【ドラマ感想】わかっていても 最終回まで
「面白い!!!」わけではないのに(個人的に)、最後まで目が離せなかった「わかっていても」が最終回を迎えた。
好みではないと思うのだが、ソンガンの美しさはついつい見てしまう…やっぱりミーハーなのだろうか、私。
「ナビレラ」も、確かに物語もいいのだけれど、ソンガンのバレエには、やはりおじいちゃんがそこに魅せられることに納得させられるほどの息を呑む美しさがあった。ソンガンの美しさに説得力があるのだ。
「わかっていても」もソンガンの美しさにやっぱり引き込まれる。彼だから、あんな奴が許されてしまうのだ。
パクジェオンとユナビの二人の関係性よりも、他の友人達の恋愛が今の若者のリアルなのかなーと思いながら見ていた。
パクジェオンのような美しい人はいないだろうから。
ハンソヒという女優も美しく、ソンガンと並び、見つめあった時の美しさは、日本のドラマではなかなか見られない。日本の俳優陣も美しい人は多いが、見せ方がすごく芸術的。描写が綺麗。余白が美しい。
セリフや仕草、ストーリー展開でときめく、というよりも、一つの芸術作品を見せられているような気分だった。
友達以上、恋人未満が楽しい…という年頃はもう過ぎ去ってしまい、自分の感覚を思い出すのは遠い遠い景色を眺めるよりも、遥か遠く…自分があの頃どうだったか、どんな気持ちだったか、「体を簡単に許しちゃいけない」「相手の気持ちをきちんと確かめてから」と友達に言うのは容易く、でも自分がその状況に置かれてしまえばそれは難しく…そんな駆け引きも遠いなあ…と眩しいものを見る気持ちで見続けたドラマだった。
「結婚作詞離婚作曲」の合間にソンガンの美しさで癒されていたのに、さて次は何を合間にみようか。
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