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【ドラマ感想】海街チャチャチャ#3、4

今回、3、4話を見て、私は少なからず衝撃を受けた。
話の本筋とは離れているが、
このドラマの中で、「男女の逆転」をみたように思った。

3話にて、ユン・ヘジンが、ホン班長に頼まれて、コンジンのおばあさん達をソウルまで車で連れて行くことになった。運転するのはユン・ヘジン。途中、高速道路で急な割り込みに合い、ヘジンが急ブレーキを踏む。
前につんのめるようになってしまう、助手席のホン班長。
それを、咄嗟に右手で庇うヘジン。
ときめくように、一瞬見つめるホン班長。

え?
これって男性がやるやつちゃうん、と思ってしまったわたし。

お恥ずかしながら十数年前、今夫である人の車の助手席に乗っていた際、赤信号で急ブレーキを踏んだ際に、少しつんのめるようになり、夫の左手が咄嗟にわたしを庇い、それで二十近くも上の「おじさん」を異性として意識するようになった…というのが、子どもにも話しているわたしのエピソードなのだが…(今、思えばただ夫の運転が荒いだけ、という…そして、それを友人に話すと「うぶすぎるやろー!!!」と言われた。間違いない。)

このお恥ずかしい過去が自分の中にあるわたしは、ドラマのこのシーンを見て、逆やん、逆ちゃうの?え、そういうもんなん?と少なからず狼狽えてしまった。

さらに、帰りの車で「運転かわるよ」と言うホン班長に対して「自分の車を運転されるのが嫌」と言い張り、ホン班長はじゃあ、と助手席で寝てしまうのだが、それに気がついたヘジンが、助手席を少し倒してあげる。

え?逆ちゃうの?ヘジン、男前すぎ。惚れてまうやん。

見た目は女性的なヘジンだが、ここにきてかなり男性的な、(一昔前かもしれないが)エピソードがかなり組み込まれている。
4話では病院に現れた痴漢患者を蹴りと平手打ちで撃退する、というかなり男前な様子を披露してくれた。
なんて爽快…。
だんだん女性が強くなっている、ていうアレかな。
ただ守られるだけじゃないっていう…。
痛快、爽快。

時代の流れを感じた、今日この頃。
私も咄嗟に助手席を庇う女になろうっと。



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朝月広海
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