【ドラマ感想】賢い医師生活 シーズン2#8
「母さんには好き勝手に生きてほしい」
「『病気になったら…』などと悩まないで」
「自分のことだけ考えて」
「毎日を人生で一番輝く瞬間にして そんなふうに生きてほしい」
今回も胸に迫るエピソードが沢山あった。
いつか、直面するかもしれない「親の病気」
高齢の親が手術することになったら…
80を前にして、手術をすることになったら。
自分の親だけじゃなく、自分自身にもありうる未来の話。
手術をする、しないの選択。
高齢社会は日本も同じ。
ひと昔まえの70代と今の70代は違う。
心臓の手術をして退院する70代の父親が同じ病室の別のおじいさんに声をかける。
「若者よ 先に退院するけど 元気になれよ」
「肝移植に 心臓の手術まで 大したものだ
若者よ 君は不死身だな」
「最後まで生き抜くんだぞ」
最近、実家の父と母にもネットフリックスのあれこれを見て欲しくて布教活動を行っている。でも、実家の父母にしたら「サブスクリプションてなに?」「アプリって何?」「どうやって登録するの?」「もう新しいものは分からん」状態で、私自身も詳しいわけではないので実家の父母が気軽にテレビに繋いで見る方法が分からない。自由にできるクレジットカードを持っているわけでもない。とりあえずNetflixのギフトカードが最近発売されているようなので、それを買ってプレゼントしようかなと思う。母はタブレットを持っているし、そこにアプリをダウンロードすれば観られるんじゃないかなと。
ドラマの中に伝えたい気持ちが沢山ある。伝えたくても直接言葉にできない数々がある。「ナビレラ」や「賢い医師生活」を観てほしいなと思う。
感じることは違うかもしれない。
私がはっとする言葉に、違う考えを持つかもしれない。
私はただ、まだ彼らと同じものを共有したいと思うだけなのだ。
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イクジュンが好きすぎる。
今週も天使かと思った。
落ち込むソンファを慰めようとする後輩達や、用事があって次から次へと訪れる人々を部屋の前で待ち構えて、自分が用事を聞いたり伝言を請け負ったりして、ただただ、そっとしておきたいと思うイクジュンの心遣い。
ただイクジュンがいれば、ソンファは笑顔になれる。
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ソッキョンも実は陽キャラだと思う件。
イクジュンの陽キャラに隠れて陽キャラ扱いされてこなかったが、ソッキョンは内面は陽キャラだと思う。
毎エピソードにおいて陽キャラのソッキョン探しをする私。
今回はハリポタのモノマネをしてくれた。
ミナとの関係性にも少しずつ変化が現れている。クマさんみたいに鈍臭そうな外見が、ミナのフィルターを通して見ると段々かっこよく見えてしまうから不思議。目が覚めて、腕を組みながら立っている姿。やたらとかっこよく見えた。
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いつもみんなの憧れ、ソンファが自己嫌悪に陥った今週。
そばにイクジュンがいてくれて本当に良かった。
あなたにはいつも笑顔でいてほしい。
いつも完璧で、正しく、自分を律することのできるソンファ。
自分を最高に甘やかすこと…それは、イクジュンといることだと私は思うなあ…。
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ソンファもジョンウォンも自分の親の病気に気が付けなかったことで自分を責める。けれども親達は自分が病気になって尚、子ども達ばかりを心配する。
だからこそ、冒頭のジョンウォンの言葉に至る。
年老いていく人々が自分のことだけを考えて自由に生きられる、そんな社会になれるように。いつまでも元気で、今を楽しめるように。病気になったからと、自分は歳だからと良くなることを諦めずに済むように。いつか自分たちもその年になるのだから。いつまでも元気に人生を楽しめるように。そんなふうに思った今週の「賢い医師生活」。