ドラマに登場する絵本と人形が現実に!悪夢から守ってくれるサイコグッズ(ドラマ『サイコだけど大丈夫』について#4)
『サイコだけど大丈夫』について4回目は、ドラマに登場し重要な役割を果たす5冊の絵本と人形を紹介します。
人気童話作家コ・ムニョン(ソ・イェジ)の作品としてドラマで見た絵本が、現実に登場して話題になりました。ドラマの企画段階では出版予定はなかったそうですが、1〜4話の台本を調整していく間に、パク・シヌ監督の提案で出版に至ったそうです。ドラマ中、ムニョン作のこの5冊のうちの1冊「本当の本当の顔を探して」は、サンテ(オ・ジョンセ)が挿絵を描いた、ムニョン、サンテ、ガンテ(キム・スヒョン)3人の物語でもある特別な絵本です。実際には5冊の童話のストーリーは脚本のチョ・ヨン氏、絵はチャム・サン氏で完成していますが、絵本にはムニョンのサインが入っていてドラマチックになっています。傷を抱いた3人の男女が出会い、そして傷を治していくドラマの感動を入れ込んだ5冊の童話は、現在はまだ韓国語版しか発売されていませんが、チェックしてみてください。俳優たちの朗読で聞くことも可能になっています。
ドラマに登場した5冊の絵本
1.「悪夢を食べて育った少年」
https://audioclip.naver.com/channels/4935/clips/2
朗読:ムン・ガンテ(キム・スヒョン)
第1話に登場。過去の悪い記憶を消すために魔女を探しにいき、霊魂を取引する少年の物語です。
2.「春の日の犬」
https://audioclip.naver.com/channels/4935/clips/6
朗読:ムン・サンテ(オ・ジョンセ)
第7話に登場。長い間、木の下に縛られて首綱を切る方法を忘れて夜になると泣く犬の物語です。ムニョンとガンテの象徴でもあり、ドラマの展開に大事な鍵になっています。
3.「ゾンビ子供」
https://audioclip.naver.com/channels/4935/clips/4
朗読:ムン・ガンテ(キム・スヒョン)
第4話に登場。感情はなく食欲だけがある子どものため、自分を犠牲にするお母さんの物語です。ドラマの中ではムニョンの大ファンのサンテがこの本のサイン会に行き、思わぬトラブルに巻き込まれます。
4.「手、あんこう」
https://audioclip.naver.com/channels/4935/clips/7
朗読:ト・ヒジェ(チャン・ヨンナム)
第14話に登場。自分の子どもが恋しすぎて子どもを完璧に育てようとする母親と娘の物語です。コ・ムニョンのお母さんト・ヒジェの朗読にはちょっぴり鳥肌が立ちます。
5.「本当の本当の顔を探して」
https://audioclip.naver.com/channels/4935/clips/9
朗読:コ・ムニョン(ソ・イェジ)
第16話に登場。怖いけど勇気を出して自らの傷に直面し、幸せに向かう物語です。ついに本物の自分の顔を探したガンテ、サンテ、ムニョンの話でもあります。
※絵本の表紙写真は、YES24.COM(http://www.yes24.com)から。
サンテとムニョンが大ゲンカした「マンテ」人形
ガンテが、蝶の悪夢に脅えパニックを起こす兄サンテのために手作りしたマンテ人形。ガンテはこの古びた人形を眠れないムニョンに渡します。ムニョンがマンテ人形を持っているのを見たサンテは「自分のものだ」と主張して2人は取っ組み合いの大ゲンカになります。ガンテはサンテを説得して「今、マンテ人形を必要とする人」ムニョンにあげます。ムニョンがマンテ人形を手にして穏やかに眠るのを見ると、本当にムニョンの悪夢を食べてくれる魔法の人形のようでした。
※写真はドラマ公式サイト(http://program.tving.com/tvn/tvnpsycho)から。
このマンテ人形が現実にもグッズになり、ドラマファンを喜ばせました。手作りするファンも多く、その人気はますます高まりそうです。
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