北海道紀行(3)自然とのふれあい
おはようございます。今日は日曜日。朝から一つのレッスンを終えて、すっきりした気分です。さて、北海道旅行の続きを書いていこうと思います。
旅に出かける前や、旅の最中のワクワクも好きだけれど、旅が終わった後に感じたことを書きだしていくこの時間もまたいいよね。感じたことを自分のものにしていく時間。
昭和新山とクマ
2日目の朝は曇っていた。晴れて欲しかったな…と思いつつ、でも昨日晴れてくれたからいいか〜と朝ごはんを食べた。
朝に洞爺湖が見える温泉にゆっくりつかったんだけれど、その時間には日がさしてくれた。なんて気持ちいいんだ〜。ぼーっと目の前の景色を眺めながら、静かに自分の気持ちに向き合う時間だった。
スパをでて、最初に向かったのは昭和新山クマ牧場。この山が、昭和新山なんだけれど、実際見ると結構な迫力。。こういうイカツイ系の山は人生で始めてみた!ディズニーランドのビックサンダーマウンテンみたい!かっこよくて、テンションが上がった。
クマ牧場…というと、可愛いクマ?みたいなイメージだったんだけど、全く違った。みたことのないような私の体の大きさの5〜6倍くらいのごっついクマたちがいて、怖すぎてずっと怯えてた。クマ”さん”とかいえないくらいの…失礼だけれど怪物みたいなクマたちだった。いろんな年代のクマがいて、ご年配のクマさんたちはずっしり構えてるんだけど、まだ若いクマたちの恐ろしいことなんのって…..餌をあげられるんだけれど、餌の取り合い。餌を取り損ねたクマは怒って吠えるんだよ。”ウォ〜〜〜〜〜"って。
中には可愛いほのぼの系のクマさんたちもいたので、ここにはそのクマさんたちの写真を載せておこうっと。
それでビビりまくって、”あ~~~~本気で怖いよ。。私なんてちっぽけな人間ですよ。このクマたちには負けますよ…"みたいな弱気な気持ちでトボトボ歩いていて、ふと顔をあけるとこの園の外の山に大きなシカが3匹いた。”へ〜クマだけじゃなくて、この園にはシカもいたんだね”と私。”え、いないよ。あれは野生。”と隣で冷静な声で彼が行った。”え…….(言葉を失う)”
みなさん。可愛いバンビ系のシカをイメージしているでしょう?違いますからね。ツノがゴリゴリの、エゾジカですよ。びっくりして、写真を撮る余裕なんてなかったけれど体感的には、ロバ?小さい馬?くらいの大きいのがいました。
あいた口が塞がらない。
予想してた、ほんわか・ほのぼの時間とは全く別のスリル・ハラハラ時間だったけれど、とっても面白かったです。
遊覧船で大島へ
洞爺湖は大きな湖で、湖の中にはいくつかの島が浮かんでいる。そのうちの1つの大島という島へ、遊覧船で行くことにした。
大島につくと、そこには森が広がり、ひんやりしていた。体を温めるために、とりあえずカフェに入って温かいコーヒーを飲んだ。コーヒを飲み終えるころには体も温まってきたので、ハイキングをすることにした。
ハイキングコースにはいるには、名簿に名前を書いて登録しなければならなかった。45分コースを選んで、コースに入ろうとしたとき、一応係員さんに”クマは….でませんよね?”と確認した。係員さんに、笑われて”でませんよ。”と言われて恥ずかしかったけど、本当に確認してよかった。そのくらいの山道をあるいた。釜山に住んでいたころ山にハイキングに行って、1回2人で遭難しかけたことがある。(笑)あれ以来、我らのハイキングのモットーは、安全第一だ。(当たり前)
土や葉っぱの匂い。鳥の声。そして静けさを感じながら、土を踏みしめながら歩いた。日常の細かいこととか、悩んでいることかが浄化されていたのかな?心が穏やかになっていくようだった。
カモメになりたい
ハイキングを無事終え、心がとっても満足した。さて、戻るか。遊覧船がくるのを水辺でまっていると割とすぐに遊覧船がきてくれた。
いいタイミングで太陽が顔だしてくれて、水が森に反射して綺麗な緑色に見えた。水が透き通っているから、本当に綺麗だった。
この旅本当に楽しかったんだけれど、その中でもこの遊覧船のうえでの時間が、この旅の中で一番幸せだったな。青い水。綺麗な毛並みのカモメが風にうまく乗って優雅に飛んでいて、ずーっとその景色を眺めてた。普段生きていて、仕事をしてると、どうしても人工的なものに触れる時間が多くなる。だからこうやって、自然の中にいると自分が地球に生きているんだ〜自然の一部なんだ〜って感じて、嬉しくなる。生きていて幸せと感じる。やっぱり私、自然に心惹かれるんだ。
この時間を経て、岸辺に到着しました。は〜本当にいい時間だったな。
続く。
Minami
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