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つみたてNISAで本当に儲かるのか?
「大体政府の勧めることにはロクな事はない」「郵政株もそうだったけど、結局騙されるんじゃないの?」
投資にはリスクが付きものと言われると、「危険なことには手をださない」「利息はつかなくてもコツコツ貯金が一番」という話も良く聞きます。
では2018年1月から、この「つみたてNISA」制度を利用して、実際資産がどうなったのか。実績を公表します。
まず、分かりやすいように、投資金額と現段階での資産の推移をグラフにしたものが次のとおりです。
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2018年2月から、ひと月遅れで積立を開始し、毎月約33,333円を積み立てた現在の結果です。(実際には毎日約1,650円ずつ積み立てました)
この間、例のコロナショックもあり、株価は急落する場面もありましたが、その後の中央銀行の金融緩和政策により株は下げ分をすべて取り戻し、現状少し落ち着いた状態になっています。
それでもパフォーマンスは+38.99%とまずまず満足の行く結果です。
では、中身は何に投資したかというと
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このように、「全米株式」「先進国株式」「TOPIX」に投資しています。
あれ?前記事のお勧め銘柄と少し違いますね?
そうです、前記事の銘柄群は、みなさんが投資の基本として欲しい投資信託銘柄を記載しており、私はそれらはすでにたっぷり持っていますので、「積み立てくらいちょっと毛色の違うものを…」と日本株なども若干持ちたかったので、こんな内容になりました。
結局、お勧めの「楽天・全米株式インデックス・ファンド (楽天 VTI)」が最もパフォーマンスがいいですね。イラン事をしない方がいいという典型例でしょうか?
ここで、一つだけ注意です。上の表に「分配金コース」という欄がありますが、これは投資信託が決算後の成果として分配される配当を現金で受け取るか、再投資するかが選択できるようになっています。
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ここは必ず、「再投資型」を選択してください。
なぜなら、この分配金を再投資することにより、長期投資において「複利効果」というさらにパフォーマンスを上げる結果となり、より良い成果を得ることができるからです。
「現金がもらえるから」とついつい「受取型」を選択しがちですが、ここはガマンの「再投資型」一択です!
この理屈についても、追々説明していきます。