イマドキの高校生って◯◯するために名刺をあつめてるって知ってた??
今日は午前9時から12時までみっちりミーティング……してもらった。
誰に??
現役の高校生に!!
昨年から母校でもある八海高校の生徒と関わらせてもらっているのだが、そのなかのひとりの生徒が頭角を現しだしている。
半年ほど一緒にアレコレやっているけど、正直ここまで伸びるとは思ってなかった。
今日は近隣の他校の生徒を集めて何やら悪だくみ。
それが冒頭のミーティングの正体だ。
現役の高校生が6人、何を語らうのか。
ミーティングと言ってもそれほど堅苦しいものではなく、いま考えていること、感じていることを自由きままに話すという程度のもの。
ときには学校への不満や、先生への愚痴などもチラホラ。笑
とりとめのないようなことかもしれないが、彼らにとってはとても新鮮な経験だったと思う。
同級生でもなく、親でもない、誰でもない人間に対して自分の想いを伝えるという経験はいままでなかったのではないだろうか??
相手のバックボーンがまったくわからないなかで、自分の想いをいかに伝えるかはおとなでも難易度が高いと思う。
どのような言葉を使ったら相手に理解してもらえるか……
この経験をどこから伝えればよりわかってもらえるか……
伝達するための脳のミソをフル回転させて考えたはず。
いっちばん脳みそが喜ぶ瞬間ではないか!!
みんないい顔して話し合ってたなぁ……(羨ましい)。
2回りした
そんな光景を眺めていて、ふと気づいたことがある。
この状況に刺激をもらっているのは高校生だけじゃないことを……。
何を隠そう、一番刺激をもらっているのは自分だということ。
僕、自身。
noteに残すつもりなんて毛頭なかったのだが、彼らの熱意にほだされていまこの記事を書いている。
誰かが誰かからパワーをもらうことはよくあることだが、基本は自分が尊敬する人(目上の人)が多いと思う。
上司とか偉人とか、同僚とか。
自分のこどもと同じくらいの年代のやつらから、これほどの刺激とパワーをもらうことがあるとは!!
(24歳下)
正直、驚いています。
名刺交換はゲーム??
冒頭で紹介した「頭角を現しだしている」一番かわいがっている後輩(高3)の最近のハマっていることが面白い。
それは、出会ったおとなたちから名刺をもらい、それをストックすること。
なんでか聞いてみると「遊戯王とかデュエマのカードを集めているのに似てるっす!」という答えが返ってきて驚いた。笑
さらにその集めた名刺で本当に遊戯王みたいなゲームをしたいと真顔で語る表情に完敗。
おとなにとって名刺交換って100%形式的なことで、ほぼ無感情のやりとりでしかない。
あなたもそうではないだろうか(そうじゃなかったら連絡ください)。
彼らにとってはまったく新鮮な行為でゲームと同じ感覚なのだ。
こりゃ、かなわんな……と。
そうそうに白旗を挙げることに決めました。
まとめ
今後、彼らとどのように付き合っていくのか、ミーティングのようすを見ながら考える。
もちろん、答えなんてない。
そんなことは最初からわかっている。
おとなになると余計なことばかり考えてしまうと同時に、それが当たり前になってしまう。
ここは頭を空っぽにして、ただただ全力でぶつかり合うことにしよう。
そうじゃなきゃ名刺を使ってカードゲームをすることを企むやつらとは渡り合っていけない。
よっしゃ!!