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#ミリオン11th ライブ延期と、でらますミリオンと、楽屋花企画について

このnoteは、アイドルマスターを知っている方、ミリオンライブを知っている方、そして私が実施した楽屋花企画に参加いただいた方に向けた内容です。いわゆる怪文書です(汗
誤字脱字等、適宜微修正する可能性があります。

「ライブ延期になったというのに、立ち直り早いなぁ‥本当にミリオンライブが好きなの?ライブを楽しみにしていたの?」と思われた方もいるかもしれません。もし思った方が居ましたら、また時間のある方は興味があればお読みください。

「例の楽屋花企画は今後どうするの?」という企画参加者さんは、「楽屋花企画について」へ飛んでください。前の部分を読む必要はありませんが、興味があれば程度ということで。



1. 開催延期の公式発表

11/08(金) 夜‥。

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 11thLIVE in 愛知・Aichi Sky Expo、いよいよ明日に迫っています。

しかも今回は主演公演ということで、
DAY1 Atelier ROCOMOTION!!
DAY2 百合咲き誇るレムリア
という二段構え。

何より、長年
「担当なんて選べない、皆うちの大切なアイドル達」のスタンスだった自分が、ここ3年ぐらいで中村温姫さんの心意気に触れて大ファンになった事もありまして(もちろん他のアイドル達は今でも同じスタンスです)。
すっかり身も心もロコ担当になった私にとって、まさかの担当主演公演にテンションはMaxでした。

皆さんの素敵なフラスタ企画に参加しつつ、自分は個人で楽屋花を贈ろうかな‥などと思っていました。
そう、思っていたのですが。
「記念すべき主演公演だというのに、ここ最近やってきたような事を今回に限ってやらないのは、後で後悔しないのか?本当か?」
‥と自問自答した結果、やはり企画にして賛同者を募り、応援の声を届けようと決めました。

ロコの素敵なフラスタ企画が沢山あるというのに、ありがたい事に今回も沢山の方にお集りいただきました。本当にありがとうございます。
また、お花に飾るカードのイラストをずぶろか様に描いていただける事となり、ますます素敵な楽屋花になりました。色々とご迷惑をおかけした事もあり、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。
花屋さんからも「確かにお届けしてきました」の連絡と写真が届き、一安心でした。

ミリオンライブが11年目を超えて新しい試みに挑戦するというワクワクが止まりません!思いっきり応援するぞ!
そろそろ最後の準備をして、出発だ!


‥と思っていたら、突然の「開催延期」の公式発表がXのTLで流れてきました。

何度、タイトルを見直したか。中身を読み直したか。偽情報を疑ったか。

2. 頭の整理

2.1 罹患された皆さんは大丈夫なのだろうか

自分も新型コロナウイルスに感染した経験があります。
私の時は、なんか体がおかしいな‥と思ったら、半日程度で急な高熱と共にヤツが猛威を振るいはじめました。「とてもじゃないけど動けない」状態が2日続き、正直、死あるいは後遺症を意識しました。
3日目からはようやく普通の食事もとれるようになりましたが、その後、息苦しさは1か月近く続きました
人によって症状は全く違うようです。裏を返せば「もっと厳しい」状態にもなりかねないということです。

あの苦しみを知っている身としても「自分達の楽しみためにライブをしてくれ!頑張れ!」とは思えません
また「いくら対策をしていようと、無理なものは無理、かかる時はかかる」ということも当然分かっています。マスクだって意味はあっても完全ではありません。
今はただ、快方に向かっている事を祈るばかりです‥。

