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テレビプロデューサーのナ・ヨンソクが作り出した人気バラエティ番組

 안녕하세요(アンニョンハセヨ)南うさぎです。
 今回は韓国の人気バラエティ番組『花よりおじいさん』『三食ごはん』『新西遊記』『ユン食堂』シリーズなどを続々と大ヒットさせているテレビプロデューサーのナ・ヨンソクと、その番組についてのお話です。

イ・ソジン(左)、ユン・ギュンサン(中)、エリック(右)。『三食ごはん海の牧場編』(http://program.m.tving.com/tvn/3bobfisherman2)より。
ナ・ヨンソク(https://hightechlowtech85.tistory.com/111)より。

 1976年生まれのナ・ヨンソクは2001年に韓国の公共放送であるKBSに入社、2007年に手がけたバラエティ番組『1泊2日』を大ヒットさせました。KBS在籍中も優れた才能を認められていましたが、その才能に本格的に光が当たったのはケーブル局のtvN(CJ E&M)に移籍してからです。移籍をしたその時は、tvNが開局したばかりで心配の声もありましたが、リアルバラエティ番組『花よりおじいさん』を製作して見事にヒットさせました。それから現在に至るまで『三食ごはん』『新西遊記』『ユン食堂』シリーズなど、手がける番組を続けて大ヒットさせ、小規模だったケーブル局tvNの成長に大きな貢献をしています。今は韓国で最も優れたバラエティ番組のプロデューサーとして認められています。

『花よりおじいさん』(http://program.m.tving.com/tvn/flowerseries/64/Contents/Html)より。

 ナ・ヨンソクがtvNに移籍して初めて企画して2013年に放送された『花よりおじいさん』は、平均年齢78.8歳(数え年)の芸能界の大先輩たちのヨーロッパバックパック旅行番組でした。そこでイ・ソジンはカバン持ちとして案内役を務めて人気を集めました。
 イ・ソジンはどんな番組であるかも知らずに参加したという裏話もあるそうです。番組の中ではぶつぶつ文句を言いながらも大先輩たちを丁寧にサボートするツンデレな姿で、番組のヒットとともにイ・ソジンの人気も急上昇しました。バラエティ番組としては珍しく2014年百想芸術大賞で作品賞を受賞しています。
『花よりおじいさん』はシーズン4まで放送されています。ナ・ヨンソクは2015年バラエティ番組のプロデューサーとしては初めて百想芸術大賞TV部門大賞を受賞しました。

『ユン食堂』(http://program.m.tving.com/tvn/younskitchen)より。
『ユン食堂2』(http://program.m.tving.com/tvn/younskitchen2)より。

 ナ・ヨンソクが手がけて大ヒットさせた多くの番組の一つである『ユン食堂』。『ユン食堂』は海外で韓国の食堂を開いてお店の経営、料理、接客まで行うリアルバラエティ番組です。
『ユン食堂』シーズン1(2017年)はインドネシアで、シーズン2(2018年)はスペイン、シーズン3は新型コロナの影響で海外での撮影が不可能になったために休止され、『ユンステイ』(2020年)とタイトルを変えて、韓国国内で撮影されています。
『ユンステイ』は伝統的な韓屋(ハンオク)宿泊施設で韓国に住んでいる外国人のお客さん(韓国での滞在歴一年未満)を宿泊客として迎え、韓国料理や韓国文化を体験してもらうコンセプトです。シリーズはすべて大成功で、最近は改めてシーズン3を企画しているというニュースが入ってきてファンの期待が高まっています。
 シーズン3はユン・ヨジョンがスケジュールの問題ですべてに参加できなくなっているのでタイトルも『ソジンの家』に変わるそうです。イ・ソジンが社長役として食堂のメニューはキンパなどの韓国の軽食やストリートフードが中心になると思います。
 ナ・ヨンソクが移籍してから成功させた番組にはイ・ソジンがほとんど出演しているので、二人の抜群の相性に視聴者は今回も大きく期待しています(放送予定2023年)。

左から:チェ・ウシク、チョン・ユミ、ユン・ヨジョン、イ・ソジン、パク・ソジュン。『ユンステイ』(http://program.m.tving.com/tvn/younstay)より。

*ユン食堂シーズン3の出演予定者*
イ・ソジン
代表作:ドラマ『イ・サン』『エージェントなお仕事』『TIMES』など
チョン・ユミ
代表作:映画『82年生キム・ジヨン』映画『新感染ファイナル・エクスプレス』など
パク・ソジュン
代表作:ドラマ『クラス』『彼女はキレイだった』『キム秘書はいったい、なぜ?』など
チェ・ウシク
代表作:ドラマ『屋根裏部屋の皇太子』映画『パラサイト半地下の家族』など
 
안녕!

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