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ドラマ『それでも僕らは走り続ける』に登場するいまどき韓国語#2 お酒に弱い「알쓰:アルス(アルコールごみ)」
안녕하세요(アンニョンハセヨ)南うさぎです。
前回につづき、韓国ドラマ『それでも僕らは走り続ける』の登場人物の会話の中から、気になるいまどきの韓国語を紹介していきます。
2話で、ソンギョム(イム・シワン)とミジュ(シン・セギョン)は屋台でお酒を飲みます。帰ろうとすると、ソンギョムはまっすぐに歩くことができません。その姿を見てミジュは「アルスなのね」とソンギョムに聞きますが、ソンギョムはアルスの意味を知りません。
ドラマ『それでも僕らは走り続ける』からのキャプチャー画面。「アルス」とは「アルコールが好き」ではなく「お酒に弱い人」だと教えられるシーン。
アルスは「アルコール(알콜)」+「スレギ(쓰레기)」でお酒に弱い人を意味する造語です。「スレギ」はゴミ、クズのことです。人間のクズは人間を意味する「インガン(인간)」+「スレギ」で「インガンスレギ」になり「ゴミ箱」は「スレギ」+箱を意味する「トン(통)」で「スレギトン(쓰레기통)」になります。
「スレギ」自体はクズの意味ですが、アルスは悪いイメージではなく、若者の間では自虐で“私はアルスだから”という風にお酒の席でよく使います。
*アルス 알쓰:お酒に弱い人 2014年ごろから広まった新造語
アルコール 알콜+スレギ 쓰레기(ゴミ、クズ):お酒に弱い人
4話では、ウシク(イ・ジョンハ)とダナ(チェ・スヨン)の会話で「スレギ」という言葉は出てきますが、そこでは「クズ」の意味で使っています。
ドラマ『それでも僕らは走り続ける』からのキャプチャー画面。
同じく4話、ミジュとソンギョムの会話の中でも「スレギ」の言葉は出てきますが、そこでは「ゴミ」の意味で使っています。
この会話ではもっと深い意味もありますが、それはドラマを見ながら楽しんでください。
*スレギ 쓰레기:ゴミ・クズ
*タヌン スレギ 타는 쓰레기:可燃ゴミ
*アンタヌン スレギ 안 타는 쓰레기:不可燃ゴミ
안녕!