2.2 アイドルマスターは、ミリオンライブは大丈夫なのだろうか

言うまでもなく、バンダイナムコは、エンターテインメントをユーザーに提供する企業です。
アイドルマスターシリーズはそのエンターテインメントコンテンツの一つです。エンターテインメントは、遊びと言い換えることもできると思いますので「遊び」と呼びます。(違和感があれば「娯楽」と読み替えてください)。
ですが提供している側は「遊び」でなく「ビジネス」です。ここで言う「遊び」や「ビジネス」について、決して悪い意味合いで言っているのではありません。
とにかく、これだけ大がかりになってしまったアイマスシリーズのビジネス。「赤字じゃなければOK~」といった規模のコンテンツではありません。

そして経営者とは、常に「リソース(人・物・金)は一番儲かる所に割り当てる」生き物です。社会人としてある程度の経験を持つ方は、既に知っている事でしょう。

今回の決断を迫られたスタッフの皆さんは、きっと「どうにかして開催できないか、開催して問題ないと言えるものになるのか」を考えに考え抜いた上で、断腸の思いの結論だと想像に難くありません(もしかしたら、その検討にキャスト&ダンサーさんも混じっているかもしれません)。
ここで言う「スタッフ」とは、当然ながら、ステージに登壇する「アイドル/キャスト&ダンサー」の皆さん以外の全てを指しています。
もしライブBDをお持ちで、かつ興味がありましたら、どんな役割を持ったスタッフさん達がどれだけライブに関わっているのか、パッケージに入っているジャケット写真の裏などを眺めてみましょう。そして想像してみましょう。
(叩かれるかもしれない覚悟でエライ人がポストしてくれていたので、ご紹介)

先ほど、「遊び」を提供している側は「ビジネス」だと言いました。日々の生活がかかっているレベルに真剣です。そう、絶対に延期したいわけがないのです。
延期するということは、収入が減るのに支出だけが大量に発生します。
仮にこの時点で次の日程が決まったとしても、とてもとてもエライ人達が納得できるレベルでの費用回収ができるかどうか‥なんて、詳細に分かるはずもありません。

じゃあ、もっと早く中止するほうに舵を切る事ができたのでしょうか。それを判断するための情報がいつ入手できたというのでしょう。1週間前?3日前?1日前?
あくまでも私1名+家族1名の経験談ですが、もし私が登壇する側の人間であれば「ライブ開催1日前に自覚症状を認識」です。体調が不安定な事を、緊張やレッスンの疲れと勘違いしたかもしれません。

ミリオンだけで10年以上もやっているのだから慣れたもの、異変にもすぐ気が付くはずでしょうか。数千人~数万人の前で歌う事に、本当の意味で慣れる事ができる方は相当なステージ数をこなしている事になります(後は性格によるところもありそうですが)。体調不良である事にいつ気が付けたのでしょうか。
ここまで想像して「延期の判断が遅い」など私には思えませんでした。

そしてこれは言いたくもありませんが、もし延期でなく「100%中止」になったら‥さらに支出だけが増えます。

ヤバい。
キャストさん・ダンサーさん達はもちろんのこと、スタッフさんの無念と、のしかかる責任の重圧も、私ごときには計り知れません。

新しいチャレンジには常にリスクがつきものです。今回、ミリオンライブ!の考えた演出は、そのリスクを回避する策が足りていなかった。
でも、そのリスクの回避策にはあらかじめ多くのリソースが必要です。企画担当者は「ここまで回避策を考えておいたほうが万全だ」と考えて提案しても、とてつもないコストになり承認されないものです。だから常に企画を考える人間はバランスを見極めなければならない。
その結果失敗したとしても、痛い目を見ることで、ようやく更なる対策が打てるようになるものです。
‥でも「もう痛い目に遭いたくない」と考えてしまう経営者のなかには、リスクを取ってチャレンジをしなくなる方も居ます。それだけ責任も重く、だからこそ、立場が変われば意見も変わるものです。

