ドラマ『それでも僕らは走り続ける』に登場するいまどき韓国語#10 親しい間柄の呼び方
안녕하세요(アンニョンハセヨ)南うさぎです。
ドラマ『それでも僕らは走り続ける』から、今回は親しい間柄での呼び方を紹介します。
16話、ヒロインのミジュ(シン・セギョン)と先輩で同居人のメイ(イ・ボンリョン)の会話で、ミジュはメイを「여보(ヨボ)」と呼んでいます。
このシーンだけではなく、何度かミジュがメイを「ヨボ」と呼ぶシーンがあります。本来「ヨボ」は夫婦の間で使う呼び方ですが、ミジュは親しみの表現としてメイに使っています。また「언니(オンニ):姉」と呼ぶことも多く、どちらの場合も字幕では「メイさん」になっています。細かい表現なので、名前になっているのだと思います。
여보(ヨボ):夫婦がお互いを呼び合う呼び方
恋人同士でもハニー、ダーリンの意味で使う
また1話では、映画祭で公開ラジオイベントに出演中の大女優ユク・ジウ(チャ・ファヨン)に、ミジュが観覧席から応援のメッセージを送る際も「オンニ」と呼んでいますが、ここも字幕ではジウさんになっています。
언니(オンニ):お姉ちゃん
実の姉ではなくても女性が年上の女性を呼ぶとき使う
5話、ユク・ジウが息子であるソンギョム(イム・シワン)に偶然会ったときに呼ぶ場面。
字幕では名前を呼んでいますが、よく聞いてみると「아들(アドゥル)」という言葉が聞こえると思います。
最近、韓国ではお母さんが自分の息子や娘を名前よりも「息子(아들 アドゥル)!」または「娘(딸 タル)!」と呼ぶことがトレンドです。ほかのドラマでもそういうシーンはたくさん出てきますが、大体字幕では名前になっています。普通の家庭でもよく使う、親しみの呼び方です。
아들(アドゥル):息子
딸(タル):娘
韓国特有の呼び方を知ると、もっと楽しくドラマを見られますね。
안녕!