【覚書】春休み東京日記
春休み。
一泊で東京へ行った。
娘からの「原宿に行きたい」!!!リクエストに応えて。
1年ほど前から、娘が東京、それも「原宿」へ行きたいというリクエストが続いていた。娘の仲良しのお友達が東京へ引っ越した、ということがきっかけだったようにも思うが、そもそも「原宿」に行きたいらしい。
TikTokなどで見る「原宿」に憧れがあるらしい。
「原宿で食べ歩きがしたい」とのこと。
原宿かあああああああ。
実は私も中学生の頃、原宿に行きたいとせがんで連れて行ってもらったことがある。血は争えない。その当時、兄たちはもう大きいし、父は仕事で忙しいし、ということで母と二人で行った記憶がある。
ただただ原宿の竹下通りを歩き、ラフォーレ原宿を覗き、「これが渋谷109かあ」と店を冷やかして回って帰った。
娘は、とりあえず、「原宿」と「スカイツリー」へ行きたいらしい。
夫も仕事が忙しく、一泊しか無理、とのことで(彼に留守番という選択肢はない)一泊の旅程となった。しかも次の日仕事を入れているので、先に帰るとのこと。どうしても留守番は嫌なのだ。
早朝。新幹線の駅に向かって出発。
「早すぎる」とパパに文句を言われながらも、なんだかんだで出発が遅れるのだから早めに設定するしかない。6時半出発。
新幹線の駅で駅弁(朝ご飯)を買う。子どもたちは、牛タン弁当一択。朝から牛タン弁当って…。牛タン大好きの子どもたちは、朝から高カロリー弁当をぺろり。
新幹線から富士山を見たい!という娘の意向により、Googleマップで位置確認をしながら富士山を待つ。
娘から富士山を見に行きたいというリクエストも何年も前から受けているものの実現できていない。
「富士山でかっっっ」が子どもたちの感想。
息子は以前トーマスランドに行きたいと言った時に(3歳)富士急ハイランドに連れて行ったことはあるのだけれど。ホテルの窓から見えた富士山は大きかった〜富士山って本当に大きいすね。
東京駅からまずホテルに荷物を置きに行く。からの豊洲へ行きお昼ご飯。
イマイチ豊洲がわからなかったが(どこに行くべきなのか何を食べるべきなのかどこを見ればいいのか)、すごい人であった。
からの原宿。
これまたすごい人。
記憶の中の原宿(約30年前)よりも人が30倍増えていた。
え?お祭り?(田舎者の感覚)
ぎゅうぎゅう詰めで前に進むのも大変。
我々が行ったのは平日だったが、本当にすごい人でびっくり。
娘さんは長ーーーーーーーーーーいポテトといちご飴をご所望に。
このあたりで息子のイライラはピークに達している。
中学男子には1ミリも興味が湧かないのか、うちの息子だけなのか、人にイライラしているのか、「ほらいちご飴美味しそうだよ!?食べる?」「クレープは?」「ポテトは?」「わたあめは?」と言っても「いらん」の一点張り。本当は娘は可愛いグッズとか服とかも見たかったであろうに、ポテトとイチゴで満足(せざるを得ず)して、渋谷へ移動。
謎に渋谷を目指して歩く。
なぜか渋谷のスクランブル交差点を見せなければとという使命感に襲われている私と夫。
夫はなぜか「スクランブルエッグ」と連呼していて恥ずかしかった。
スクランブルエッグはいつでも私が作るがな。それは見んでもいいがな。
ところが、渋谷まで歩いた時点で疲れ果て、渋谷駅の向こう側へ移動すればスクランブル交差点というところで「もういっか」という気分に襲われる我々夫婦。中途半端。本当になぜ渋谷まで歩かされたのかわからない子どもたち。
人の多さなのか、普段歩かなさすぎるのかとにかくもうホテルへ帰りたいと言い出す息子。