ヤバい。本当にヤバい。
ここから先に予想できる事は、もう書きたくもありません。
皆さんの想像におまかせします。


後ほど「延期に対して文句を言えないような流れを作るなんて、言論弾圧だ」的な意見もTLで流れてきました(誇張していたらごめんなさい)。
誰が言ったとかは問題じゃないのでソースは貼りませんし、悲しい気持ちは一緒だと思っています。
また、(スタッフさんに対して、という事を含め)不平不満や悲しみはいくら言っても良いと思います。自分の発言にきちんと責任が持てることと、誹謗中傷でなければ‥。

思いが溢れてお花を贈った方も沢山居るでしょう(私もそう)。素敵な応援広告もありました。
私も賛同者として参加しつつ、小さいながら楽屋花の企画を実施させていただきました。
「遊びでやってない、どれだけのエネルギーを注いだと思っているんだ」的な意見も流れてきました。そう、私達はただ、お祝いの想いを、伝えたい方に伝えたかっただけのはずです。
でも先に書いた「ビジネス」でもないはず。そうでないと「応援する立場のプロデューサーが取った行動」が、「愛情の押し売り」に近づいてしまうと思っています。
ライブの開催方針にもある通り、我々は受け入れるしかありません。そして納得いかないなら、しかるべき所に正しい方法で伝えましょう。


2.3 今自分にできることは何か

今回の発表を受け、しばらく立ち直れない、色々な事情で行くことを断念せざるを得ない同僚も沢山居たはずです。
どうか、諸々回復するまで無理をせず、次の機会を待って欲しいです。
願わくば、アイドルマスターを嫌いにならないで欲しいです。

でも自分は、じっとしていられない性分のようで。
「大切な人達に面と向かって言えない事は発信しない」
「ネガティブの発信・行動より、ポジティブの発信・行動」
‥という基本理念があることと、何より当初の予定通り動いている企画はファンとしてもプロデューサーとしても少しでも盛り上げて成功に寄与したい。
そう、ライブは延期となってしまいましたが、でらますミリオンのコラボ企画がライブ期間に合わせて既に始まっているのです。
このコラボ企画に賛同してくれた関係各位様は、名古屋に訪れてくれる事を前提に動いているのです。

よし。現地に納品された楽屋花の今後については、移動中含めどうするか別途考えよう。
でらますミリオン企画は予定通り楽しんで、その結果を今一番辛い想いをしている方たちに届けたい。
どんなに気を付けていても病気や怪我は急になってしまうものだから、どうか悲しみが落ち着くまでゆっくりして欲しいと伝えたい。
私はそう判断しました。

一緒に行く家族にこれらを説明した結果、二つ返事で「行こう」と言ってくれました。理解してもらえて良かった‥。


「開催延期」の発表からここまで、30分~1時間以内の出来事です。
やっぱり切り替え早いなぁ‥と言われてしまうかもしれませんが、

全然立ち直っていません。
アイドルマスターが、ミリオンライブが大好きです。
ライブめっちゃ楽しみにしていました。

ただ、じっとしていられなかっただけですね。

そして、特に強く応援している765プロのアイドル達が、さらに担当でもあるロコがリアルの場所で活躍しているんです。
しかも、私にとって、ずーーーーーっと念願だった美術館とのコラボですよ。ここまで、行かない理由を色々あれだこれだと理由付けはしたものの、その場に行かないという選択肢はありませんでした。
きっと中の人である中村温姫さんも、ロコの活躍を祈って訪れてくれたに違いない。
(そして、やっぱり訪れてくれました!)

(中村温姫さん、あなたって人は‥(泣))


そして、同じように「行くよ!」「行けるよ!!」と言う同僚Pだって、居るはず。
家族には「では予定通り出発しよう」と話し、風呂で温まりつつ思いっきり目から水を吐き出して、最後の準備を整えて車で出発しました。

3. でらますミリオン

前乗りで来ているからどうしようもない、という方も沢山居たと思いますが、それでもこの土日で想像以上に沢山の方が名古屋集まってくれたように思えました。嬉しい‥。
土地勘が不足していることと、事前のルート検討がざっくりしていたことで、コンプリートはピンク台紙のみでした。
期間は12/22までです。今回の事もありますので、もう一度遊びに行きたいと思います!
写真は山ほどありますが、今回は二枚だけ。

