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【抱負】あけまして2025年ヲカタル

年始なので、やはりココは抱負を語りたい。

ところなのだが、毎年、年初めにはなんだか生まれ変わったように
一週間ほどやたらとやる気にみなぎっていたのだが、
実は
今年はあんまりみなぎっていない。
やる気がないとかいうわけでもないのだが、
なんだろう…いつものやたらめったら
「新年だぞ〜!!!」という気持ちがない。


我が家は年始に結婚記念日を迎える。
年末に近所にできたロピアにてステーキを買って冷凍しておいた。
このお肉をいかに冷凍するかでもまた夫と一悶着あったのだが、結婚16年を迎えても喧嘩の内容がしょうもなさすぎる。
1枚1枚一人分のサイズにしてお肉を冷凍しようとしたら、「切る楽しみがなくなる!」と夫が憤り、「そのお肉、俺が払ったんやからな!」とまた器の小さいことを言い始めたので、「もう知らん!もう肉なんか買わんでいい!」と逆ギレしてやった。
ある年始の夕方、夫がおもむろに肉を解凍しはじめ、
「今日は俺が料理をする」と言い出した。
しばらく放置していたのだが、「あ!結婚記念日やから作るん?」と聞いたら
「そうやで〜」と答える。
その日が結婚記念日であることをすっかり忘れていた。
すると娘が急にソワソワし始めて、上着を着て
「ちょっと散歩に行ってくる」と言う。
「もうこんなに暗いのに散歩なんていったらあかん!」と言うと
「お兄ちゃんを誘ったのに断られた!」と半ギレの娘。
「どこ行くねん!」と詰め寄ると
「ママとパパの結婚記念日にジュースを奢ってあげたい」と財布を握りしめている。
可愛いやないか〜
いつまでも解凍しない肉と格闘する夫を置いて、歩いて数分の自動販売機まで娘と散歩へ出かける。

いつだったか、「結婚記念日を子供たちに祝ってほしい」と言ったことを覚えていたらしい。
私は親に対してそんな殊勝なことをした覚えが全くないのに、我が子はいい子に育ってくれて幸せである。
腹立たしいことも多い結婚生活であるが、本当にこどもたちからは幸せをもらっている。
結婚するときに「この人とはこどもが生まれないと二人ではやっていく自信がない」と思い込んでいたのだが、ある意味正しかった。
夫婦二人で仲良くやっていける人たちもたくさんいるが、有り余る夫のエネルギーに私一人では潰れていたような気がする。こどもを通して見ることで、夫の理解できない行動を理解できることもたくさんあった。

2025年は、引き続き健康に留意しつつ、粛々と毎日を丁寧に生きることを心がけたい。
あと、前から思っていたことなのだが、
「安物買いの銭失いをしない!!!」これをきちんと心に戒めて行動に移したい。
2024年にかかってきた「怖い電話」により、ネットショッピングの恐ろしさを改めて知った私。ネットショッピングは公式サイトのみでする、という誓いをたて、
年始に早速ファンデーションを購入。

化粧品もあれこれ試さずに、皮膚科で勧められたもののみをしばらく使おうと思っている。

ところで、お正月飾りを毎年、申し訳程度に購入し飾っているのだが、ご近所で、ちょいちょい立派な門松を見かけると羨ましくなる。
あれ、一体いくらするんだろう。
ていうか、門松ってどこで購入するんだろう。
きっとご商売をされているんだろうなあと思うのだが、本当に立派な門松が年末に飾られるのを見ると、毎年「いいなあ」と密かに思っている。
縁起を担いで我が家で一度ぐらい真似してみたいとも思うが、一度でも購入したら破産してしまう金額なのでは…とも思っている。
縁起を担ぐ、げんを担ぐ。
あんまり自分を縛りたくないので、そういった行動をあまりしないように心がけて(?)いるのだが、決まり事がある人生にも憧れる。

もうそろそろ漂わない人生を送りたいものだなあと思いつつも、
今年もまだまだ惑いつつ年を重ねるんだろうなあ。
そういえば「四十不惑」の年齢をもう1年以上過ごしてしまったが、
絶賛惑い中である。
結婚した頃、40を少し過ぎた夫と今は亡き父がお酒を飲みながら、
「(夫)くん、『四十不惑』というが、ボクはずーと惑ったままだよ。」
「そうですよねえ、お義父さん!!!」と話していた。

お酒を飲んではあちこちで喧嘩をする夫だが、不思議と私の父とは
一度も喧嘩をしたことがない。
楽しくお酒を飲む相手がいなくなって、私の実家で過ごす時間がすごく寂しそうに
見える。
父を亡くして3回目のお正月が終わった。
まだ、なんとなくお正月の過ごし方が定まらない。





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朝月広海
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