ドイツ留学日記(2)
2018/9/14 06:19
ドイツでの生活が始まってあと5日で一ヶ月が経とうとしています。
日に日に、ひんやりと涼しくなってきたケルン。上の写真は、私のアパートから駅までの道のりで、朝とった写真。
最近は、7時半くらいに日が昇り始める。8時45分から授業だから、8時前に家を出る生活。乾燥しているドイツの空気、朝の匂い。
今日も、ペルー人のクラスメートにかたを寄せられて頰をくっつける挨拶で一日が始まりました。
(オリエンテーションでドイツはパーソナルスペースを重視する文化だって言われたのに、彼はペルースタイルを貫いている、すき笑!)
ついに、お米をゲットした今週!
ミルクライスって言うドイツのお米なんだけれど調べたら日本のお米に限りなく近い味と書いてあったので購入!炊飯器がない為、フライパンで炊いています。やっぱり、お米必要だよ、私には。心も体もホクホクするもん。
あと4ヶ月、お世話になります、ミルクライス。(ドイツのお米、おしゃれすぎやしないか?)
今週は濃かった。心から爆笑した時間が多かった。
心に浮かぶがままに、書いてみようっと。
先週は、ソーシャライズ疲れ(よっ友ばかり増えることによる精神的疲労)
を存分に味わったから、尚更楽しく感じた一週間だった。
月曜日は、5限が休講になった。仲のいい韓国人の男友達と私は、スケジュール確認していなかった為、変更に気がつかず教室に行ったあとに休講だと知った。(バカだな〜笑)
せっかく休講になったし、どこかいこっか!ってなって夕日を見に行った。ひたすら歩いて、橋を渡って、座ってライン川越しに夕日を眺めたんだ。
夕日に反射して水面がキラキラ光るのを眺めるのが、何よりの喜び。ドイツにきて、まだ一ヶ月だけれどもう何回やったことか。
そこから、そろそろアジアンフード恋しくなったよね?パンばっかり飽きた!!って二人で同意し、アジアンレストランへ。
深い話もした。
彼の夢は、フード・ブランドマーケター。レストランやカフェのフランチャイズ関連の仕事をしたいだって。どんな店舗が魅力的かな〜?とか、お互いの国の就職状況など話していたらあっという間に時間がすぎた。
私の将来についても話して仲が深まった。
今週は授業の合間や終わりに、私のお家にお友達がきてくれたり、私が遊びに行ったりすることが多かった。
・仲いい子達を読んでお寿司パーティーしたり、
(美しくて、優しいお友達に感謝です。ひたすらガールズトークしてまたもや時間はあっという間にすぎた夜でした。英語で話しているのに日本で日本語で話しているときのの自分と変わらない自分を出せるのは、きっとみんなのおかげだ!)
・オムライスとお酒パーティーをしたり、笑
オムライスを作ってご馳走しました。喜んでくれて何より。
アルコール度数17.8パーセントのお酒飲んでも酔わなっかった私って。笑翌朝少しだけ二日酔いだった。すぐに治ったけれど。"初めての二日酔い in ドイツ"。新たな経験だね。(笑)
・午前授業が終わった後に、友達のアパートに遊びにいったりしてた。みんなお弁当持参。アメリカにいる彼氏に、友達がテレビ電話していたから私も混ぜてもらった。すごくいい人ですぐに仲良くなれて、ケルンおいでよ!って冗談で言ったら、電話中に航空券とって来週本当にくることになった笑。グローバルなフッカルだ。色々とすごい。
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話は変わって授業のこと。
マーケティング、人材マネジメント、ビジネス心理学、、、等々履修しているのですが一番好きな授業は、
" Comparative International Management(比較国際マネージメント論)"。
イギリス人の先生の少人数クラス。
クラスメンバーは、トルコ、アルゼンチン、フィンランド、メキシコ、チリ、ブラジル、オランダ、ドイツアメリカ、韓国、ペルー、フランス、インドネシア、日本からそれぞれ1人ずつ。講義形式の授業が多いなか、この授業は先生との対話形式で進んでいくから面白い。文化の違いが、ビジネスにおいてどんな影響を及ぼすのか情報交換しながら考えていく授業。
今日やった内容は、文化理論。
特に、ハっとさせられたのは
"Tolerance of uncertainty(不確実性に対する寛容さ)"。
わからないことに対してどのくらいポジティブでいられるのかという内容。
将来(予測不可能な未来)に対して、どう考えるのか意見を出し合った。
日本やドイツは、相対的にみると寛容レベルが低いらしい。
就活の時に、(現在彼氏がいなくても)結婚や出産関連の福利厚生をみて職場を選ぶ女子もいるよ!って言ったら爆笑された。狙って言ったわけじゃないよ?って言いたいくらいに、笑いが起きた笑。
それに比べて、予測不可能なことに対して寛容レベルが高い国も結構多かった。"It will work out somehow!(なんとかなるでしょ!)"っていう考え方。
前が見えないことを当たり前、普通だと思っているスタンス。
前が見えないことに不安を覚えたり、焦燥感を感じることも
あったけれど、今日の授業をうけて私も寛容レベルの高い考え方を取り入れて、"It will work out somehow!(なんとかなるでしょ!)"
