心温まる韓国映画『それだけが、僕の世界 그것만의 내 세상』についてその②
안녕하세요(アンニョンハセヨ)南うさぎです。
前回に引き続き、2018年公開のイ・ビョンホン主演映画『それだけが、僕の世界 그것만의 내 세상』について。今回はキャストのことを書きます。
キム・ジョハ役 イ・ビョンホン
元ボクシング選手。17年ぶりに会った母と、自分とは似ているところが一つもない腹違い弟と暮らすようになる。
写真はすべて「https://movie.naver.com/」より。
この映画でイ・ビョンホンは複雑な感情を持っているキム・ジョハ役を見事に演じ切っています。カリスマ性あふれるイ・ビョンホンの姿とは正反対のキャラクターは彼の魅力をさらに引き出しています。
イ・ビョンホンは韓国を代表する俳優でハリウッドにも活躍の場を広げています。1991年のデビューから現在まで第一線で活躍し続けています。演技の幅が広く、作品によって毎回違うキャラクターを見せてくれます。特に中低音の声での独特の発声が魅力的で、繊細な表現力で多くのヒット作を残しています。脚本の面白さで作品を選ぶので、感覚が合えば即断で仕事を選ぶことも多いそうです。
出演作:映画『甘い人生』『バンジージャンプする』『王になった男』『インサイダーズ/内部者たち』『KCIA南山の部長たち』ドラマ『ミスター・サンシャイン』など。2022年に公開予定作として、映画『非常宣言』『勝負』
イ・ビョンホンはもともとブレイクダンスが得意で、それを知っていた「カンナムスタイル」を世界的にヒットさせた歌手のPSYが自身の楽曲『I LUV IT』のミュージックビデオへの出演を依頼したそうです。ちょっとコミカルなところもあり、とても評判も良かったです。ちなみにこのミュージックビデオにはピコ太郎も出演しています。
*『I LUV IT』ミュージックビデオ
オ・ジンテ役 パク・ジョンミン
キム・ジョハの弟。サバン症候群で、天才的なピアノの才能を持つ。
パク・ジョンミンは役作りのため6カ月間毎日5時間ずつピアノを習い、劇中で代役を立てずにすべての曲を自ら演奏しています。ピアノの経験がまったくなかったので、ピアノの先生も6カ月で演奏できるようになるのは不可能だと思ったそうですが、彼の真面目さと情熱に感動したそうです。
パク・ジョンミンは1987年生まれで、2011年、映画『BLEAK NIGHT 番人』でデビューしています。高麗大学校の人文学科を中退し、俳優になるため進路を変更して韓国芸術総合学校演劇院演劇学科を卒業しました。努力派として多様な役を経験、高い演技力で役作りがうまく、キャラクターの魅力を最大限に引き出していると評価されている期待の俳優です。
出演作:ドラマ『地獄が呼んでいる』、映画『空と風と星の詩人〜尹東柱の生涯』『ただ悪より救いたまえ』など
ジュ・インスク役 ユン・ヨジョン
キム・ジョハとオ・ジンテの母。
いろいろな事情を持つ母の内面を彼女ならでの自然な演技で表現していて、ベテラン女優の貫禄を見せつけています。映画では釜山の方言をとても上手に話しています。
ユン・ヨジョンは1947年生まれで1966年にデビューしました。同じ年齢の女優と比べても演技の幅が広く、主演、助演に関わらずさまざまな作品に出演しています。2021年に映画『ミナリ』で韓国女優として初めて第93回アカデミー賞助演女優賞を受賞しています。
代表作:映画『ミナリ』『ケチュンばあちゃん』『蜜の味〜テイスト オブ マネー〜』『バッカス・レディ』、バラエティ番組『ユン食堂』『ユン・ステイ』など
*ユン・ヨジョンの詳細は以前記事にしました。
次回は2月18日(金)更新予定です。
안녕!
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