そもそも旅行は基本的にプール付きのホテルへ行き、部屋とプールの往復、夜ごはんなどで外に出る、ぐらいが基本スタイルの我々…以前の沖縄旅行で私がブチギレたもんだから、おそらく頑張っていた息子も疲れがピークに。まあ元々人混み嫌いだもんね…。
一旦、ホテルの部屋に帰ると、息子も娘も上機嫌になったけれど。
翌朝、パパは仕事のため帰り、我々はスカイツリーを見に行く。
ちなみに、見出しの写真はホテルから見えたスカイツリー。
私が東京にいた頃(約20年前)はなかったスカイツリー。
品川の方に住んでいたので、どのみちご縁はあまりなかったけれど。
東京の東側へきたのも実は初めて。
基本的に私は見るだけで満足するが、娘はのぼりたい!!!というので、チケットを事前予約しておいた。
スカイツリーもすごい人だった。
ソラマチとやらは色々と変わったお店が入っていて、結構面白かった。昨日からここでよかったじゃん!みたいな。
ここに来てジャンプショップを見つけて、息子がこの旅行で一番テンションを上げる。「なんか買ったろか?」というと、「いいの?!」と
満面の笑顔をみせ、スマホケースに貼るのだ、と五条先生のステッカーを所望。なんて安上がりなんだ…(不憫)
スカイツリー麓にはカービーカフェがあって、先日天王寺のカービーカフェに行き、カフェはなくテイクアウトのみだったのにがっかりした娘は「おおっ」と喜ぶも、こちらは完全予約制。カービーって人気なのね。
さて、スカイツリーに登る時間となり、エレベーターで350mまで上がる。
前日はよく晴れていたのに、スカイツリーに登った時はあいにくの雨。娘に「ママ〜」と言われる。すまん。
さらにエレベーターに乗って展望回廊まで。450m。
なんでみんな高いところが好きなんだろうね。
私、実はあまり高いところからの景色とか夜景とか興味ないのよ。
若い頃も、夜景とかドヤ〜って感じで見せられて「わーすごーい」なんて言っていたが、内心興味が持てなかった。(嫌なやつ)
ちなみに我が家も高台にあって、景色がよく見える。夫の希望により選んだ土地だが、現在夫は高所恐怖症である。
スカイツリーを降りて、ソラマチにてお昼ご飯を食べた後東京駅へ。
私が東京にいた頃(約20年前)は、ずーっと工事中だった駅舎を見たい!!!と子どもたちに主張し、駅舎を見るために外へ。
「あっちに行けば、皇居だよ。皇居は見なくていい?」と息子に聞いてみる。
「そうやな、大日本帝国国民としては見なあかんかもしれんけど…」と息子。
いや、大日本帝国国民ちゃうけどな。
疲れの方が勝ったようで、今回は遠慮するらしい。
息子に「東大は?」「国会議事堂は?」「警視庁は?」とあれこれ確認したものの、どれも見なくていいと言われる。コナンによく出てくる警視庁なのに…。
まあ…見なくていいのかな。
ちなみにスーツケースを先に帰る夫に託したものの、仕事にスーツケースを持っていきたくないという夫は、新幹線の駅にスーツケースを預けておくということで合意。我々が新幹線駅に着いた時に、取りに行くことになっていたが、預かり証を持っていかなければいけないとのこと。
という夫から、スパイ映画のような動画が届く。
預かり証を証明写真機のカーテン後ろに隠しておいた、というのだ。
この場所の、証明写真機の中のこの位置に預かり証を隠しています、という動画。
新幹線駅につき、その証明写真機を見つけて、中を除き、動画にあったようにカーテンを開けて見てみると、本当にそこに預かり証が隠してあった。
なんか、シティハンターみたい。(xyz)
いや、違う?
皆さんも、証明写真を撮ることがあったらカーテン後ろを覗いてみるといいかもしれない。
もしかしたら、そこに秘密の手紙が入っているかもしれない。