って心で唱えながら生きてこうと思った。
そのほかにも"変化していくことが好きかどうか?"や
"女性らしい文化"と"男性らしい文化"についても話しあって、本当に面白かった。そしてネイティブの先生の英語はやはりとても、聞き取りやすい。
全然授業内容には関係ないけれど私のひそかな楽しみは、授業中に思ったことを日本語でノートに書くこと。周りに日本語を読める人はいないから、思ったことをそのままノートに書く。日本語を話さない日々が続くなかで、いい息抜きになる。本当にどうでもいいことばかり書くの。
例えば、
・先生の本日のファッションチェック
(軽く巻いた、ショートカットのボブにさりげなく光るイヤリングがキュート、この教室の壁のクリームホワイトに映えるライトブルーのドレスが素 敵、アクセントが、リリーコリンズに似ている)
・つまらなすぎて眠くなってきた
・先生のドイツなまりがひどい
・向かいにすわっているメキシコ人の真顔が怖い
とか笑。誰も読めないから書き放題笑。
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また話は変わって、フランジーと再会した話について。
フランジーは、ケルンに来てから初めてできたドイツ人のお友達。
出会いは、3週間前。オリエンテーションウィークのウォーキングツアーが終わり、中央駅から電車で家に帰らなきゃいけなかった。8分で着くはず。
・・・8分たったけれど、つかないな〜?
今日ドイツの電車のスピード遅い?
なんて呑気に電車にゆられてたら時間が経つにつれ、見慣れない景色が車窓から広がっていく。
あ、乗り間違えたんだ泣!!てやっと気が付き、 電車を降りる。
その時はSIMカードをまだ購入しておらず、携帯が使えなかったから
人に聞くしかなかった。でもドイツの駅は日本の駅ほど人がいない。
え??人いないじゃん!泣って思った時に、出会ったのがフランジー!
あ〜よかった。と安心し、どの電車に乗ればいいのか聞いた。
隣町のボンから、ケルンに遊びに来ていたフランジーも電車を乗り間違えていた(笑)奇跡的に次にのる電車が同じだったので、一緒に同じ電車に乗り込んだ。家に着くまで20分ほどだったけれど波長があってすぐに仲良くなった。連絡先を交換して、今度あそびたいね!って言ってバイバイした。
そして、本日フランジーと再会!
大聖堂の前で待ち合わせて、再会するやいなやハグ。昔からの友人かのように元気〜?今日なにする〜?と会話がナチュナルに弾む。
少しぶらぶらして、カフェに入ろうと思ったけれど話している途中でドイツの女の子がする遊び方をしよう!となり、ピクニックをする事にした。
二人でカフェでパニーニをテイクアウトし
ライン川(また登場)にそっておしゃべりしながらたくさん歩いて、ベンチにすわった。
ベンチでパニーニを食べて2時間半、
おしゃべりをした。ドイツ人がみんな大好きな移動式遊園地について教えてもらったり(映画でみて、すごい憧れたから写真見せてもらった時にテンションがものすごく上がった)ホットチョコレートの美味しい作り方について教えてもらったり。
映画の話、日本とドイツの文化の話。
お茶目で、ちょっとドジでかわいいフランジー。
本当に大好きだー!
来月はフランジーの地元の、ボンに行くことになった。
(学生証があれば無料でいける、ラッキー!)
地元民によるツアーほど、楽しいものはない!! ワクワク。
あ、本当に長くなった。ほとんどの週末はお家にこもって、来年に向けての準備に時間をたんまり使っている。それかコーヒーか緑茶を用意して、窓際で読書に明け暮れている。贅沢だな。あ〜、幸せたることや。
また書こうっと。
Minami
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