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待ち続けた『7ORDER再始動』

10月10日、「7ORDER LIVE [ONE,] - DUAL Endroll」の詳細発表とともに、7ORDERの活動が再開された。それに合わせてアーティスト写真も一新。美勇人くんの脱退発表以来初の集合写真も公開された。
やっぱり気になってしまう「・・・ 1人、足りない」。ほかの仕事で不在でもない、7ORDERはもう6人なのである。4ヶ月経ってもまだその現実を受け止めきれない自分が居た。
 
先に日程のみ発表されていたツアーに2024年1月1日(月)「東京国際フォーラムホールA」の追加が決定し、その日をもって7ORDERの「第一章」は終幕することも発表された。
同日更新されたMOVIEには、あれから4ヶ月弱経過した6人のありのままの姿が映し出されていた。以前とは何か大きく違って見える。明るく振る舞う6人の中に、大きな悲しみを受け止めて、必死に乗り越えようと努めてきた痕跡が確かに窺えるのだ。
 
前の事務所を辞めることになったときの彼らの哀しみは計り知れない。誹謗や中傷にも晒されただろう。しかし7人が一丸となって、懸命に、道なき道を切り拓く姿には希望しかなかった。彼らの明るい未来が楽しみで仕方なかった。
今や前事務所も泥船のよう。「辞めておいてよかったね」アドバンテージを噛みしめる今こそ、7ORDERが認められる時だったのではないだろうか。でもこのチャンスに美勇人くんは居ない。これからというときにメンバーを失うという、またも「かわいそうな人たち」になってしまっていることが残念でならない。7ORDERはなぜ順風満帆に進めないのだろう。
 
自分だけでなく、6人の運命をも大きく狂わせた美勇人くんの目には、ステージに立つ選ばれし者にしか味わえないあのライブの高揚感を手放し、2年の間引き留め続ける6人の手を振り払っても尚、優先せねばならなかった道の先に何が見えているのだろう。
脱退後の美勇人くんの活動を見ていると、やはりバンド活動とクリエイターの両立は難しかったのかと思わざるを得ない。単純に美勇人くんのアートは素晴らしい。その才能を伸ばしながらツアーの準備をすることは厳しかったのかな。それでも名前だけでも残しておいて欲しかったと思ってしまう自分がいて、未練がましくて申し訳ないです。
 
真田くんは、映画「30S」のトークイベントでも必ずといっていいほど言い間違えていましたが、もう手放しに笑えなくなってしまった。真田くんの言い間違いは、平和な環境があって初めてネタにできたのだ。この記事もずっと更新が止まったままです。

トークイベントにシークレットゲストとして諸星くんがやってきて、真田くんの間違いを気持ちいいくらい全部きれいに回収してくれた。そんな仲間の姿に、笑うより涙が止まらなくなった。7人がただ楽しそうに笑っている、そんな姿が当たり前でなくなった。儚いものであったことを思い知らされた。
 
お別れはいつも寂しいものです。ただどんな現実に直面しようと、それでも前を向いて進もうとする7ORDERをこれからも応援したい。傷ついた分、ひとは強くなる、苦労した分、その先に必ず幸せが待っていると信じて。

「7ORDER物語」は必ずハッピーエンドで終わらせましょう!