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『ヴィンチェンツォ』の脚本家パク・ジェボムが描いたおすすめ作品①『熱血司祭』

 안녕하세요(アンニョンハセヨ)南うさぎです。

 日本でも大ヒット中のドラマ『ヴィンチェンツォ』には、脚本を担当したパク・ジェボムの前作である『熱血司祭』『キム課長とソ理事〜Bravo! Your Life〜』と世界観が繋がるところがあり、オマージュシーンが多く登場します。2つとも韓国では大ヒットしたドラマです。今回はまず『熱血司祭』を紹介します。

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写真はすべて公式サイト(https://m.programs.sbs.co.kr)より。

『ヴィンチェンツォ』に登場する『熱血司祭』のオマージュ
*『ヴィンチェンツォ』では「クムガプラザ」ビルの地下に金塊が隠されていますが、『熱血司祭』でも現金が隠されている設定になっています。
*5話、ホン・チャヨン(チョン・ヨビン)がスカウトされた法律事務所の名前「手段と方法」は『熱血司祭』で区長に接触するために利用した偽法律事務所の名前と同じです。
*9話、質屋のイ社長(ヤン・ギョンウォン)の耳がクローズアップされレスリングで相手を制するシーンは『熱血司祭』のソンサク(アン・チャンファン)が隠していたムエタイの実力を発揮するシーンを思わせます。

ドラマ『熱血司祭』(2019年)

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脚本:パク・ジェボム
演出:イ・ジェフン
出演:キム・ナムギル、イ・ハニ、キム・ソンギュン
 血の気の多いカトリック司祭とヘタレな刑事が、ある殺人事件をきっかけに出会い共助捜査をする物語。
 
 平均視聴率16.1%の人気ブラックコメディードラマで、俳優たちの演技が高く評価された話題作です。主演のキム・ナムギルの魅力が目立ち❝ジャンルがキム・ナムギルである❞と言われました。以前韓国ドラマでよく描かれがちだった、血縁、出生の秘密などの要素が少ないのも人気の一つでした。パク・ジェボム作品の特徴でもあるように『熱血司祭』でも色々なパロディーが登場しています。『ヴィンチェンツォ』ファンならきっと好きになると思います。

 안녕!


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