NY駐妻に人気!コロンビア大学ESL(英語授業)について
多くの日本人の駐妻さんが通われているコロンビア大学主催のESL(英語授業)。2024年秋タームの募集が8/27までやっているのでご紹介しようと思います。
私はこれまで2024年春ターム(2月〜4月)と2024年夏ターム(6月〜8月)の2回通っていますが、今後もリピートしようと思うくらいオススメです!
※正式名称はCommunitiy Language Program(通称CLP)。詳細は下記HPにて↓
1.場所
・コロンビア大学Teachers Collegeキャンパス
(525 W 120th St, New York, NY 10027)
キャンパスはマンハッタンUpperWestにあります。最寄り駅は1番線116th駅で、駅から徒歩5~10分程です。(このエリアの治安については、特別に心配する必要はありません。)
2.料金
4技能すべてが学べる総合コース(ESLコース)で、60 時間(週3回2時間×10週間) 450ドル (+別途教科書20~40ドル)
はじめて通われる方は、まずこのコースを選ぶことが多いです。
その他、各技能に特化したコース(発音、Writing、会話など)は各コース30時間で350~400ドル前後です。
3.スケジュール
春(2~4月)、夏(6月末~8月)、秋(10月~12月)の年3回通うチャンスがあります。各ターム開始の2か月前くらいから申し込み受付をしているので、都度HPをチェックしてみて下さい。(メルマガやインスタをフォローしておくと割引キャンペーンの告知もあったりするのでお得です!)
コースによって曜日や時間帯は異なりますが、ESLコースの場合、月・水・金で午前中(9:00-11:00)または午後(19:00-21:00)が選べます。
4.事前クラス分けテスト
初めて通われる方は、事前にクラス分けテストを受ける必要があります。直接、Teachers Collegeに行くか自宅受験を選べます。(私は直接キャンパスに行き受験しました。)
テストは大学のPCルームでPC使って各々受験します。内容は、文法・Reading・Writing・Listening・Speakingの全てです。
「難しくて全然できなかった」と言われる方も多いので、全然分からなくても心配しなくて大丈夫です!自分のありのままのレベルのクラスで受講した方がいいと思うので、特に勉強していく必要もありません。
なお、このテストは初回申し込み時にしか受けることができません。継続して通われる場合は、自動的に前回のレベルから1つずつ上がっていくようです。
クラス分けテストの感想はこちら↓
5.授業の様子・内容
以下、私が通っていたESLコース(レベルは中の上くらい)の感想です。
初日は自己紹介や授業のイントロダクションがメイン。身構える必要はありませんが、簡単に自己紹介を考えていくと安心だと思います。
その後の授業は、教科書をベースにしつつ、先生によってやり方が大きく異なります。特定のテーマについてクラスメイトと話すアクティビティや、ロールプレイ、ディクテーションなど先生が考えた様々なアクティビティを行います。日本のように文法を学ぶ座学の時間もありますが、それよりも断然会話する機会は多いです。
■クラスメイト
・人数:10人前後
・国籍:日本人は半分くらい。そのほか韓国、ロシア、チリ、スペイン、フランスなど
・年齢層:20~30代がボリュームゾーン。
※私が通っていた平日午前中のクラスは、日本人だと20~30代の子無し駐妻さんが多い気がします。
・男女比:2:8割くらい
私はNY図書館主催の無料ESLにも通っていますが、そこの生徒と比べると、生徒のレベルが高く授業姿勢が良い気がしました。
■先生
コロンビア大学ESLは、Teachers Collegeの学生が先生をするため、他の語学学校よりもお安い価格で授業を受けられる仕組みとなっています。そのため、先生には当たりはずれがあると聞きますが、私は今のところとても良い先生に恵まれています。
授業の様子は録画されており、先生も自分の先生に評価される立場なので、真剣に取り組んでいる印象です。
私は春セメスターは中国の女性2名体制、夏セメスターはブラジルの女性1名が先生でした。ネイティブではありませんが、ネイティブがよく使う表現を教えてくれたり、発音指導などもしてくれます。
■テストや宿題
30分以内に終わるちょっとしたWritingや文法の宿題がほぼ毎回でます。難しくはないので、特に心配しなくて大丈夫です。
数回おきにテスト(筆記&Speaking)がありますが、そこまで勉強しなくてもみんな高い点数が取れるような内容になっています。
また、学期末には5分程度のプレゼンテーションテストもありました。私は今まで英語でプレゼンをしたことが無かったので、プレゼンがあると聞いたときはドキドキしましたが、実際にやってみると楽しく、(原稿も用意できるので)そんなに構える必要はありません。
テストの点数や出席率によって、修了証がもらえるかが決まります。また、成績によって次回継続する場合のクラスのレベルが決まります。
6.私が2回通ってみた感想
初めてクラス分けテストを受けに行った時、まだ渡米して1か月もたっていなかったので、まともに英語が話せませんでした。(教室の場所を聞く時も、"Where"、"◎◎教室"?という単語の羅列で精一杯)
しかし、コロンビア大学のESLに通ってから確実に英語力が向上しました。(特にSpeaking)今では英語で電話がかけられるようになりました。
図書館の無料ESL(別記事に記載)よりもレベルが高く、通うたびに英語力が大きく向上したと感じます。先生だけではなく、クラスメイトの話す英語から学ぶことや刺激を受けることもとても多いです。
次のタームもESLコースを受けようと思っています。ESLコースを受けた後、次はConversationコースやPronunciationコースを受けたいという方も多いイメージです。(日本人からしたらESLコースの文法は非常に基礎的な内容だからかもしれません。)
授業外でお茶に行くような日本人の友達も複数できました。NYの情報交換をできることは間違いなく大きなメリットの一つです。