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“宿敵”弱肉強食の「長家(チャンガ)」ファミリー(『梨泰院クラス』について#2)

ドラマ『梨泰院クラス』についての2回目です。

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JTBC公式サイトより
http://tv.jtbc.joins.com/itaewonclass

 主人公セロイ(パク・ソジュン)の因縁の相手、チャン・デヒ。小さな食堂から一代で築いた外食企業「長家(チャンガ)」の会長で、「弱肉強食」をモットーに目障りなセロイを潰しにかかります。

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 圧倒的な存在感のチャン会長を演じたユ・ジェミョンは、舞台を中心に活動してきた実力派俳優で、ドラマ『恋のスケッチ~応答せよ1988~』『秘密の森』『ライフ』などで広く知られるようになりました。『梨泰院クラス』撮影時は46歳で、60代前後のチャン会長を貫禄たっぷりに演じていました。

「長家」専務のカン・ミンジョンは、チャン会長の共同創業者の一人娘で大株主。セロイの父から仕事を教わり、「長家」を大切に考えています。会長の後継をめぐってその動きが注視されているカン専務を演じるキム・へウンは、気象キャスター出身の女優です。

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 2012年に映画『悪いやつら』で、リアルな釜山方言でインパクトのある演技を見せ、観客を魅了しました。チャン会長とは親子ほどの年の差の設定ですが、実年齢はユ・ジェミョンと同い歳。美貌と知性でシックなオーラを放つ、大人の女性です。

 チャン会長の長男チャン・グンウォンは、セロイが転校した先の高校で「俺がここの王だ!」と豪語して君臨する、絵に描いたような二世。クラスメートのスア(クォン・ナラ)に想いを寄せますが相手にされず、ここからセロイとの壮絶な悪縁が始まります。意外とビビりだけどセロイに負けじと執念深いグンウォンを演じるアン・ボヒョンは、ボクシングでプロも期待された選手でしたが、187cmの身長を生かしてソウルコレクションでモデルデビュー。野性的な肉体美も納得です。

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 セロイとのアクションシーンでは2人とも代役を使わなかったとか。2016年のドラマ『太陽の末裔』で注目を集め、現在は人気バラエティ番組「私は一人で暮らす 나는 혼자 산다」に出演中で、日本にもファンが多いです。

 幼いころから冷遇されてきた、グンウォンの異母弟チャン・グンス。自分の居場所のない「長家」を出て、チョ・イソ(キム・ダミ)とともにセロイの店「タンバム」で働きます。「長家」の人間とは思えないほど欲のないグンスを演じているのはキム・ドンヒ。

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 2018年にウェブドラマ『A-TEEN』でデビューし、続いて大ヒットドラマ『SKYキャッスル』に出演、俳優人生を快調にスタートしたばかりの期待の新人俳優です。一途で、捨てられた子犬のような、母性本能をくすぐる魅力のグンス。そんな彼が欲を持つ展開が、ドラマをより一層スリリングにしてくれます!

写真はすべてJTBC公式サイトより
http://tv.jtbc.joins.com/itaewonclass

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