ドラマ『ヴィンチェンツォ』のストーリーとおもな登場人物
안녕하세요(アンニョンハセヨ)南うさぎです。
2021年2月にNetflixで配信されて以来、ランキング上位をキープしている韓国ドラマ『ヴィンチェンツォ』、ご覧になりましたか? とにかく痛快でキャラクターも魅力的。今回はそのストーリーとおもな登場人物を紹介します。
ソン・ジュンギ主演の『ヴィンチェンツォ』は、組織に裏切られ韓国に戻ったイタリアマフィア弁護士がベテラン弁護士とともに悪を悪の方式で処断する物語です。
写真はすべて公式サイト(http://program.tving.com/tvn/tvnvincenzo/)より。
ジャンルはブラック・コメディー、犯罪、スリラーなどのミックスになります。悪を悪で処罰する、その復讐劇がスッキリするという意見も多いですが、残酷なシーンも多かったため心配もされていました。制作側は企画意図を、現実には叶わないとしても、この世の根深い悪を無くすためには時には変則的で強い対応方法も必要であると伝えています。
ヴィンチェンツォ役 ソン・ジュンギ
イタリアマフィア「カサノファミリー」のコンシリエーレ(顧問弁護士)。韓国生まれだがイタリア人の養父母に育てられ、気質は完全にイタリア男。やられたら何倍にもしてやり返す“復讐主義者”で、一度決めたら徹底して報復します。
ソン・ジュンギは2008年映画『霜花店―運命、その愛―』でデビューし、ドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』で認知度を高めました。2016年に除隊後復帰作として出演した『太陽の末裔』が大ヒットし、トップ俳優入りを果たします。2017年には『太陽の末裔』で共演したトップ女優ソン・ヘギョと結婚しますが、2019年に離婚しました。今回主演を務めた『ヴィンチェンツォ』は現代劇としては『太陽の末裔』以来の出演作として注目を集めました。
デビュー前、高校生のときから成績優秀で、成均館大学時代は校内雑誌の表紙モデルに抜擢されるなどビジュアル抜群の人気者だったと言われています。
出演作:ドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』『太陽の末裔』『アスダル年代記』、映画『スペース・スウィーパーズ』など
ホン・チャヨン役 チョン・ヨビン
最高のスペックを持つ、国内最大の法律事務所「ウサン」のエース弁護士。彼女の絶対的基準は善悪ではなく裁判の有利・不利でしたが、父の名誉のため、ヴィンチェンツォとともに闘います。
2015年に映画『背徳の王宮』でデビューしてから多くの作品に出演しています。2018年の映画『罪深い少女』での演技が高く評価され注目を集めました。これからの活動が期待されている女優です。
出演作:ドラマ『メロが体質』『君を守りたい〜SAVE ME〜』、映画『罪深い少女』『傷つけない』など
チャン・ジュヌ役 オク・テギョン(2PM)
法律事務所「ウサン」のインターン。チャヨンを先輩と慕う、優しげな青年として登場しますが、ドラマ展開の鍵を握る人物になります。
オク・テギョンはアイドルグループ2PMのメンバー。その完璧なボディで野獣アイドル(チムスンドル 짐승돌)と言われ、ドラマや映画でも活躍しています。バラエティ番組ではカッコいい見た目とは違う、素朴で飾らないキャラクターが反転魅力としてファンに愛されています。
出演作:ドラマ『ドリームハイ』『キスして幽霊!~Bring it on, Ghost~』、映画『結婚前夜』『時間回廊の殺人』など
チャン・ハンソ役 クァク・ドンヨン
巨大企業バベルグループの会長。富と権力に執着しますが、会長としての見識は何か物足りない感があり、誰かの指示を受けています。
クァク・ドンヨンは1997年生まれ。歌手志望でテジョンからソウルに上京し、16歳から一人暮らしをしています。2012年『棚ぼたのあなた』のオーディションに合格して演技を始めました。ドラマ、映画、演劇、ミュージカルなど様々なジャンルで活躍している実力派で、今後も期待されている俳優です。
出演作:ドラマ『ボクスが帰ってきた』『私のIDはカンナム美人』『サイコだけど大丈夫』など
チェ・ミョンヒ役 キム・ヨジン
南東部地検の検事として、高官たちの不祥事をもみ消してきましたが、後輩ハン・スンヒョクの提案でウサンに移り、バベルグループの専任弁護士になります。ズンバが大好きで親近感のある見た目とは違い、自分の目標を達成するためには血も涙もない手段をとる、冷静で残酷な女性。
1998年映画『ディナーの後に』でデビューして以来、様々なドラマや映画に出演している実力派女優です。2003年に放送された『宮廷女官 チャングムの誓い』でチャングムに医術を教える医女として知名度を高めました。
出演作:ドラマ『宮廷女官 チャングムの誓い』『ボクスが帰ってきた』『人間レッスン』『新米史官ク・ヘリョン』など
重厚な布陣で固められたメインキャラクターに加え、多彩なサブキャラクターたちも『ヴィンチェンツォ』になくてはならない顔ぶればかり。また次回、ご紹介します。
안녕!