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千年の響きを未来につなぐ!こども六斎教室成果発表会
こんにちは、区民レポーターのあやです!
皆さん新年の初詣は行きましたか?
私は家族みんなで参拝に行き、おみくじを引いたり屋台の食べ物を堪能しました。
お寺や神社といえば「お祭り」。夜に響く太鼓と笛のお囃子(はやし)は
真夏の蒸し暑さを吹き飛ばすようなスカッとした気分にさせてくれます!
個人的に南区の代表的な芸能というと、「六斎念仏」じゃないでしょうか?
皆さんは見に行ったことはありますか?
六斎念仏は千年前の平安時代に始まり、
今ではユネスコ無形文化遺産に登録されている歴史ある芸能なんですよ!
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今回こども六斎教室の成果発表会が久世西小学校で開催され、
取材しに行ってきました!
●開演前の様子
体育館は人でいっぱい!
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前列には鮮やかなユニフォームやはっぴをまとう子供たちが出番を待っていました。
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ステージには太鼓などの打楽器がセッティングされています。
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参加される教室は5団体。
一部の演目は「四つ太鼓」を各教室ごとに演奏されます。
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●地域によって異なる音色の様子
開演前に、京都こども六斎教室の副代表である藤田加代さんにお話を伺うと
300人もの子どもたちが教室に参加しているとのことでした。
「六斎念仏の『てんてん、とことこ』というリズム、鳴らし方は自由なんです。子供の感性に沿って叩く楽器が四つ太鼓の特徴ですよ」
お話のとおり、四つ太鼓のリズムや響き方は教室の特徴がでていました。
向かい合わせで叩く複雑なパフォーマンスに、会場に響き渡るくらい爽快な演奏も!!
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2部で行われたのは天狐・猿回し太鼓などの演目。 演奏に合わせて狐や猿に扮して子どもたちが舞を披露してくれます。
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演目終了後、こども六斎教室の女の子にインタビューしました。
「ここで演奏するのは初めてです。私達の教室と似てる箇所があったり、違う鳴らし方を発見できたり良い経験になりました。」
確かに、寒さに負けない熱いパフォーマンス、ドキドキさせてくれました!
こども六斎念仏の皆さんお疲れさまでした!
この芸が末永く続きますように!
京都こども六斎教室連絡会のホームページはこちら
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