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カドゥガンナワ紅茶工場|キャンディ近く

スリランカと言えば、セイロンティーを思い浮かべる方も多く、紅茶の名産地として有名です。

カドゥガンナワ紅茶工場(Kadugannawa Tea Factory)へ行ってきました。キャンディに行く予定があったので、同じ日に行ける距離の紅茶工場をピックアップしました。グーグルマップによると、キャンディからは17kmで40分程度、1日で十分に周れる距離にあります。

私たちはカルナカララアーユルヴェーダリゾートを週末の朝8時に出発して、車で2時間半で到着しました。

車を降りると、涼しくて心地よい気候。
工場は4階建ての古い建物で、山に沿うように建っていました。山の側面も紅茶畑になっています。

入り口
建物はこの茶畑に沿って建っています

到着するとサリーを着た、可愛らしいスタッフの方が、1階から順番に製造過程を見せながら案内してくれました。

急な階段を登ります


茶葉の乾燥
選別のマシーン


お茶は主にブラックティーとグリーンティーに分けられます。ブラックティーは発酵し、グリーンティーは発酵しないという違いがあります。ここではブラックティーのみを製造しているようです。
発酵過程や使用する部分(サイズや重さ)によって、お茶の種類や味が異なります。
チップと呼ばれる新芽が一番高級で、先端についている葉が丸まった部分のことです。茶葉をつぶさないように、手摘みされます。発酵はさせずに、重量があります。
茶葉の種類によって、ゴールデン・チップとシルバー・チップスあります。1階にショップでは200gでRs 15,000(約8,000円)。スリランカの物価を考えるととても高級で、買うのを躊躇しました。

先端の丸まっているのが新芽

帰りにオレンジ・ペコを1杯とジャガリーのサービスがあります。工場見学の料金は無料ですが、チップボックスがあるので入れて帰るのがマナーです。

1階のショップ
オレンジ・ペコ


この日は紅茶工場を2か所周ったので、製造方法についてはまた別の記事で書きます。
小さな工場なので、30分程度で全体を見て回ることができました。今はオフシーズンでとても空いて、私たち以外には西洋人のグループが1つだけ。この地域は、11月からまたシーズン入りするようです。

古い工場でしたが、個人的には雰囲気があって、素敵だなっと感じました。

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