家畜の気持ちがわかった。
16日間、家族で旅にでました。
南伊勢町から離れ、九州を回りました。
いつもは車で行くところですが、私は妊娠7ケ月ということもあり
大阪~鹿児島までの船旅です。帰りも新門司港~神戸までの船旅で帰りました。
この旅で感じたことは、私、頭いつもフル稼働だってこと。
車が通ればその車種、乗ってる人、だいたいの生活スタイル、これからどこへ行くか、ナンバーに意味があるのか、どんな服きてるのか、どんな暮らしをしてるのか、何に興味があって、何を考えているのか…
なんてことをだーーーーっと頭の中で妄想してしまいます。
それを旦那に言ったら「そんなこと考えて、車に乗ってない」と一蹴。
私にとったら結構な衝撃の事実で、みんなそんなもんだと思っていた。
サービスエリアに入ると店の陳列だったり、人数配置だったりが気になり、メニューを見れば何を売りたいのか、何があまりでないのかとか、値段設定、椅子の色とか壁の素材とか、ゴミ箱の位置とか全部気になる…。
それに加えて子どものこと見て、今目の前の会話をしたりするもんだから夕方になると結構頭つかれちゃって…。
私疲れやすくて、ずーっと体力がないと思ってたけど、ただ頭使いすぎなんじゃ?!
ということに、この旅で気づいたわけです。(遅いな)
でも、いつからこんなことになったのか‥昔からそうだったのかと言われるとそうではないような気がする…確かに人を見たり、大人の話を聞いたりするのは好きな子どもだったけど。
んー建築を学んで色々な建物を提案したり、仕事でデザインをするようになってからだな。「自分ゴト」「自分でつくる」「自分でやる」ようになってから気になるようになったんだな。自分でいろんなことに挑戦するってことですべての見え方が変わってくる。いつも行ってたお店も、いつも座ってる椅子も誰かが考えて、形にして、ここにある。すごいことだよな。人間すごいな。改めてそんなことを思った旅でした。
長崎の旦那の実家で10日間ごろごろしてたわけですが、上げ膳据え膳でご飯もおいしくて、掃除もしなくてよくて、洗濯もしてもらって…
人間、おなかがいっぱいだと何も考えられない。ってこともわかりました。
ハングリー精神ってほんとその言葉どおりで、ハングリー、おなかすいてないと「やってるでーー!」とならない。もう家畜の気持ちがすごいわかりました!
いいや、このままで。このままで幸せ。どこかに行かなくたっていい。刺激?いらない。なにかを成し遂げなくたっていい。何かをクリエイトしたいとも思わない。毎日おいしいごはん食べて、寝れて、良し!!!という気持ちになってきて、自分の気持ちの変化が面白かったです。
というように、感じたことを記録してこうかなと思いました。
色々頭の中で考えていること表現しないともったいないな。だってこんなに常に考えているんですもの。ははは。
みんなにシェアするというほど大したことではないので、みんなにクスっと笑ってもらって、私がどんな人間かちょっと伝わればうれしいなと。
「いい文章を書くコツは書き直さないこと」(誰かの名言だったけど、誰か言っていたかは忘れちゃった)だそうなので、修正なしでアップします!
シャー!
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