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7月18日(土)に六日町駅前で、こどもたちに向けてのイベントを開催します

コロナ世代と呼ばれて

令和2年、各学校に入学したこどもたち、また卒業を控えている小学6年生・中学3年生・高校3年生は「ゆとり世代」ならぬ「コロナ世代」と呼ばれてもおかしくないくらい大きな影響を受けた。

運動会などの一大イベントが中止になるなか、いま現在どんな気持ちで過ごしているかと考えるだけで切ない気持ちになってしまう大人は多いはずだ。

実は私の娘も中学3年生。

2年間がんばった部活のテニスは、最後の大会も開催されることなく、いつの間にか引退することに。

娘の試合を観に行ったのは1年生のときの一番最初の大会だけ。

当たり前だが、まだめちゃくちゃ下手くそだったのをよく覚えている。

すてきな仲間に囲まれて一生懸命部活に打ち込んでいる背中を見守ってきた。

最後の大会を見にいくことを、とても楽しみにしていたのに……その願いももう叶うことはない。

親はまだいいとして、本人たちのショックは計り知れないものがあるだろう。

そんなこどもが日本中……いや、世界中にいるんだから本当に切ない。

コロナウィルスを恨んだところでなにも始まらないけど、こどもたちのことを考えるとやるせない。

そんな状況のなか、ひとりの大人として、親としてなにかできることはないか考えた。

2020年、記念すべきオリンピックイヤーの記憶がすべて「コロナ」になってしまうのだけは何としても避けたい。

まだ終息したとも言えないし、第二波のことも慎重に考えながらの状況だけど、なにかできることはないか……。


6月19日より地域の行事は人数が管理できるものは可

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新潟県のホームページ

引用開始

<催物(イベント等)の開催の段階的な緩和に係る留意事項>

1 催物開催に係る段階的緩和の考え方

「新しい生活様式」や 業種ごとに策定されるガイドライン<外部リンク>に基づく適切な感染防止策が講じられることを前提に、地域の感染状況や感染拡大リスク等を踏まえ、段階的に規模要件(人数上限)を緩和するものです。

2 催物(イベント等)共通の留意事項

○ 適切な感染防止策(入退場時の制限や誘導、待合場、所等における密集の回避、手指の消毒、マスクの着用、室内の換気 、出演者の発声等を伴う催物にあっては客席との十分な距離の確保 、声援に係る感染防止策 等)を実施してください。 
                 
○ イベントの前後や休憩時間などの交流の場で感染拡大のリスクを高める可能性があることを踏まえ、イベントの主催者等は、こうした交流等を極力控えることを呼びかけるよう周知してください。

○ イベント主催者が、イベントの選手・出演者、観客等の移動中や移動先における感染防止のための適切な行動管理(例えば、夜の街への外出等の感染リスクのある行動の回避)を行ってください。

○ 前頁の上限人数に満たないイベントであっても、形態や場所によってリスクが異なることに十分留意してください。(例: 密閉空間での大声の発声、歌唱や声援、又は近接した距離での会話等)

○ イベントの主催者等は、参加者の名簿を作成して連絡先等を把握しておいてください。

引用終了

6月19日にステップ②に入り、順調にいけば7月10日にはステップ③に移行する。

表記されている通り、このままいけば地域の行事は条件付きで開催可能となる。

このタイミングでなにかできないだろうか……。

毎年7月17日・18日・19日と開催される予定だった「兼続公まつり」も早々と中止が決定。

「こどもたちに代替イベントをプレゼントできないか……」

と考えていると、私の頭の中にお祭りで楽しそうに遊んでいるこどもたちの姿が目に浮かんだ。

そう言えばコロナ真っ最中のゴールデンウィークに開催予定だった、こどもたちが一年に一度、首を長くして待っている「花まつり」も中止だった。

今年は記録的な小雪だったが、花まつりは雪国に春を告げる催しに代わりはない。

花まつりのように地域の人だけが参加する、参加する人全員が顔を知っているような小さなお祭りでもいいから企画できないだろうか、と考えた。

きらびやかな屋台もなければ、豪華な花火も上がらない、でも一瞬でもこどもたちがコロナウィルスの影を忘れて楽しめるようなイベントができないだろうか……。


せめてお祭り屋台メニューだけでも

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「そうだ!お祭りと言えば屋台、屋台と言えば焼きそばにぽっぽ焼き。これを地元の飲食店にお願いして提供してもらいたい!」

気分だけでもお祭りを味わってもらいたい……そんな想いが私を駆り立てた。

善は急げ、ということで六日町駅前で飲食店を営んでいる(株)ラフカンパニーの佐藤さんに企画を提案すると「いいねー!」と返事が。

その足で同じく駅前で飲食店を営む(株)スマイルピースの林さんにも相談。

次に六日町で運転代行業を営んでいる中山さんにも相談、最後にいまなりグループの今成俊之さんを訪問。

飲食店がコロナウィルスの影響で大ダメージを受けるなか、話を聞いてくれてありがたかった。

すぐに佐藤さんが駅前商店街を管轄する区長さんに話を持ちかけてくれたおかげで、とんとん拍子に話が進んだ。

そして6月15日に企画に賛同してくれた12名の有志が集まり初めての打ち合わせ。

企画の趣旨やコンセプトを説明したところ、正式に7月18日(土)に開催する流れで決定!動き出すことに。

新型コロナウィルス対策・新しい生活様式に十分配慮する形で、イベントの企画運営を進めていくことになった。

こどもたちが本気で楽しめる場所を、おとなたちが本気でつくる、そんなイベントにしたい!

7月18日のイベント当日には駅前商店街にこどもたちの姿とおいしい笑顔が溢れるだろう。

ということで、応援よろしくお願いいたします!!


イベントの詳細はSNSなどで随時お知らせするので、要チェック願う(^−^)!

表紙の花火の写真は古くからの友人、山口建築工業さんの若社長のブログから勝手に拝借させていただきました。
お詫びにリンク貼っておきます(笑)。
https://uonumanoie.exblog.jp/18133479/
たっちゃん、いつもありがとう!!


新潟県でカメラマンとして活動しています。特に飲食店などのメニュー撮影、ブツ撮りに定評あり。ポートフォリオ→https://jinbo-lab.jp/。一般社団法人 愛南魚沼みらい塾理事。1980年生まれ。