11thLIVE、また皆で集まれることを祈って
でらますミリオンの思い出 Part 1(Part 2以降はまた行ってから)


4. 楽屋花企画について

参加いただきました皆さんの応援の気持ちを引き継ぎ、次のようにしたいと思います。

4.1 11thLIVE 再開催時の楽屋花企画について

企画主のやむを得ない特別な事情があった場合(企画TwiPlaの「●注意点」にも記載している文言です)を除き、再度、楽屋花企画を実行します。
皆様には再度案内を送りますが、例え参加いただかなくとも、皆様のお名前は次の楽屋花企画にも「参加者・プロデューサー一同」として掲載させていただきます。
ただし公平性を保つため、返金を希望された方はお名前を削除することになります。どうかご了承下さい。
ただ、できれば、ぜひまた参加いただけたらとても嬉しいです。その時が来ましたら検討よろしくお願いします。

4.2 返金について

既に報告した通り、ライブ延期連絡より前に、現地に無事納品されています。もちろんその前に支払い済みです。
元々返金は特に考えておりません。
‥が、残念ながら納得いただけない場合は個別に対応します。私宛にDMを送ってください。

4.3 中村温姫さん宛ての連名プレゼントについて

既に報告した通り、別途、事務所に発送します。できる限り早く対応しますが、同時に発送する個人のお手紙を書き直す時間をください‥文才が無いので、悩んでいる所です(汗)

4.4 精算について

後ほど、現時点の途中経過をXのグループDMにて報告します。

4.5 [本企画外]参加記念品企画

既にお伝えしていました、楽屋花企画とは別の+αとして検討中「参加記念品企画」(「11thLIVE開催祈願」でしょうか)について、続投します。
期間限定の素材を使っているため先着15人数限定作成になりますが、実費800円+送料(手渡しできる方は送料不要)をいただける方に向け制作します。後日新しいTwiPlaで募集をかけます。
※無いと思いますが、もし15名以上の希望者が来たら対応策を打ちます

私が、温姫さんとイラストを提供いただいたずぶろかさんに向け、お礼を込めて形に残るものを渡したいと思ったのと、企画を頑張ったご褒美として御相伴に預かれたら嬉しいな‥そしてせっかくだから、参加または賛同いただけた方に向けても‥と思い至ったものです。

もちろん無理にとは言いませんのでご安心ください。制作数は既に決めざるをえなかったので、余ったらそれまでです。
ですが、もしよろしければ、11thLIVEが再開した時にはこちらを一緒にライブ参加or鑑賞いただけたら幸いです。

何か質問がありましたら、私宛のX DMに送ってください。
引き続きよろしくお願いします!



5. 最後に

新型コロナウイルスが未だに我々の生活を脅かしているという事実、そしてミリオンライブの新たな試みに対するリスクが顕在化してしまいました。

ですが本来、ステージで活躍するアーティストは代わりが効かないものです。だからこのリスクは「当然と言えば当然」でもあります。

一方で、このリスクを乗り越えるための新たなチャレンジを実行するチャンスでもあります。
そう、きっとなにか手はある。
後は、我々に納得してもらえそうな内容か、そのリソースを割くというリスクをどう許容できるか‥スタッフの皆さんのアイディアと上への提案・交渉にかかっているわけですが‥迷ったらアンケートとか取って欲しいですね。
もちろん、それもそう簡単ではない事(集めた意見を分析するコスト)も理解していますが。

この11thLIVEで表現しようと考えたアートと物語、もう一度、日の目を見るチャンスがあると諦めずに待ちたいと思います。

そして、今できる事をマイペースで続けたいと思います。

これを読んでくれた皆さんも、周囲が何をしているかとか気にせず、マイペースで行きましょう!

以上

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