優の素顔が見られました。役とのギャップで、俳優たちの人気もさらに高くなっています。
2020年SBS演技大賞ではイ・ジア、キム・ソヨン、ユジン、オム・ギジュンは最優秀賞、ユン・ジョンフン、ボン・テギュウ、シン・ウンキョンは優秀賞、パク・ウンソクは助演賞、キム・ヒョンスが青少年演技賞を受賞しました。彼らの熱演があったからこそ、見るのをやめられない中毒ドラマになったと思います。
안녕!
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