ディズニーワールドは夢の国‥(その1)
毎年5万マイル搭乗ノルマを達成するには、夏休みにロサンゼルスまで行くだけでは足りないので、アメリカ国内を西から東まで移動する必要があります。飛行機で5時間ほど、時差は3時間。安全面に気を遣わずにのんびり出来る所で、宿代が安いところ‥と探して見つけたのがオーランドのディズニーワールドです。山手線二周分がディズニーの私有地でセキュリティは一応確保済。ディズニー直営のホテルだと宿泊費に空港までの往復バス料金がセットで一部屋100ドル以下。ということで初めはポップセンチュリーという所を選びました。
まぁ、一番安いホテルなので建物自体は団地的な構造なのですが、40年代、50年代と分けたゾーンに合わせて内装や外装を工夫してて、外壁にパックマンやサイケ柄が描いてあるのが凄く楽しい。
部屋も、大人二人子供二人くらいなら十分な大きさで、東京のディズニー周りのホテルに比べて凄く良心的でした。食堂は安カフェテリアでしたが、美味しいものが食べたければ他のエリアのレストランを予約すればいいだけの話ですし、夕食時にはMom's out nightというB級感たっぷりなテレビディナー(変な店より美味しい)が割安で出てて中々良い感じです。これが小説で読んだテレビディナーか‥と感慨深くいただいておりました。
園内はざっくり、有料のでかいプールが二つ、遊園地(orサファリパーク)が四つと土産店やアルコール・葉巻を出す大人向けエリアに分かれてて(+ゴルフコースが4つくらい)それぞれのエリアが無料バスやフェリーで結ばれてます。各エリア間はバスのスピードから見てざっくり5-20キロほど離れていたでしょうか。著作権にうるさいキャラクター類はマジックキングダムというディズニーランド的な所に集められていて、他の三つのエリアはエプコットという万博公園的な所、ハリウッドスタジオという絶叫&実写映画系を扱うところ、アニマルキングダムというサファリパークになっています。アニマルキングダムは動物に合わせて閉園も早めなのですが、その他のパークは、持ち回りで一般閉園後2−3時間、直営ホテル宿泊者の貸し切りになります。そういうわけで夜中の1時に絶叫マシンに乗れるし、そもそもお子様とゾーン分けされてるので非常に気が楽でした。
で、エプコットにはモロッコ料理のレストランがあるのですが、生演奏+ベリーダンスを見ながら食事を頂けるのにけっこう予約が取りやすいということもあり、その後ちょくちょく行くことになるのでした。
ハリウッド系のパークだと、エアロスミスを爆音で聞かされながら宙返りするコースターや、落ちる奴(雑な言い方)がトワイライトゾーン風味になってたりで、真夜中の丑三つ時に乗ると大変よろしい。あと、カーアクションショーもスタントさんが体を張って落ちたり炎上したり。そして、無料エリアのチョコレート専門店ギラデリのパフェのでかさよ。
で。まぁ、こういう物を見ちゃうと、着ぐるみのないエリアと地元のスーパーとホテルのプールで遊んでればよかろうという感じになったのですね。そんなわけでシンガポール発券ループでよく使うことになったのでした。
(ここまでやられると、日本のディズニーランドって高いなぁ‥という気もします)